ゲームの中にはバグが多いまま
発売されてしまうような商品も稀に存在しており、
私も”頻繁にエラー落ちするゲーム”や
”2度と音楽が鳴らなくなってしまう致命的なバグのあるゲーム”
などをプレイしたことがあります。
そうなってしまうと、とてもまともに遊ぶことは
できませんし、中には腹立たしい思いをする人も
いると思います。
安いゲームもありますが、
それなりの金額のゲームソフトだったりすると尚更ですし、
安いゲームだったとしても
”商品として通用しないレベルのバグまみれ”なゲームは、
やはりイヤですよね。
では、買ったゲームがバグだらけだった場合、
返品したりすることはできるのでしょうか。
その点について解説していきます。
返品はできないことも多い
残念ながら”バグだらけのゲーム”を
買ってしまった場合でも
”そのまま”何の対応もないことも多いです。
実際に↑で書いた
”頻繁にエラー落ちするゲーム”は、
その後も特に何の発表もメーカーからありませんし
”そのまま”です。
アップデートなどでバグが修正される動きも
特には見られません。
要は”バグだらけのゲームを売りつけてそのまま”と、いう
状態です。
小さなバグであればそのままにされることも多いですが
バグだらけのゲームでも返品などの対応が
一切行われないことも実際にあることです。
この先では、バグだらけのゲームの返品についての
ポイントなどを解説していきます。
バグの責任は「お店」ではない。お店での返品は不可
まず、バグだらけのゲームに関しては
対応を行うのは「販売店」ではなく「ゲームのメーカー」の方になります。
そのため、”バグが多いので返品したいのですが”は
お店では対応できませんので、注意してください。
中には独断で対応してしまうお店もあるかもしれません。
しかし、お店で対応するのはあくまでも
”商品の物理的な破損などの初期不良”
”お店側の商品の入れ間違え”
”中古商品などで不具合が出た場合”のみであり、
ゲームの内容に関する理由での返品はお店は受付できません。
ゲーム自体はお店が作っているわけじゃありませんし、
バグのことを言われてもどうすることもできません。
例えば食料品などの場合でも、
何か問題があった場合、
店内で調理されたものなどを除けば
”メーカーの方に連絡する”のが基本で、
商品のパッケージにも
”弊社お客様相談室に～”などと記載されています。
ゲームも同じことで、
”ゲームのバグ”という中身自体のことに関しては
お店で対応することはできませんので、
お店にクレームをつけるのは的外れです。
気持ちは分かりますが、注意するようにしましょう。
ゲームのバグはメーカーに問い合わせ
ゲームのバグに対して責任を持つのは
販売店ではなく、ゲームメーカーの方です。
（個人製作のゲームの場合は製作者個人）
そのため、どうしてもバグでプレイできない状況について
問い合わせをしたり、苦情を言うのであれば
その相手はお店ではなく、メーカー・製作者の方になります。
バグだらけでプレイできないゲームの
カスタマーサポートや、公式SNSなど、
問い合わせできる場所に、相談・問い合わせなどを
してみるようにしてください。
お店に問い合わせをされても
バグは”ゲームの内容に関すること”になるので、
改善のしようがありませんし、
どうすることもできず、メーカーへの問い合わせ先を
お伝えすることぐらいしかできません。
”商品の箱が最初から潰れていた”とかそういうのは
店の責任ですし、
”中古で買ったやつが起動しなかった”というのも
店の責任です。
が、バグはゲームが完成するまでの過程の問題ですから
お店に責任を求められても、どうすることもできません。
返品対応が行われるケースは少ない
過去のゲームを見渡してみると
”バグだらけで、まともにプレイできない”と言われてしまうような
ゲームはそこそこありますし、
一応クリアはできても、かなり遊びにくかったり、
バグのせいでプレイできない要素があったりするような
ゲームもたくさんあります。
ですが、過去の事例を見てみると
”バグが原因で返品対応を行ったメーカー”というものは
少なく、ほとんどありません。
サイバーパンクと呼ばれるゲームの返金対応や、
Wiiのフォーエバーブルーの無症交換（これも返品ではなく交換ですね）
など、バグが原因で返品や交換を行っているケースは
あまりないのです。
私が最初に挙げた2つのゲームも、どちらも返品交換などは
行われていません。
では、メーカーとしてどんな対応が行われるのでしょうか。
バグだらけのゲームへの対応は？
バグだらけのゲームに対する対応はメーカーにより
異なりますし、同じメーカーでもバグの内容や開発元の方針などに
よっても大きく変わる可能性があります。
具体的には、下記のような対応が行われる可能性が高いです。
・返品や交換対応を行う
これは、上でも書いた通り稀ですが、バグの内容が酷い場合などを
中心に返品や交換を”メーカー”が受け付ける可能性はあります。
・アップデートで対応する
最近主流の方法で、バグだらけのゲームを発売してしまった場合、
”修正パッチ”（アップデート）で少しずつバグを直していく、
という方法が取られることが多いです。
”バグっている部分を少しずつメーカー側で直していく”ということですね。
ただし、アップデートが配信されるまでそれなりの時間が
掛かる場合もあり、しばらくはバグがある状態で我慢するしかない、
というのも事実です。
メーカーがバグの苦情に対して、アップデートで対応すると
発表することはよくあることなので覚えておきましょう。
この場合、返品などは行うことはできません。
・そのまま放置される場合も
メーカーによってはバグだらけのゲームを
そのまま放置し、何の対応も行わないようなケースもあります。
実際に私が購入したゲームでもそういうことがありました。
これに関しては現実的に、打つ手がなく、
ゲームを売却するか、バグが多い中無理やり遊ぶかしかありません。
主なメーカーの対応としてはこのあたりでしょうか。
流石に大手メーカーはしっかりと対応（アップデートが多い）しますが、
小規模なメーカーや海外メーカーなどの作品では
結構そのままなこともあるのが事実です。
Steamなどでは返品も可能
Steam（PC）などでは、
一定の条件下であれば購入してプレイした後でも
返品することができるようになっており、
例えば購入した後に”このゲームバグだらけだ！”となった場合に
返品することも可能になっています。
ただ、これはSteamなどの特有のシステムであり、
家庭用ゲーム機などでは基本的には
このようなシステムは存在していません。
バグだらけのゲームに遭遇したくない場合は？
バグだらけのゲームをどうしても避けたい場合は、
”発売日に購入せずに、ある程度様子を見てから買う”しか
ありません。
発売前に”このゲームはバグだらけなのかどうか？”と
確実に知ることはできません。
ただ、発売後であれば
バグだらけのゲームの場合、必ずレビューなどで
そういうことを書いてくれる人がいるため
（特にビッグタイトルであればあるほど）
すぐに分かるかと思います。
”どうしてもバグだらけのゲームを掴みたくない”のであれば
発売日には買わずに、発売後に情報収集してから買う、しかありません。
まとめ
大手メーカーでは流石にあまりありませんが
稀に大手メーカーでも”バグだらけのゲーム”を
発売するような会社もあります。
流石にちゃんとした会社の場合は
アップデートを行うなり、対応はしますが
それでも”返品”という形で
対応が行われることは
過去の事例を見てもほとんどありません。
