簡易書留とは?追跡や補償が可能なサービス!一般書留との違いは?

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簡易書留(かんいかきとめ)は
郵便物を送る際に利用することの
できるサービスの一つです。

書留にも三種類存在しており、
現金書留・一般書留・簡易書留の3種類がありますが
こちらでは、そのうちの簡易書留について
解説していきます。

簡易書留とは何か、どうすれば出せるのか、
一般書留との違いは何か、などを
それぞれ分かりやすく解説していきます。

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簡易書留とは何?メリットはあるの?

簡易書留は「郵便物の追跡」「補償」などを
利用できるサービスです。

通常の郵便物は、
追跡番号などが存在しないために
「郵便物が今、どこに存在していて
いつ到着したのか」などを確認することはできません。
が、簡易書留であれば、郵便物の引き受け・到着などを
番号で確認することができ、
相手の元に到着したのかどうかも確認することができます。

加えて、万が一、郵便事故などが発生した際にも、
上限金額こそありますが、補償をしてもらえるという
ものになっており、
通常の郵便物よりもより安心・安全で
相手の元に送ることが出来る、というサービスになっています。

簡易書留の料金は?

当然、簡易書留で郵便物を送る、となれば
追加で料金がかかります。

簡易書留の料金は320円(税込み)となっており、
通常の郵便料金+簡易書留の料金が
かかるカタチになります。

そのため、料金としては割高になってしまいますが、
重要な郵便物を送る際などには
簡易書留を利用している人も多いです。

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簡易書留で郵便物を出すには?

郵便局の窓口か、ゆうゆう窓口に
郵便物を持ち込み、簡易書留でお願いします、と
希望することで、簡易書留を利用することが
出来ます。

当たり前のことですが、ポストでは追加料金を
払うこともできませんから、
簡易書留で郵便物を出す際には、
ポストは利用できません。
また、コンビニなどでも対応できないので、
簡易書留を出す際には、郵便局か
ゆうゆう窓口に足を運ぶ必要があります。

簡易書留を出す際には
追加料金の支払いと、
簡単な書類の記入
(送る相手の名前と自分の名前・住所を書くだけなので
簡単です)がその場で必要になります。

問い合わせ番号で追跡が可能

簡易書留で郵便物を出すと、
その際に控えが貰えます。
そこに「問い合わせ番号」が記載されており、
その番号で、郵便物が届いたかどうかを
確認することができます。

相手に届くまで、確認することが
出来るので、この点は安心ですね。

相手に手渡しで届く!休日も配達あり

普通の郵便物は(ポストに入らないサイズの場合などを除き)、
基本的にポストに投函される形になりますが
簡易書留は、相手に手渡しで配達されます。

そのため、”え?届いてないけど!?”とか
そういうトラブルも起こりにくい安心感があります。

書留の場合は日曜日や祝日などにも
配達が行われますので
これらの曜日に被ってしまう場合などでも安心です。
当然、万が一相手が不在の場合でも
再配達にも対応しています。

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万一の際の補償も存在

簡易書留で郵便物を送ると
万一の郵便事故の際にも
補償が存在しています。

補償は最大で5万円まで、と
限度額は決まっていますが、
通常の郵便や特定記録郵便の場合は、
補償が存在しませんので、
この点も安心です。

よほど高価なものを発送する場合は
別ですが、
そうでなければ簡易書留の補償で
十分に賄えるでしょう。

一般書留との違いは?

簡易書留の他に「一般書留」という
サービスも存在しています。
これは「簡易書留」とは違い、
補償額の上限が「実損額の補償」となっていて
簡易書留のような5万円上限は存在していません。

また、追跡に関しても
「現在どこに存在するのか」経由する郵便局まで
確認することが出来るために、
より詳細な確認が可能になっています。

料金は通常料金+435円、と
簡易書留よりもさらに高くなってしまいますが、
高価なものを送る際などには
一般書留の方を使うことをおすすめします。

ただ、高価なものを送ったりするわけでは
ない場合に関しては
わざわざ一般書留を利用する必要性は
あまりないと思いますので
大事な書類などを送る場合(例えば確定申告や受験関係の書類など)でも
簡易書留で十分です

ちなみに、現金書留はその名の通り
現金などを相手に送る場合に使う書留となりますので、
簡易書留とは、そもそも送るもの自体が異なります。

特定記録郵便との違いは?

もう一つ、簡易書留と同じように
「追跡」が可能な特定記録郵便というものも
存在しており、
こちらは通常料金+160円で利用できます。

ただし、こちらに関しては
手渡しではない+配送は通常の郵便物と一緒にであることが多い+
ポスト投函+補償がない、などの違いが
存在しますので
あくまでも「追跡記録が残るだけ」と考えておくと
分かりやすいと思います。

特定記録郵便でも、十分、追跡は出来ますが
ポスト投函であったりと、違いも色々あるので、
重要な書類は簡易書留にしておいた方が良いかな?と
個人的には思います
(決まりはないので、相手から指定がなければ
最終的に自由ではありますが…)

まとめ

簡易書留は
追跡サービス+補償+手渡しが、
主なメリットになります。

一般書留はよほど高価なモノを送りでも
しない限り、使わなくても良いと思いますが、
重要な書類・提出物などを送る際には
この簡易書留が非常に役立ってくれると思います。

目安として
「相手に届かないと困る書類や郵便物」などを
提出する際には簡易書留、
送るものが高額のものである場合のみに限り
一般書留、という風に
考えておけば分かりやすいのではないかと思います。

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