テレビで料理や名物などを食べて「おいしい」と言ってるのは本当なの?

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テレビで、お店の料理を食べたり、
地元の特産品を食べたりして
出演者が「おいしいです!」みたいなことを
言っている光景は、一度ぐらいは
見たことがあるのではないかと思います。

ですが、大半のテレビ番組で
「おいしい」ばっかり言っていて、
「本当に美味しいのか?」と思ってしまうようなことも
あるかと思います。

では、実際のところはどうなのでしょうか。

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それが「仕事」であると理解する

まず、食レポ的なことをする番組の出演者は
「おいしい」と言うのが仕事です。
そして、味を簡単に、簡潔に伝えるのが仕事です。

人間、誰にでも好みというものがありますし、
味覚も人それぞれ違います。

そのため、いつも「美味しい」ということは
基本的にはあり得ないことです。

1000人の人間がいたとして、
その中の全員が美味しいという食べ物など、ありえないのです。

9割の人が美味しいと感じるようなものであっても
1割ぐらいは「まずい」「口に合わない」という人もいる。
それが、人間の味覚です。

実際に”前の収録で苦手なものを我慢して食べました”みたいな
ことを話している人もいる通り、
全員が全員「おいしい」と思っているわけではありません。

あくまでも「それが仕事」ということです。
まず、この点は理解しておきましょう。

「美味しい」可能性は高い

ただし、そういったテレビなどに出て来る
料理や食事は「美味しい」可能性としては
高いでしょう。

何故なら、元々「美味しそうなところ」に
収録に行くからですね。

評判の悪いお店や、
よく分からないお店に足を踏み入れたりすることは
基本的にはありません。

最初から、話題のお店などの取材に行ったり、
話題の名産品を食べに行ったりすることが
多いですから
「そもそも世間的に美味しいと感じる人が多いところ」に
食べに行っているわけです。

そのため、先ほども書いた通り、
味覚はひとりひとり異なるため、
中には「あまりおいしくないなぁ」と感じている人も
いると思いますが、
”本当に美味しい”と思っている人も、ある程度は多いでしょう。

最初から”おいしいはずのもの”を食べに行っているわけですからね。

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最終的には自分で食べないと分からない

どんな料理の味も、最終的には
自分で食べてみないと分かりません。

テレビの出演者が絶賛しているような料理で
あっても、本当に美味しいのかどうかは、
やはり、自分自身で食べに行かないことには
分かりません。

あなたの味覚と、テレビに出演している人たちの
味覚は違います。

実際に食べて行ってみて「あれ?大したことないな」と
思うようなこともあると思いますし、
逆に「テレビで言われていた通りおいしい!」と
思うこともあると思います。

こればっかりは、本当に自分で食べに行かない限りは
分からないことです。
あなたの味覚は、他の人には体験することの
出来ない世界ですからね…。

これは、テレビ番組の「おいしい」だけに
限った話ではなく、ネット上のレビューなどを
見ている場合も、同じことが言えます。

「不味い」と言う番組はあるの?

これも、あるにはあります。
ただし、そういった番組には
ある程度パターンがあります。

普通に名産品などを食べに行って、
「おいしいよ~!」と、地元の人から言われているのに
食べて「まずいですね」なんてことは
基本的にありません。

テレビで「まずい」と言うのは基本的に
下記のパターンのどちらかでしょう。

・最初から「美味しいこと」を想定しない食べ物
例えば、バラエティ番組罰ゲームなどで
激辛の料理を食べることになったり、
サバイバル食や昆虫食など、「普段はあまり食べない
おいしさ目的ではないもの」を食べたり、
そういった場合は容赦なく「まっず!」みたいな
リアクションを出演者の方がする場合が多いです。
これはむしろ「まずい」というのが仕事、という状態ですね。

・お店の立て直し系の番組
例えば「売れないラーメン屋を復活させろ!」みたいな
テレビ番組の場合は、
お店の立て直しのためにやってきた人が
そのお店のラーメンを食べて「これはまずい」と、いうような
感じの展開になることも多いです。
これに関してもやはり、「まずい」というのが仕事、と
いう状態ですね。

基本的には、この2パターンの場合は
テレビ番組であっても「まずい」というリアクションを
見ることができると思います。

が、そういった番組でもない限り、
基本的には「おいしい」「うまい」と言うのが、
テレビ番組です。

「おいしい」と言っても問題はないの?

「嘘」をついて「おいしい」と言っても
問題はないのかどうか。

これに関して言えば、基本的には
”問題はない”というのが、答えになります。

と、いうのも、
”おいしいと言っている本人が本当はどう感じているか”
なんて、その本人にしか分からないためです。

本当に美味しいと感じているか否かを
証明することは不可能ですから、
どうすることもできませんし、
仮に調べることができたとしても、
大きな問題にするようなことはできないでしょう。

そのことから、
テレビで出演者が「おいしい」と言っているのは、
「こんにちは」のような、挨拶だと思っておけば、
分かりやすいと思います。

まとめ

人間の味覚はそれぞれ異なります。
料理番組などで、出演者が「美味しい」と言っているのも、
その人たちは「美味しい」と言うのが
仕事である、ということは
理解しておいた方が良いでしょう。

また、その出演者の人たちが
本当に「美味しい」と思っていたとしても、
あなたが同じように「美味しい」と感じるかどうかは
また別問題です。
その点も、しっかりと覚えておいた方が、良いですね。

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