ゲーム機の熱対策!熱さで寿命が縮む可能性も!対処法は?

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家電は基本的に「熱」に弱いです。

ゲーム機も例外ではなく、
本体に熱が溜まりすぎると、
本体の寿命を縮めてしまう一因になりますし、
熱暴走などを起こし、電源が急に切れてしまったり
することもあります。

そのため、出来る限り長く、
故障なくゲーム機を使っていくためにも
ゲーム機の「熱対策」はとても大事なことになります。

何もしないからと言ってすぐに壊れてしまうとは限りませんし
熱対策をしたから壊れない、とも限りませんが
「壊れる可能性を減らすことができる」ことは事実です。

ゲームでよく遊ぶ場合は特に、しっかりと対策を
しておきましょう。

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ゲーム機が熱いのを放っておくと?

ゲーム機が熱い状態のまま放置しておくと
どのようなことが起きるのでしょうか。
上でも少し書きましたが、熱を原因とした
トラブルには、下記のようなものが存在します。

・本体の寿命が縮む
ゲーム機に限った話ではありませんが、
パソコンなどでも、熱によって寿命が縮むことは
実際にあることです。
そのため、熱くなった本体を放置して使い続けることで、
「表面上は何も起こらなかった」としても、
その寿命を徐々に蝕んでいる可能性は
十分にある、ということです。

・電源が急に切れてしまう
熱暴走などを起こすと、電源が突然切れてしまうことが
あります。
ノートパソコンなどでもそうですが、その機器の限界を
越えてしまうと、突然電源が切れてしまう可能性がある、
ということですね。
当然、ゲームをプレイ中に電源が急に切れてしまうと
ゲームの進行自体にも影響を与えますし、
急に電源が切れるということは、本体にもダメージとなります。
加えて、セーブ中に電源が切れてしまったりした場合、
最悪の場合はセーブデータが飛ぶ恐れもあります。

・止まってしまう
電源が切れるのではなく、フリーズする可能性もあります。
また、フリーズとはいかないまでも、動作が遅くなる可能性も
ありますので、そういった部分でプレイに支障が
出て来る場合もあります

・ファンの音がうるさくなる
ゲーム機によっては、排熱が追い付かず、
ファンの音などが爆音になるケースもあります。
PS4などのゲーム機でも、
ファンの音が異常にうるさくなるようなケースがあり、
かなりうるさく感じる音が響くこともあります。

このようなところでしょうか。
とにかく、熱が蓄積されてしまった状態が
”良い状態”ではないのは確かなことです。
その点は、注意をしておくようにしましょう。

では、この先では、どのように対応すれば良いのか、
対処方法をご紹介していきます。

配置場所に注意する

ゲーム機の配置場所にまずは注意しましょう。
通気性の悪い場所、ジメジメした場所、
密封されているような場所…
絨毯やホットカーペットなどの上に直接置く…などなど
”通気性の悪い場所”は避けるべきです。

自分がゲーム機本体を通気性の悪い場所に
置いている場合は、
ゲーム機の設置場所を変えるだけでも
だいぶ、効果はあるかと思います。

「ほどほどの場所」であれば良いですが、
「明らかに通気性の悪い場所や、ジメジメしている場所」などに
設置している場合に関しては
改善しましょう。

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部屋の室温に注意する

当然のことながら、ゲーム機も、他の家電も
真夏の暑さのほうが、ダメージを受けます。
そのため、夏場は特に
ゲーム機を設置している部屋の室温には
注意しましょう。

例えば、部屋の温度が30度を超えているような
状況で、ゲーム機をフル稼働させていれば
いつも以上にゲーム機も暑くなってしまうでしょうし、
そもそも人間自体も、熱中症などの
リスクが高まってしまいます。

エアコンなどの冷房器具をしっかりと使い、
部屋の室温が高くなりすぎないようにする…
ということも、ゲーム機を守るための一つの
ポイントになりますし、
当然、自分自身を守るためのカギにもなります。

長時間のプレイを避ける

長時間連続してプレイし続ければ
プレイし続けるほど、
当然のことながら、本体が熱を蓄積していきます
1、2時間程度であれば、特に問題はない
(故障していなければ)と思いますが、
5時間、10時間と連続して使用するようなことが
あれば、やはり本体にとっては
大きな負担になってきます。

触って熱いと感じたら休憩を…
と、までは言いませんが、
ある程度の時間ごとに一度、数十分でも良いので
休憩を挟むと、目にも、ゲーム機本体にも
やさしいのではないでしょうか。

特に、真夏の暑い部屋で、
長時間使用する、などのことは
出来る限り控えたほうが良いです。

本体のホコリなどを取り除く

ゲーム機本体の通気口にホコリがついていたり、
ファンの部分にホコリがついていたりする場合は
要注意です。
当然のことながら、ホコリや汚れで通気口などが
埋まってしまっている場合は、
上手く排熱が出来ず、重大なトラブルに
繋がる可能性があります。

通期口以外にも、本体に汚れが付着した
状態のままにしておくことは
本体の故障を引き起こしかねない要素の
一つになりますので、
しっかりとある程度の周期ごとに
掃除をしておくことをおすすめします。

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本体のモデルなどでも差が出る

使用している本体のモデルでも
ある程度差が出る場合があります。

例えば、初期型よりも後から生産された
モデルの方が、熱に対する対策なども
されていて、熱に強くなっているような
ケースもあります。
買い替える…までする必要はありませんが
自分のモデルが初期型だったり、
熱での故障事例などがあるモデルなどの場合は
より注意をしておきましょう。

冷却グッズなどを用意する

ゲーム機本体の冷却グッズなどを
用意するのが、一番の熱対策…と
言えるかもしれません。
当然置き場所などが大事なのは確かですが、
ゲームの長時間プレイに気を付けたり、
室温に気を付けたり、色々なことに神経を使うのが
面倒臭い!という場合は、
冷却グッズを用意してしまうのが
一番手っ取り早いです。


Switch対応 冷却ファン

ニンテンドースイッチやPS4、それぞれに適した商品が
発売されているので、
自分の使っているゲーム機に最適なものを
選ぶのがポイントです!

勿論、これまでに紹介してきたような
対策をするのも大事ですが、
もしもゲーム機の熱が気になったり、
電源が落ちるなどの不具合が出るようであれば
冷却グッズの利用を検討してみてください。

ノートパソコンなどでもそうですが
冷却グッズを導入すると、本当に効果が出ますので、
一度試してみると良いのではないでしょうか。

本体が故障している可能性も

あまりにも熱くなる場合は
本体が故障している可能性も
当然あります。
排熱関係の部品や箇所が壊れている可能性もありますし、
内部で何か異常が発生している可能性もあります。

上記のような対策をしても
異常に発熱していたり、
電源が切れてしまったりするようであれば、
その本体は「普通の状態ではない」ので、
様子を見つつ、
場合によっては本体を修理に出すことなども
検討してみましょう。

分解など、専門的な知識がある人は
別ですが、そうでない場合は、
最終的には修理に出すしかありません。
(※分解などは自己責任となり、メーカー保証対象外となります)

まとめ

最近のゲーム機は
特に精密になっているので
熱に対しても非常にデリケートです。
もちろんメーカー側も対策はしていますが
それでも、プレイする側も
熱によるゲーム機本体への負担については
しっかりと考えておかなくてはいけません。

熱対策をすることは、
ゲーム機の寿命を延ばすことにも繋がりますので
自分に出来る範囲内のことは
しっかりとやっておくことをおすすめします。

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