今からバイオハザードを始めるなら、どこから始めればいいの?

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カプコンから展開されている人気シリーズ
「バイオハザード」。

しかし、今ではその作品数もかなり膨大になりましたし、
大本のゲーム以外にも、映画や漫画など、
あらゆる方面に進出していて
”バイオハザードシリーズに興味があるけど、どこから始めたらいいか分からない”
と、感じる人もいると思います。

では、実際にバイオハザードシリーズを遊ぶのであれば、
どれから始めればよいのか、この点について解説していきます。

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バイオハザードの物語は繋がっているものが多い

ゲームのシリーズモノは、
”物語がずっと繋がっているタイプ”と、”1回1回主人公や世界観が変わるタイプ”が
ありますが、バイオハザードシリーズは前者になっており、
新作でも、過去作の登場人物が登場したり、
過去作の出来事を把握している前提の物語が展開されたりすることも
比較的多いシリーズになっています。

そのため、”どこから遊んでも物語が完全に理解できる”
と、いうタイプの作品ではありません。

そうなってくると、新規参入には確かにハードルがあると思いますが、
それでも、”全部遊ばないと分からない”ということでは
ありませんので、今から入門する場合は、入門場所を上手く考えていきましょう。

バイオハザードの「本編」は?

バイオハザードシリーズの本編は、
0、1、2、3、4、5、6、7、ヴィレッジ、コードベロニカとなっており、
本編に近いシリーズとして「リベレーションズ」の1と2がそれぞれ存在します。
(RE2、RE3、RE4というものもありますが、これはそれぞれ
 2~4のリメイク作品となります)

後の作品は、外伝作品となっていて、
モノによってはジャンル自体も本編とは異なるものも存在しています。

まず、最初にゲームを遊ぶのであれば、このうちの本編を
遊んでいくと良いでしょう。

ただ、本編も過去作品との繋がりが深い作品もあるので、
一番最初に遊ぶ作品としては、それは避けた方が良いかもしれません。

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最初に遊ぶのに適した作品は?

最初に遊ぶのに適した作品は、
バイオハザード1、バイオハザード2(RE2)、バイオハザード4(RE4)、
バイオハザード7 レジデントイービルあたりになるかと思います。
バイオハザード リベレーションズの1も、それなりには遊べそうな感じですね。

1はもちろん、↑の作品たちは比較的過去作品を理解していなくても
遊べる作品が多く、
2は、1とは登場人物が変わっていますし、
4は時代が飛び、新しいシナリオの幕開けみたいな感じの作品なので
初心者でも比較的遊びやすいです。

また、7は本編の中では過去作品との繋がりが非常に薄く
主人公や主要キャラはほとんどが新キャラなので
”バイオハザードデビュー”の候補の一作になるかと思います。
(今までのバイオを知らなくても物語もほぼ理解できるはずです)

逆に、バイオハザード0は
時系列的には一番最初の物語なのですが、
後の作品(1~3とコードベロニカ)を理解している前提のセリフなども多く、
始めてプレイするバイオにはあまり適していないと感じます。

3(RE3)は、2との繋がりが多少深く、
5と6は過去作品の話題が結構多く出て来るので
初めてのバイオには適しません。

また、バイオハザード ヴィレッジは「7の続き」なので、
これは7を遊んでから遊ぶのがベストと言えます。

このように、本編の中でも初めて遊ぶのに適した作品と、
そうでない作品があるので注意しましょう。

外伝作品の場合は、タイトルによる

外伝作品の中には本編との繋がりが薄い作品もあり、
ジャンルにこだわらないのであれば、
バイオハザードデビューの1作としても、遊べると思います。

まず「バイオハザード ガンサバイバー」と
「ガンサバイバー4 バイオハザード ヒーローズネバーダイ」は
本編との関連が薄く、主人公もオリジナルキャラなので
他のバイオを遊んだことがなくても遊べるでしょうし、
「バイオハザード アウトブレイク」シリーズは、
一般市民の脱出を描く作品なので、
多少本編のキャラも出ては来ますが、本編をプレイしていなくても
それほど支障はないはずです。

「バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D」もアクションゲームとして
遊ぶ分には、ストーリーのあるゲームではないので遊べます。

ただ、「バイオハザード アンブレラクロニクルズ」と
「バイオハザード ダークサイドクロニクルズ」は、本編のシナリオを
理解している前提の物語が展開されるため、これはおすすめできない点と、
「バイオハザードGAIDEN」は、評価自体が低く、本編とは別物なので
これもおすすめは出来ません。

映画から見ても一部作品なら大丈夫

バイオハザードシリーズには、映画も多数存在しています。

このうちの、実写シリーズの
ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務める
バイオハザード(1~6まで存在)は、
ゲーム本編とはパラレルワールドの世界観なので、
1から見れば、ゲームを未プレイでも問題なく
楽しむことができると思います。

映画から見るのであれば、このシリーズが良いでしょう。

他の映画に関しては
「バイオハザード ウェルカムトゥラクーンシティ」は、
原作をプレイしていないと分かりにくい部分もあるので
あまりおすすめできないのと、
フルCG系の映画(ディジェネレーション、ダムネーション、ヴェンデッタ、
インフィニットダークネス、デスアイランド)に関しては
これはゲーム版の世界観と連動していて、
ゲーム経験者向けのストーリーが展開されているので
”はじめてのバイオ”としてはおすすめするのは難しいです。

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漫画や小説から見るのはアリ?

漫画は「マルハワデザイア」「ヘヴンリーアイランド」「デスアイランド」などが
ありますが、これらは全て、ある程度バイオのストーリーを
理解していないと分かりにくいので、
”漫画からバイオハザードデビュー”はお勧めできません。

小説に関しては映画版の小説と、SDペリー著の小説シリーズ、
他にいくつか、1冊完結のシリーズがありますが、
このうちの、
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写映画版の小説版であれば
1~読めばゲーム未経験でも内容は理解できると思います。

また、SDペリーのバイオハザードも全6巻発売されていますが
ゲーム版の1のストーリーから展開されるので
これから読み始めるのも、特に問題はないでしょう。

ほか、「北海の妖獣」や「トゥザリバティ」「ローズブランク」などの
1本完結の作品も、本編とのつながりは薄く、
登場人物もオリジナルなので、マイナーではありますが
始めてのバイオハザードにしても、特に問題はないかと思います。

全てを遊ぶ必要はないものの、入門する作品には注意

バイオハザードシリーズも”全部遊ばないと、今からは楽しめない”と
いうわけではありませんが、
始めて触れるタイトル次第では”内容を理解するのが難しい”場合も
ありますので、上で挙げたようなことを参考にしつつ、
初バイオにチャレンジしてみると良いと思います。

初めての人に分かりにくい作品を回避すれば、
途中からであっても、それなりに楽しむことができると思いますし、
ゲームではなく、小説や映画から入っても
楽しめるかと思います。

まとめ

バイオハザードシリーズのように、
長年展開されていて、膨大な量の作品が出来て来ると、
なかなか”新規ユーザー”を取り込むのは
難しくなりがちですし、
新しく興味を持った人からすれば”どれから遊べば?”と
なってしまうのは当然だと思います。

作品数も多く、全部遊ぶのは難しいとは思いますが、
1や2、4、7あたりからプレイしてみると
比較的わかりやすいと思います。

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