痛み止めをずっと飲み続けても大丈夫なの?注意すべきポイントは?

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世の中には
色々な痛み止めの薬が存在しています。

中には、
毎日のようにお世話になっている人もいるのではないでしょうか。

私も首の痛みや肩の痛みなどで
利用することがあります。

ですが、慢性的にどこかしら痛い、というような人は
「このまま常用していて大丈夫なのかな?」と
不安に思う人もたくさんいると思います。

痛み止めをずっと飲んでも大丈夫なのかどうか、
注意するべき点は何か、その点を解説していきます

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必要ないなら飲まないほうがいい

当たり前のことですが
「必要がない」のであれば、飲まないほうがいいのは事実です。
これは、どんな薬でも同じことですね。

もちろん「必要」であるならば
無理して我慢する方がマイナスになりますが
「飲まなくても大丈夫なのに飲んでしまう」という状況は
プラスにはなりません。

これは、痛み止めに限らず、前提として覚えておきましょう。

常用しても大丈夫なの?

これは一概に「大丈夫です」「大丈夫じゃありません」の
お話ではありません。

痛み止めにも色々な種類が存在しており、
比較的問題が起きにくいものから
常用するべきではないものまで、
色々なものが存在しています。

市販のよくあるタイプのものであれば
常用状態になってしまっている人も
確かに多いですし、そう簡単にやすやすと
何か問題が出るようなことは
あまり考えられませんが、
それでも100%大丈夫、とは言えません。

例えば、上でも書いたように「必要なのに飲むように」
なってしまったら、それは中毒的な状態に
なってしまっていますし、
用法を守らずに適当に飲めば健康被害などの
リスクもあります。

そのため、市販のよくあるタイプのものだったり
病院で医師の診察を受けた上で処方されているものであれば
過度に心配する必要はありませんが、
使い方によっては、トラブルになる可能性もありますので
注意をしましょうね、ということです。

では、どのような点に注意をすればよいのかを
見ていきましょう。

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続くようなら病院で診察を受ける

まず、痛みの原因が分かっていない、
あるいは自己判断でそのまま来てしまっているような場合
「痛みが続く」のであれば痛み止めを飲むのではなく
病院の診察を受けてください。

痛みとは身体の危険信号です。
ある程度で落ち着けばよいですが
痛み止めの服用を続けても落ち着かないような場合
重大な病気などが隠れている可能性があります。

痛み止めはあくまでも「痛みを抑えるもの」であり、
痛みの原因となっている根本的なものを治療
するためのものではありません。

何らかの病的なものが原因となっている場合、
それを治療しない限り何度でも痛みは繰り返しますし
最悪の場合、治療が手遅れになったり
余計に時間がかかるようなことになってしまう
可能性もあります。

癖にならないように注意する

痛み止めを飲まないと不安…みたいな
そんな状況にならないように注意です。

それは一種の依存状態であり、非常に危険です。

普通の痛み止めなどでも
「症状もないのに」常用を繰り返していると
そのような状況に陥ることがあります。

「必要ないときには飲まない」
これを徹底するようにし、
「ないと不安…」みたいな状態に
なってしまわないように、注意が必要です。

用法は絶対に守る

市販の痛み止めの場合は
商品パッケージや添付の説明書に用法が
必ず書かれています。
それは絶対に守るようにし、
独断で、服用する回数を増やしたりしないように
してください。
思わぬ事故に繋がる可能性もあります。

また、病院などで処方された痛み止めの場合も
医師に言われた通りに服用するようにし、
独断で変な使い方をしないよう、注意です。

これは、痛み止め以外でも言えることですが
絶対に、変な使い方をしないよう注意しましょう。

用法を守らず、おかしな飲み方をしていると
病院送りになったり、最悪の場合は
命に係わる可能性もあります。

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効き目が薄れていく可能性も

痛み止めに限った話ではなく
同じ成分の薬を常用し続けることにより
だんだんと効き目が出にくくなる恐れがあります。

痛み止めも、ずっと使っていると
いざという時の効き目が薄くなってしまったり、
そういう可能性は十分にあります。

とは言え、本当に痛いときに服用する分には
仕方がないので、それをやめろ!とは言えませんが
「大丈夫」な時にまで飲んでしまったりしないように
注意しましょう!

異常を感じたらすぐに使用を中止する

痛み止めを服用して
異常を感じた場合はすぐに使用を中止してください。
今までずっと平気だったのに、という場合も
同様です。

私も、痛み止めの中で
とある成分が入っているものを服用すると
体質上合わないのか、湿疹だらけに
なってしまう症状が出ます。

ごく普通の市販のものでもそういう症状が出る可能性がありますし、
特定の成分だけ、そういう症状が出る可能性もあるので
注意するようにして下さい。

まとめ

必要以上に神経質になる必要はありませんが、
しっかりと用法を守ること、
必要ないのに使わないこと、
異常を感じたらすぐに服用を中止することは
基本とし、

痛みが消えない場合や繰り返す場合で原因が
分かってなかったり、最近痛みの感じが変わったりしたのであれば
痛み止めだけに頼らず、しっかりと病院の
診察を受けることが大事になります。

ずっと使っていて大丈夫か?という質問に対しては
種類・体質・自分の持病・用法など
色々な条件が重なってきてしまいますので
「大丈夫」と断言するようなことはできません。

少なくとも、ネット上に「あなたが痛み止めを飲み続けても大丈夫か」
という答えは絶対に載っていないので、
上のような注意点を守りつつ、
心配であれば病院などで相談してみてください。

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