エアコンをテーブルタップや延長コードで接続してはいけないのは何故?

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夏場には欠かせないエアコン。

しかし、エアコンは
基本的に専用のコンセントに直接接続することが
求められており、
テーブルタップや延長コードを利用して
接続することは
”やってはいけないこと”とされています。

中には”本当は大丈夫なんじゃないの?”と
思っていたり、
延長コードなどを独断で使ってしまっている人も
いるかもしれません。

しかしながら、エアコンの接続に
延長コードやテーブルタップを利用するのは
”非常に危険な行為”であり、
絶対にやってはいけないことです。

”え?大丈夫だけど?”と思う人もいるかもしれませんが
それは”運が良かっただけ”です。
今、この瞬間にも事故が起きる可能性があるので、
もしもエアコンをテーブルタップや延長コードを使って
接続している!というのであれば
今すぐにでも、その使い方をやめることをおすすめします。

その理由や、危険性について解説していきます。

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使用する電力が他の家電に比べて高い

エアコンを↑のような方法で接続してはいけない理由としては
エアコンは”使用する電力の量”が、
他の家庭用の家電各種と比べても
”高い”ため、というのが答えになります。

電力量が多い故に、
他の家電と一緒に接続するような
テーブルタップや、延長コードなどを
使ってしまうと、
電力が足りなくなってしまったり、
予期せぬ事故が起こってしまったり、
色々なトラブルの原因になってしまいます。

”一応書いてあるだけで、実際は動くんでしょ”と、
思う人もいるかもしれません。
確かに動きはするでしょう。
しかし、下記のような”重大な事故”に繋がる恐れが
ありますので、”絶対にやってはいけないこと”と
覚えておき、
テーブルタップや延長コードを使っての
接続はしないようにして下さい。

どんなリスクがあるの?

エアコンをテーブルタップや
延長コードなどを使って
”本来の使い方”以外の使い方をしていると
下記のようなトラブルが起きる可能性があります。

・停電
エアコンの利用を想定していないコンセントに
他の家電と一緒に接続してしまうことで、
ブレーカーが落ちるなどして、停電に至る可能性があります。
当然、急に停電することで、エアコンにもダメージを与えますし、
一緒に使っていた家電にもダメージを与えてしまう可能性があります。

・故障
正しい使い方をしないことによって、
エアコン自体が故障してしまう可能性も十分にあります。
例えば↑の「停電」等が発生した際に故障してしまう可能性がありますし、
停電が発生しなかった場合でも、
当然”正しい使い方”をしていないわけですから
エアコンの寿命を縮めたり、
エアコン自体が故障したり、
一緒に接続していた他の家電が故障したりしてしまうリスクがあります。
エアコンは決して安い家電ではありませんので、
故障してしまうとかなりの出費になってしまいます。
この点も、注意したい部分の一つですね。

・火災
最悪の場合は、エアコンに適していないコンセントや
テーブルタップなどを利用することで、
通常以上に熱を持ってしまい、発火、火災に発展するリスクがあります。
もちろん、すぐに火災になる!と、いうことではありませんが
”いつ”そういうことが起きてもおかしくない状態で利用している…
と、いうことは自覚しておかなくてはいけませんし、
非常に危険な行為です。
”自分のところは大丈夫”と過信せずに、しっかりと正しい方法で
利用することが大切になります。

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エアコン専用のコンセントが必要

テーブルタップや延長コードを使っていない場合でも、
正しい使い方としては”エアコン専用のコンセントを使う”というものに
なっており、稀に”エアコンを繋いでいるコンセントが専用のものではない家庭”も
存在します。

これもやはり、事故の原因になってしまいますので、
本来はエアコン専用のコンセントを利用する必要があります。

”自分のところのコンセントがどうなっているか分からない”という場合も
エアコンの業者に確認したり、
賃貸であれば大家さんに確認することで調べることができます。

基本的には、エアコンの位置の側にあるコンセントが
エアコン専用コンセントですが、必ずしもそうとは限らないので、
この点は注意が必要ですね。

専用コンセントが無い場合はどうすれば?

エアコンの専用コンセントが無い場合、
本来の利用方法通りに”安全に”利用することが
できなくなってしまいます。

業者も取り付けをしてくれないようなケースも
ありますし、
仮に取り付けしてくれたとしても、
それは正規の使い方ではない
”リスクのある使い方”をすることになってしまいます。

エアコン専用のコンセントが無い場合、
専用コンセントを設置する工事を行うか、
エアコンの設置場所から離れた場所にエアコン用のコンセントが
ある場合、設置場所を変えるか、
エアコン用の延長コード(専用のものを使うのであれば、
安全性も問題ありません)などを利用していく必要があります。

まとめ

エアコンはパソコンや電気ストーブ、ゲーム機など
そういったものとは異なり、
消費電力がさらに大きいため、
テーブルタップや延長コードなどを利用して
接続することはできません。

それでも一応動作自体はするとは
思いますが、非常に危険な行為になりますので、
そのようなことになってしまわないように、
注意が必要です。

確かに、色々事情もあると思いますし、
費用も掛かってしまう場合もあると思いますが、
”火災になってから後悔”しても遅いので、
この点は注意するようにしておきましょう!

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