ゲームボーイの種類と違いを徹底解説!どのソフトが遊べるの?

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任天堂から発売された
携帯ゲーム機「ゲームボーイ」。

後のニンテンドーDSなどにも繋がるきっかけを作り、
広く普及した携帯ゲーム機ですね。
TVを使わない携帯ゲーム機が普及するようになったのも
このゲームボーイあってこそと言えます。

今ではゲームボーイシリーズの展開は終わり、
任天堂も、ニンテンドーDSや、TVでも携帯ゲーム機としても遊べる
ニンテンドースイッチなどなど、続々と新しいハードに移っていますが、
ゲームボーイも中古などで探せば遊ぶことはできます。

しかし、このゲームボーイ、
非常に”種類”が多く、何が何だか分からない!という人も
いると思いますので、数多く発売されているゲームボーイの違いを
解説していきたいと思います。

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ゲームボーイの種類!それぞれの特徴は?

ゲームボーイには多数の種類が発売されています。
発売された種類は下記の通りです。

・ゲームボーイ(初代)
・ゲームボーイブロス
・ゲームボーイポケット
・ゲームボーイライト
・ゲームボーイカラー

・ゲームボーイアドバンス
・ゲームボーイアドバンスSP
・ゲームボーイミクロ

この8種類ですね。
大きく分けると2分類にすることができ、
ゲームボーイアドバンス以降は、
「ファミコン」⇒「スーパーファミコン」のように
後継機となりますので、それまで発売された
5種類のゲームボーイの後継機になります。
(最近のハードで言うなら、WiiU⇒ニンテンドースイッチ、
PS4⇒PS5と同じような感じです)

ただ、そのアドバンスにも3種類存在しており、
知らなければ何が何だか分からないと思います。

その違いを見ていきましょう。

遊べるソフトの違いは?

一番大事なのは「ソフトは遊べるのかどうか」という点に
なるかと思います。
ゲームボーイ系統のソフトには下記のものが存在します。

・ゲームボーイ用ソフト
・ゲームボーイ&カラー共通ソフト
・ゲームボーイカラー専用ソフト
・ゲームボーイアドバンス用ソフト

この4つですね。

遊べるソフトは、最後に発売された
「ゲームボーイミクロ」を除けば
「新しくなればなるほど」増えていきます。

一応、ゲームボーイの発売順が、

・初代
・ブロス
・ポケット
・ライト
・カラー
・アドバンス
・アドバンスSP
・ミクロ

となっていますが、
初代~ライトまでの本体で遊べるのは
「ゲームボーイ用ソフト」と「ゲームボーイ&カラー共通ソフト」のみです。

その後、5番目に発売された「カラー」では、
「ゲームボーイカラー専用ソフト」も遊べるようになります。

6番目以降に発売された「アドバンス」~「ミクロ」では
ゲームボーイアドバンス用のソフトも遊べるようになりますが、
先ほど書いたように「ミクロ」だけは特殊で、
ミクロは「ゲームボーイアドバンス用のソフトしか」遊べないため、
ゲームボーイ用、カラー共通ソフト、カラー専用ソフトは遊べなくなっています。

そのことから、
”最も色々なソフトを遊べるゲームボーイ”は
「アドバンス」と「アドバンスSP」ということになります。

それでは、それぞれの本体の特徴を解説していきます。

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ゲームボーイ&ゲームボーイブロス

1989年4月21日に発売された
「ゲームボーイ」がゲームボーイシリーズの元祖に当たります。

ただ、今から考えると本体も比較的大きく、重い感じで、
動作にも専用のアダプターを使わない限り、
単三乾電池4本という、少し面倒な感じになっています。

画面もこの当時は白黒で、カラーではありません。

なお「ゲームボーイブロス」というのは
1994年11月21日に発売された
「色違いのゲームボーイ」のことで
内容自体は初代ゲームボーイと同じです。

今でこそ、ゲーム機にカラーバリエーションがあるのは
珍しいことではありませんが、
当時は珍しかったので「ただの色違い」に
こういう名前がついている、ということですね。

