ゲームソフトの中には開発中止になってしまうものや
発売中止になってしまうものも存在しています。
一度、発表されてから開発・発売中止になる
タイトルもあれば、
一度も公には発表されることなく、
裏でこっそりと開発・発売中止になってしまうタイトルもありますが、
これまでにも多くのタイトルが開発中止・発売中止になってきました。
では、ゲームが開発中止になったり、
発売中止になったりする理由には
どのような理由があるのでしょうか。
この点について、詳しく解説していきます。
開発・発売中止の理由は様々
ゲームが開発中止になったり、発売中止になったりする
理由は様々で、
そのゲームによって理由なども異なります。
ただ、特殊な事例を除けばこれから紹介していくようなケースが多く、
止むを得ない事情から、戦略的な事情まで
色々な事情が存在しています。
既に”発表”してしまったソフトが開発中止になる場合には
開発中止が発表されるケースもあれば、
そうではなく、発表済みのソフトでも
特に音沙汰なくいつの間にか消滅してしまうソフトなども
存在しています。
また、海外では発売されたものの、
残念ながら国内では発売中止になってしまうものや、
特定の機種版だけ発売中止になるものなど、
様々なパターンが存在しているのです。
実際にゲーム販売店にいる際に体験したものなども含め、
詳しくお話していきます。
利益が見込めないもの
まず、開発・発売中止になるパターンとして多いものが
”利益が見込めないもの”ですね。
趣味の一環で制作しているような小規模なゲームで
あればともかく、企業として展開するようなゲームの場合は
やはり、慈善事業ではありませんから
”利益”が必要です。
そのため、開発段階で利益が望めないと判断された場合や
発売日が一旦決まっても、利益的に苦しい結果になると
判断された場合などは”発売中止”になる可能性があります。
実際にこれはゲーム販売店に勤務していた際にも
メーカーの関係者の方から直接聞いたこともある話で、
遊ぶ側、楽しみにしている側としては残念に思うことも
あるとは思いますが”利益が望めないために中止になる”と、
いうことは実際にあることです。
開発中の段階で、
例えば開発費が膨大になってしまったり、開発が難航したりする場合や、
発売日まである程度固まってほぼ完成状態にあったものの
”このまま発売するよりはマシ”(損失がまだ少なくて済む)という
判断において、発売が中止になるケースもある、というのが現実です。
勿論、利益が望めなくてもそのまま発売されることもありますが、
このあたりは各企業の判断になるために、
どのような決断が下されるかはそれぞれのゲームによって異なります。
国外のみで発売されるケース
海外のゲームソフトの場合は
一度、国内でも発売が発表されたものの、
結果的には国内版は発売中止となり、海外のみで発売されるケースも
それなりに存在しています。
前述したような利益の問題もそうですが
海外のゲームの場合はローカライズを担当する会社が、
権利元の会社と何らかのすれ違いが生じたり、
海外と国内の規制の差によって
国内では発売できなくなってしまったり、
そういったケースも存在しています。

実際に国内版も発売予定になっていたものの
中止になってしまったソフトというものは
それなりの数、存在しているので、
発売中止の理由としては”海外のゲーム”の場合は
↑のようなことも実際にあることです。
ただ、この場合は最近のゲーム機は”海外版”のゲームも
普通に国内向けの本体で遊べるものが多いので、
海外版を購入すれば遊ぶことができます
(ただ、日本語に対応していないものが多いので
その点は注意して下さい)
なお、日本で誕生したシリーズ作品でも
何故か最初から国内版の発売予定はそもそも発表されず
スルーされるケースもあります。
(例えばPS3のリッジレーサーアンバウンデッドや
PS4などに発売されたディーエムシーデビルメイクライ ディフィニティブエディションなど)
一部機種版のみ発売中止になるケース
これは主に利益的な理由によるものが
多くなりますが”一部機種版だけ開発中止”になるケースもあります。
例えば、PS3とXBOX360で発売予定だった
「メタルギアライジング リベンジェンス」はXBOX360版は中止になっているほか、
PS4/Switch/XBOXONEで発売予定だった「RPGツクール MVトリニティ」も
XBOXONE版は発売中止になっています。
この場合、他機種版を買えば遊ぶことはできますが、
自分が持っている機種が発売中止になった機種だけだった場合は、
少し辛い判断になるのは確かです。
機種の移行に伴うもの
”次世代機”が発売され、機種の移行が行われるタイミングでは
前世代機版が中止になったり、移行が行われたりするケースがあります。
”次のゲーム機に移行させるために”次世代機の方で発売した方が良いと
総合的に判断されたり、発売時期が思う以上に遅れてしまい、
”次世代機の方で出した方が良い”と判断されたりした場合
このようなことになる場合があります。
例えば当初ゲームキューブ用ソフトとして発表された
「スーパーペーパーマリオ」と「ドンキーコング たるジェットレース」は
ちょうどゲームキューブ⇒Wiiへの移行期であったために
ゲームキューブ版は”発売中止”となり、その後Wiiで発売されました。
このように、次世代機への移行タイミングでは
移行の都合上で、前世代機版が中止になったりしてしまう
可能性は十分にあることです。
会社の倒産などによるもの
ゲームを開発・制作している企業が倒産したり
子会社化されるなどして大きく態勢が変わるなど
”会社そのものに何かが起きた場合”には、
開発中止が起きることがあります。
例えば、ハドソンがかつてコナミに吸収された際には
ハドソンが発売を予定した多数のタイトルが
開発中止となっています
(デカスポルタ4、コロリンパ新作など)
実際に過去にも”発売予定タイトルを抱えていながら倒産”
してしまったことにより、開発中止になってしまったタイトルなども
存在しており、ゲーム会社も慈善事業ではありませんから
経営が苦しくなってしまうと、そのようなことが
起きてしまう可能性もある、ということです。
ゲーム機自体の失敗によるもの
発売を予定していた対象のハードが
想定以上に苦戦した場合、
開発が中止になるタイトルも増える傾向にあります。
上で書いたような利益的な問題だったり、
事情は様々ですが、
”上手く行かなかったゲーム機”向けのタイトルだと
開発が中止になることが多くある、ということです。
例えばNINTENDO64の周辺機器として発表された
「64DD」には多くの専用ソフトが発表されていましたが
スーパーマリオ64 2(仮称)など、多数のタイトルが
64DDの不振により、そのまま中止となっています。
他にも、伸び悩んだゲーム機のタイトルは
開発中止の判断が下されるケースも多く、
そのまま他の機種に移行することもありますが
消滅してしまうケースも、存在しています。
まとめ
ゲームが開発中止・発売中止になってしまうことは
悲しいことですが、
企業も存続していくためには利益を出さなくてはいけないために
難しいところです。
ビッグタイトルが中止になることはまずありませんが、
マイナーなタイトルだとそういうこともないことではないので、
開発中止にならないことを祈りつつ、楽しみにしているソフトの
発売を待ちましょう!
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