野球の試合内容があまりにも酷い場合、返金は要求できるの？

野球の試合の中には
時として
”あまりにも酷い内容”の試合も、時々
出てきてしまうものです。

これは、スポーツである以上、仕方のないことで、
いつも接戦になるわけではなく、
一方的に相手チームにやられ続けて、
ボロボロの惨敗になってしまうことも、
実際に起きることです。

こればっかりは、八百長でない以上、
仕方のないことです。
（逆にいつも接戦になった方がおかしいですよね。）

が、とは言っても
試合を現地までお金を払って見に行っているような人から
すれば”こんな試合を見せやがって…”という気持ちに
なってしまうのも、分からないでもありません。

では、実際のところ、
”酷い内容の試合”を見せつけられた場合、
返金などはあるのでしょうか。

その点について解説していきます。

試合内容に関係なく返金は「ない」
まとめ

試合内容に関係なく返金は「ない」

これが、答えになります。

試合内容がどのような内容だったにせよ、
不甲斐ない試合をしたから返金！だとか、
そのようなことはなく、
払ったお金はそのままです。

これは、当たり前のことで、
何らかの理由で試合が中止になったのであればともかく、
試合が成立するまで試合が行われて、
相手チームにボロ負けしたような場合は、
”しっかりと試合自体は行った”わけですから、
返金が行われることはありません。

仮に30-0で負けたとしても
一切返金はないので、
そのことは理解した上で、野球の試合を
見に行く必要があります。

上のスコアは大げさにしても、
ファンの方が見る気を失くしてしまうような
試合が行われることは
時々あることなので、
この点に関しては”理解した上で”
試合を観戦しに行く必要があります。

中止の場合は返金あり

当然のことですが、試合が雨天中止に
なった場合などに関しては
返金が行われます。

これは、試合内容があまりにも酷かった、とは
また訳が違う話になってきますし、
中止になったとなると、
”お金を取った分のサービスを提供できていない”ことに
なりますので、きちんと返金が行われます。

”試合を見るためにお金を払っている”のですから、
”その試合が中止になれば”当然、
お金は戻ってきます。

ただし、野球の試合は
5回（攻撃・守備の兼ね合いで5回表までで成立する場合もあり）
まで終わっている試合成立となり、
これ以降に雨天で試合終了になった場合は
試合成立となりますので、
返金が行われることはありません。

例えば試合前に雨天中止になった場合は返金ですし、
試合が始まっても3回表で雨天中止になった場合は返金されます。

が、試合が6回まで進んでいた場合、6回で雨が強くなり
試合終了になった場合、これは”試合成立”している状態なので、
返金は行われません。
（6回以降の場合は、試合中止ではなく、試合終了になる感じですね）

この辺りに関しては
⇒プロ野球の試合が雨天中止になった場合の方で
詳しく解説しているので
そちらを参考にしてみてください。

クレームをつけてはいけない

試合内容が微妙であった場合でも、
上で書いた通り、返金などは行われません。

スポーツである以上、時に大勝することもあれば、
五分五分の試合を行うこともありますし、
ボロ負けすることもあります。

こればかりは仕方のないことですし、
野球に限らず、スポーツ観戦に足を運ぶ場合、
これはきっちりと理解しておく必要があることです。

もちろん、苦言を呈したり、
叱咤激励をするのは、ファンとして悪いことではありません。

しかしながら、選手を誹謗中傷（批判ではなく、誹謗中傷のほうです）したり、
返金を要求したり、
そういった行為をする人間は
ファンではなく”ただのクレーマー”になりますので、
この点はしっかりと理解しておき、
そのような行為を自分がしてしまわないように、
注意してください。

節度を持って行動していく、ということが
スポーツ観戦にも求められることです。

腹が立ってしまうならテレビ観戦をするべき

試合に足を運び、
”今日はつまらない試合だった”と思うぐらいであれば
全然良いですし、ボロ負けしている時に悔しいと感じたり
”今日見に来て損した”というようなことを思ったりするのは
別に問題はありません。
人間である以上、観戦する側にも、”心”はありますからね。

ですが、現地に観戦しに行って、試合に負けて
クレームをつけたり、
イライラして周囲のファンとトラブルを起こしたり…
そういった問題行為をしてしまうのであれば、
”野球観戦は現地でするべきではありません”

そのまま現地での観戦を続ければ
あなたはいずれ大きなトラブルを
起こすことになるでしょう。

そうなってしまわないためにも、
自分自身がどうしても気持ちを
抑えきることができない、という場合は
現地での観戦は控えるようにして
テレビ観戦にした方が良いです。

テレビ観戦であれば、
（チャンネルの契約とかの費用は掛かりますが）
お金を損した！みたいなことで
怒る必要はなくなりますからね。