そのため、基本的に
ゲームボーイブロス=ゲームボーイの色違い、と
覚えておけば良いです。

「ポケット」は小型・軽量モデル

3番目に発売された「ゲームボーイポケット」は
1996年7月21日に発売された本体で、
これは「小型・軽量化」が行われた本体です。

使用する電池も単4電池2本に変わっているほか、
バッテリーパックのような周辺機器も発売されていました。

電池残量を示す表示や、通信端子のカバーなどがなくなっていますが
基本的な性能などは変わりません。

画面は変わらず白黒のままでした。

「ライト」は光るだけ

4番目に発売された「ゲームボーイライト」は
1998年4月14日に発売された本体で、
これは「日本国内のみ」の発売になっていました。

基本的なサイズや特徴は↑の「ポケット」と同じで
「ライト」にはその名の通りバックライトが新たに搭載されています。

当時「暗いところでもプレイできる!」みたいな宣伝も
出ていた記憶があります。

ただし、画面は白黒のままで、あくまでもバックライトが
搭載されただけのモデルです。

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「カラー」でようやくカラーに

1998年10月21日に、5番目となる「カラー」が
発売されました。
この時、初めて「画面が白黒からカラーに」なりました。
それまではモノクロだったわけですね。

カラー以降の本体では「ゲームボーイカラー専用ソフト」も
遊べるようになり、遊べるソフトの種類も増えました。

その他の部分はポケットと酷似していますが、
赤外線通信機能の搭載、明るさ調整機能の位置の移動、
起動時の時間の短縮などの変更も行われています。

後継機の「アドバンス」

6番目に発売された「アドバンス」は
2001年3月21日に発売されました。

これは今までの5つのゲームボーイとは違い
「改良版」ではなく「後継機」です。

ニンテンドーDSがDSiになったような感じではなく
ニンテンドーDS⇒ニンテンドー3DSになったときと
同じような感じですね。

同じ携帯ゲーム機であるだけで、その特徴などは
まったく別物と言える本体になっています。

ただ、以前のゲームボーイとの互換性もあるため
「ゲームボーイカラーまでのソフト」も
遊ぶことが可能になっています。

それに加えて「ゲームボーイアドバンス用ソフト」も
遊べるので、遊べるソフト数は非常に多いです。

充電池が初めて搭載された「SP」

2003年2月14日に発売された
「ゲームボーイアドバンスSP」は、7番目に発売されたゲームボーイで、
アドバンスの改良型にあたる本体です。

充電池が内蔵され、今の携帯ゲーム機のように「充電式」に
変化したのが大きなポイントですね。

他に、折り畳み式になったり、液晶が変更されたりという
変更も加えられています。

SPも、引き続き初代からアドバンスまでのすべての
ゲームボーイソフトが使えますが
一部の「センサー内蔵ゲームボーイカラーソフト」などは
正常に動作しない場合があります。

最後のゲームボーイ「ミクロ」

ゲームボーイミクロは
2005年9月13日に発売された
8代目のゲームボーイで
現時点では「最後のゲームボーイ」です。

「ゲームボーイアドバンス」の小型版とも言える本体ですが
「アドバンスソフト」以外使用不可になっており、
これまでのゲームボーイのソフトは遊べなくなってしまいました。

また、周辺機器も専用のものが多く、
非常に限られた範囲内で遊ぶためのハードとなっている上に、
既に後継機のニンテンドーDSが発売されていたタイミングでの
発売となったため、あまり普及しないまま姿を消して
しまった本体でした。

特別こだわりがなければ、アドバンスSPやアドバンスの方を
買った方が、ソフトの種類も増えますし、
実用性としては低めです。

まとめ

以上、8種類存在するゲームボーイを紹介しました。

遊べるソフトの種類と利便性を総合的に考えると
ゲームボーイ系を買うなら
「ゲームボーイアドバンスSP」が
一番良いかと思いますが、
それぞれ好みもあると思いますし、
自分に合う特徴を持つ本体を選ぶと良いと思います。

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