DLsiteのクレカの今後は?運営・利用者・創作者、各方面から解説!

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「DLsite」は一般向け作品を含む
同人系の創作物を公開・販売したり、
ダウンロードしたりすることができるサイトです。

が、扱われている一部のジャンルが原因となり、
クレジットカード会社側からの要請が入ったり、
利用が一時停止になるなどの事態も起きています。

このような事態を前に、
運営、利用者、創作者、
それぞれの視点から
今後、どうしていくべきなのかを、
それぞれ解説していきます。

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各自で対策が必要に

運営側は、自社のサービスを守るために対応していかなければ
ならないのは勿論、
クリエイター(創作者)や、ゲームなどを購入するなどして
利用している利用者側も、それぞれ対策が必要になります。

クレジットカード会社側にも、もちろん事情があり、
とは言っても、DLsite側にも事情はあるわけで、
このあたりは恐らく、今後も相容れることはない状態が
続くことになります。

それを踏まえた上で、各自対応をしていくことが
望ましいと考えられます。

運営側はいずれ”クレカを切る”ことになる

運営側がすべきこととしては
難色を示す”クレカ会社を切る”と、いうことですね。

クレカ会社が悪い、とかそういうことではなく
お互いの会社の折り合いがつかない以上、
例えば、2024年4月より利用停止になっている状況が
一度は解消したとしても”いずれは”また問題が起きる可能性が高く、
再び利用できなくなる可能性もあります。

また、クレカ会社側の要請通りに
一部ジャンルの利用不可などの対処をしても、
再度、別の要求をしてくる可能性も十分にあるわけで、
それを続けていてはサービスが成り立たなくなってしまいます。

加えて、利用不可のジャンルやワードなどをどんどん
増やしていくようなことがあれば、
当然利用者離れを起こしていくことになり、
長期的に考えると、”サービス崩壊”に結び付く可能性も考えられます。

実際、pixivFANBOXは制限が厳しくなり
ユーザー離れも起こしている状態で、その二の舞になることは
避けるべきことでしょう。

もちろん、一部クレカを切ることになれば
売上にも多大な影響は出ると思いますが
将来を見越せば”いつかは必ず切ることになる”可能性が高いため、
早い段階で、運営側は覚悟を決め、利用に難色を示すクレカ会社は
切ってしまう決断が必要になるかと思います。

利用停止⇒再開を繰り返したり、
要求を受け入れて、さらに相手方の要求がエスカレートするリスクなどを
考えれば、”早い段階で切る決断”をするのが今後のためになるでしょう。

対策としては可能な範囲内で別の支払い方法の拡充など、
そういった方面で行っていくのが望ましいと考えられます。

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利用者側は支払い方法を確保しておく

DLsiteで一時的に利用できなくなったクレカは、
仮に再開しても、今後もそういうことが繰り返される可能性があり、
また、永久的に利用不可になるリスクもあります。

そのためDLsiteにおいては
今のうちに”別の支払い方法”を確保しておくことが望ましいです。

また、応援しているクリエイターが別の類似サービスを
利用していて、そちらでは別の支払い方法を使えるのであれば
そちらでの支援などを検討するなど、
自分なりに上手く対応していくと、良いかと思います。

いずれ、一部のクレカはDLsiteでは使用不可になる可能性が
非常に高いため利用可能な別のクレカや
別の支払い方法を早い段階で確保しておくことが望ましいです。

創作者側はある程度売上への打撃を覚悟し、カバーする

一部のクレジットカードが利用できなくなると、
DLsiteで公開している作品の売上などに
影響が出る可能性が考えられます。

この点に関してはある程度覚悟しておき、
”リスクの分散”など、対策を練っておく必要があります。

DLsiteと類似のサービスも併用して利用したり、
自分自身の告知によって、減少分の売上をカバーしたり、
そういった工夫をしていくことが必要になります。

いずれにせよ、一部クレカは一時的に利用再開となっても
いつかは使えなくなる可能性が高いので、
売上のダウンがあると厳しい、という場合は
今からでもそれに備えた行動をしていくことが重要になるかとい思います。

不安定な支払い手段は「ないもの」として考える

該当するクレカ会社が悪い、ということではなく
少なくとも「DLsiteでの利用」に関しては
信頼性は皆無ですので、
運営サイドも、利用者側も、クリエイター側も
今から”ないもの”として考えていくことは非常に大事なポイントになります。

利用が再開されても、
またいつ停止されるか分からない状態では
やはり使いにくいですし、
運営としても、相手方の要求がエスカレートしてしまえば
サービスの存続が不可能になります。
かといって、同業他社のFANBOXのように制限を厳しくしてしまえば
ユーザー離れを起こし、取り返しのつかない事態になります。
(そして、仮に制限を厳しくしても相手側がエスカレートするリスクも
当然あるわけです)

そういった点から、運営側も、利用側も、
一部のクレカに関しては「DLsiteにおいては”ないもの”」だと
考えて今後、運用していくことが大事になるかと思います。

まとめ

一部のクレカが利用できなくなれば
当然、売上に影響は出ます。

が、”いつかは”そうなる可能性が高く、
覚悟は早いうちに決めた方が良いでしょう。

運営側が迅速に判断を下し、
今後の道筋を示すことでユーザーも安心できると思いますし、
運営側も、支払い方法を可能な範囲で拡充していく方に
集中できるはずですから、
お互いに相容れない状況である以上、
早い段階での決断が重要になると考えられます。

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