お店の店長だけど異動したくない!そんな場合はどうすれば?

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お店の店長になると、
あなたが雇われ店長の場合
”異動”をすることになる可能性も高まります。

実際に私が知っている店長も、
数年に1度異動していたり、
早い店長は1年経たずに異動になったりすることも
実際にありました。

ですが、中には”店長になったけど異動はしたくない!”と
感じているような人もいるのではないでしょうか。

”異動したくない”場合、
異動しない、という選択はできるのでしょうか。
そんな点も含めて、詳しく解説をしていきます。

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店長になると「異動」の可能性は高まる

自営業などで、自分自身がお店をやっている場合の
”店長”であればそういうことはありませんが、
雇われ店長の場合は、
どうしても”異動”を伴う可能性が
非常に高くなります。

実際に企業の系列店などでは
異動が頻繁に行われていて、
早い場合だと、上でも書いたように1年足らずで
異動になったりすることも実際にあることです。

全国規模で展開しているお店の場合は
九州から北海道に、次はまた関西に、といった具合に
あちらこちらに異動させられる可能性もあるため、
店長になるとこういった”異動”が起きることは
ある程度は覚悟しておかなくてはいけません。

しかし、それでも異動したくない、という人も
いると思いますので、
色々なポイントについて、解説していきましょう。

「異動」は必ずあるの?

これは、勤務先によって異なります。
店長になったからと言って
100%異動があるわけではなく、
雇われ店長であっても、異動がない企業も
場合によってはあるでしょう。

また、異動があるような企業であったとしても、
”たまたま”何十年も同じ店舗の店長で
いるような人もいますし、
何か事情があれば、特別に異動することのない状態で、
やっていくことも場合によっては出来るかもしれません。

加えて、先ほども書いたように
自営業などの場合は基本的に異動だとか
そういうことは(自分で決めるため)ありません。

とは言え、雇われ店長の場合
”異動”が生じる可能性は大きいので、
”絶対に異動がある”というわけではありませんが
ある程度覚悟をしておく必要がある、
というのは一つの事実です。

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「異動」を拒むことはできるの?

店長として働いていて、
別の店舗に異動するように言われてしまった場合、
それを拒むことはできるのかどうか。

これに関しては基本的には
”異動”を指示された場合、
それを拒むことは難しい、というのが現実になります。

会社側が”異動はない”と規則に明記などを
しているなどなど、特別な場合を除き、
異動を指示されてしまった場合は
基本的にそれに従うしかありません。

「イヤだ」で済む可能性は非常に低く、
異動を拒むことで、最悪の場合は解雇などに
繋がる可能性もあるために、
現実的にはなかなか”異動”を拒むことは
難しいです。

店長、という立場の場合、
異動は基本的には多い職業なので、
場合によってはあちらこちらに次々と
異動させられる可能性もある、ということは
覚えておいた方が良いです。

しかしながら”拒む”ことは難しくても
事前に確認などをしておくことで、
ある程度”異動することになってしまう可能性”を
下げること自体は可能です。

そのポイントについても、見ていきましょう。

店長になる前に確認する

もしも、異動したくない!という考えで
店長になる場合は、
”必ず”実際に店長になる前に
異動はあるのかどうか、ということを
確認しておくようにしてください。

最初から店長候補として採用されるような場合はもちろん、
アルバイトから店長に出世するような場合でも、同様です。

一度店長になってしまった後に
”異動があるなんて思いませんでした”では、
やっぱりトラブルになってしまう可能性も高いですから、
この点に関しては、事前にしっかりと
”異動はある”のか”異動はない”のか、
異動があるとしてどのような地域に異動することになる
可能性があるのか、などなど
詳しく確認しておくと良いと思います。

”異動”が気になる場合に関しては
店長になる前に最低限

・異動の有無
・異動する可能性のある場所(主に店舗のある場所)
・異動の頻度

等に関しては確認しておくことをおすすめします。

事情がある場合は先に伝えておく

”異動したくないから”という理由だけでは
なかなか「分かりました」とは、ならないとは思いますが
もしも何らかの事情があって
”異動できない”あるいは”異動してしまうと日常生活に支障が出る”場合に
関しては店長になる話があった場合、
先にそれを伝えておくようにしましょう。

上手く伝えることで、
場合によっては”異動なし”の店長になることが
できる可能性もあります。
(逆に、店長になる話が無くなる可能性もあるので、
 その点は注意は必要です)

私自身も、持病があるために実際にバイト⇒店長に
なった際には異動の有無について確認し、
”異動が無くても大丈夫であれば”ということで
店長を引き受けました。

実際に私はそのお店が親会社の都合で閉店になるまでは
一度も異動はありませんでしたし、
約束を守って貰えたことになります。

ですので、”ちゃんとした事情”があるのであれば
それを事前に説明しておき、
承諾を得た上で店長を引き受ける、ということが
ベストであると思います。

確かに、店長になるお話が来た際に
こういったことを言うと
”じゃあこの話はなかったことに”と、なる可能性も
十分に考えられますし、
”そうはなりたくない”と、いう人もいるでしょう。

しかしながら、黙ったまま店長になって
いざ”異動してください”となった時に
理由を説明しても、それだと会社も困ってしまうでしょうし
”事前に伝えておいた場合”に比べれば
そのお願いが通る可能性もはるかに低くなってしまうことは事実です。

そのため”先に伝えておく”ということが
とても大事になってくるわけですね。

”何となく異動したくない”みたいなものは
通用しませんが、
”理由がある”のであれば事前に話し合っておくことで
異動を拒否できる場合もあるので、
必ず、事前に話し合いを済ませておくように、
意識してみてください。

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そのお店で全力を尽くす

あなたが、会社からして
”必要な人材”になれば
万が一異動になった場合でも”断る”ことが
できる可能性は高まります。

もちろん、それでも断ることができない可能性は
十分にありますが
「普段から売上の低い店長」と
「優れた結果を出している店長」であれば、
後者の意見の方が聞いてもらえる可能性は高まりますし、
前者の場合は、逆に”飛ばされる”可能性も高くなります。

なるべく異動したくないのであれば、
自分が今いる店舗で、一生懸命成績を残す、ということも
大事なポイントですね。

”この人を異動させたら、この店の売上が落ちる”と、
上に思わせるぐらいの結果を出す、
ということです。

ただ、あまり目立ちすぎると、優秀すぎて
異動の話(こっちの店舗も売上を上げてほしい、みたいな感じ)が
出て来てしまう可能性も十分に考えられますが、
それでも断りやすい立場になれることも事実だと思いますので、
なるべく異動したくないのであれば
普段からそれなりの成績を残すようにする、
ということは大事なことです。

まとめ

店長になると、
雇われ店長の場合は、どうしても”異動”の話が
付きまといやすくなります。

どうしても異動したくない!という場合は
上記のようなポイントも踏まえつつ、
なるべく”異動になってしまう可能性を下げる”ような
行動を心がけていくことが、大切になります。

それでも、100パーセントの異動回避は難しいかとは思いますが、
大分、可能性としては下げられるはずです。

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