野球選手の怪我はどんな影響があるの?怪我をする原因は?

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野球選手は、度々「怪我」をすることがあります。

これは、本人の体力不足とかそういうことではなく、
野球というスポーツ自体が
”怪我”と隣り合わせのスポーツなのです。

それが悪い、という意味ではなく、
現実として、怪我をすることもある、ということです。

では、野球選手の怪我の原因には
どのようなものがあるのでしょうか。
そして、野球選手が怪我をしてしまった場合には
どのような影響があるのでしょうか。

その点について、解説していきます。

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怪我をすることもある過酷なスポーツ

野球に限らず、スポーツは
プレイ中に「怪我」をしてしまうことは
よくあることです。

どんなスポーツでも、怪我をしたり、
身体を壊したりするような選手も多く、
それだけ”全力”でのプレイが行われている、という
証でもありますね。

では、他のスポーツの話はさておき、
今回は野球選手のお話になりますので、
怪我の原因として多いものや、
怪我をした後の影響などについて、
それぞれ詳しくお話をしていきたいと思います。

怪我をしてしまう原因は?

野球選手が怪我をしてしまう原因は、
様々です。
当然、自分のミスなどによるものもありますが、
身体を酷使していることによる消耗が原因のものや、
デッドボールなど、時分ではどうすることもできないことによる
怪我などもあります。
下記に「主な原因」として考えられるものを
それぞれご紹介していきます。

・身体の酷使による怪我
野球選手は、どうしても身体を酷使します。
通常の生活をしている人間とは比べ物にならないぐらい、
腕を始め、色々な部分を連日、野球のために使うために、
腕・足・腰などなど、あらゆる部分に怪我のリスクが生じます。
そのため野球選手の中には、トミー・ジョン手術と呼ばれる手術を
受けたりする選手も多く、
どうしても、身体への負担は、長年のプレイで
蓄積されていくことになります。

・デッドボールによる故障
デッドボールとは、投手が投げたボールが
打者に当たってしまうことを言います。
デッドボールを受けると、打者は、そのまま
1塁に進むことになるのですが、
野球のボールは想像以上に固いために、
デッドボールを受けてしまうと、場合によっては
”怪我”に繋がります。
大抵の場合は、デッドボールを受けて多少痛がる程度済む場合も
多いのですが、当たり所によっては”骨折”などをしてしまい、
そのまま長期離脱(試合に出ることが出来ない)ということになったり、
頭部へのデッドボール(投手は危険球退場になる)は、場合によっては
命にも影響することもあります。

・走塁の際のトラブルによる故障
走塁の際のトラブルが原因で怪我をすることもあります。
例えば、アウトにならないために!と次の類に
ヘッドスライディングをして骨折してしまう選手もいますし、
投手の牽制でアウトにならないように、帰塁した際に
骨折してしまう選手もいます。
これは、全力プレイの結果、ではありますが
チームとしては主力選手などがそれで、長期離脱となってしまうと
困ってしまうために、ヘッドスライディングを控えるような方針に
していたりする場合もあります。

・守備の際のトラブルによる故障
守備の際にも、トラブルが発生することはあります。
ボールが当たったり、全力疾走して足を怪我したり、
球場の壁に激突したり、ボールをキャッチする際に骨折したり、
色々なパターンが考えられます。

・接触などによる怪我
守備の最中に、守備をしている選手同士が、
ボールを追うのに夢中になって接触、結果的に怪我をしてしまったり、
他の選手がアウトにならないためにスライディングしたのが、
守備をしている選手に接触したり、
”選手同士の接触”による怪我も存在します。

・その他の怪我
当然、人間ですので、野球とは関係のない部分で怪我をするような
こともあります。
怪我の原因が当人にある場合は、球団からの評価などに影響する
可能性もあり、普段から、”仕事”をするために管理は
大事になる、ということですね。

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怪我をするとどうなるの?

野球選手が怪我をしてしまうとどうなるのか。
これは、怪我の度合いや場所などにもよります。

例えば、軽いけがなどであれば、
次の試合から普通に出ることもありますし、
数日だけベンチ(代打などで待機)で、試合には直接出なかったり
するだけで回復することもありますが、
重度な怪我の場合は「離脱」と呼ばれる状態になります。
骨折などをしてしまった場合は、当然試合に出ることはできませんから、
しばらくの間は、治療やリハビリに専念することになってしまう…
ということですね。

また、アキレス腱の怪我など、非常に大きな怪我を
やらかしてしまうと、
最悪の場合「今シーズン(今年の野球)」には出られない、
という状況になってしまうようなケースもあります。

さらに重度な怪我の場合は…

さらに重度な怪我の場合、
怪我によって選手生命を絶たれるような事態に
なってしまうことも、実際にあります。

実際にデッドボールなどで選手生命を絶たれてしまった
選手は日本にもいますし、
数は少ないですが、世界に目を向ければ
デッドボールによって命を落としている野球選手も
少数ながら、存在しています。

全体的に見れば、そこまでになってしまう
野球選手は”ごく少数”ではあるのですが、
そういうことも”ある”ということになります。

選手自体への影響は…?

選手自体への影響としては
当然「怪我」をすれば、辛いのは一般の人と同じですし、
上でも書いたように、デッドボールなどで
選手生命を絶たれたり、命を落としてしまったりすれば
本人や、その周辺の人間に対する影響としては
”絶大”と言えることが、分かるかと思います。

一方で、一時離脱をするような怪我の場合も、
その間、試合に出ることが出来ず、
勝負勘などが鈍ってしまう選手もいますし、
例えば、手術などを伴う治療をした場合、
手術前と同じような実力を出すことが出来ずに
成績を落としてしまう…というような人もいます。

また、不注意などによる怪我の場合は特に、
球団からの評価を落とす原因にもなり、
最悪の場合は、来期の年俸が減額されたりすることにも
繋がりかねませんし、
怪我の状況が続けば、故意であったとしても、
なかったとしても、その選手の面倒を
ずっと見続けてあげるようなことは、なかなか厳しいのが現実です。

球団も「ボランティア」ではなく「ビジネス」ですから、
故意じゃなかったとしても、何年もまともに試合に
出れないような選手の場合は、
「冷たい」と感じる人もいるかもしれませんが
「戦力外通告」などが出されて、最終的には
”退団”となってしまう場合も、あるのです。

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けがを確実に防ぐ方法は?

これは、なかなか厳しいです。
確かに”怪我をほとんどしない選手”もいますが、
それでも、デッドボールなど、どうすることも出来ない怪我も
ありますし、身体を毎年のように酷使していれば
いつかは、身体のどこかにガタが来てもおかしくはありません。

なるべく「怪我をしないようにする」と、
いうことは重要ですが、どうしても
避けることの出来ない怪我、というものが
存在しているのも事実です。

まとめ

野球選手には、怪我はつきものです。
それだけ、過酷な部分もあるスポーツであり、
それだけ、それぞれの選手が
全力でプレイしている証であるとも言えます。

試合中にケガが生じることもあり、
野球中継などを見たことのある人は
そういった光景を見たことがある!という人も
いるかもしれません。

選手たちは、ある意味で危険と隣り合わせで
プレイしている、ということになりますね。

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