脱サラして自営業を始めたい!覚悟するべき点!

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サラリーマンの皆様の中には
サラリーマンから脱出して
自営業を始めたい!と
考えている人もいるかと思います。

それは、個人の自由ですし、
人生は一度きりですから
挑んでみたいことに挑んでみる、
というのも一つの選択肢ではあります。

しかしかながら、
脱サラして自営業を始める前に
覚悟しておかなくてはいけないこともあります。

一度脱サラしても、
またサラリーマンに戻ることは
確かに可能ではあるのですが
少なくとも同じ会社に戻ることは
難しいですし、再就職するのは
非常に難しいのも一つの事実ではあります。

サラリーマンから自営業に転身する際に
どのような覚悟が必要か、
実際に経験したことを元に
まとめていきたいと思います。

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先に覚悟しておくべきこと!

自営業を始めたいと考えているのであれば
まずは”甘い考え”を捨てることです。
自営業のほうが楽そうだとか
そういった考えで自営業を目指しているのであれば
恐らく失敗しますし
「こんなはずじゃなかった」となるのは
目に見えていますからやめた方が良いです。

大金持ちになれるだとか、
そういった幻想を抱いている場合に
関しても注意しなくてはいけません。
自営業の世界はそんなに甘いものじゃありませんし
多くの人が失敗して、苦しむことになっている、というのもまた、
現実の一つになるのです。

しっかりと覚悟して、
”それでも自分は自営業を始めるんだ”という方以外は
安易に挑戦しない方が良いでしょう。

では、どのような点を覚悟するべきなのか、
それをお話していきたいと思います。

後戻りは出来ないという覚悟

まず、大事になるのはこの部分ですね。
一度自営業を始めるとなれば
少なくとも”今、自分が勤務している仕事”は
辞めることになるかと思います。

脱サラして自営業を始める、ということは
そういうことですからね。
ここで注意したいのが”後戻りはできない”と
いうことになります。
一度会社側に「自分で何かをしたいのでやめます」という
意思を伝えたらもう後戻りはできません。

”やっぱり辞めるのをやめます”なんて言っても
会社側として対応は難しいでしょうし
仮に残れたとしても、信用を失うでしょう。

仮にサラリーマンに戻るとしたら
また「1から」になりますし
別の職場を探さなくてはいけません。
そういった意味では、後戻りはできませんから
会社側に退職の意思を伝える前に
しっかりと考えるようにして下さい。
”やっぱりやめます”はできません。

仮にサラリーマンに戻るなら
また別の会社を探さないといけませんし
苦労することになると思いますから、
その覚悟はしなくてはいけません。
少なくとも今いた会社に
戻ることは困難になりますから
まず、その覚悟はしておくようにしましょう。

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破滅する覚悟

最初から失敗したときのことを考える、
なんていうのもおかしな話だとは
思いますが、それでも覚悟は
しておかないといけませんし、
どうするか、ある程度は考えておかないと
いけません。

実際に開業してみないと、
どうなるか、というのは分からないものです。

自営業というのは本当に厳しい世界で
大成功していのは、ほんの一握りの人間であり、
人生破滅に追いやられてしまうような人も
多いのが事実ですし、
なんとかやっていけていても、
ギリギリの範囲内であり
決して贅沢できるような状態ではない!
という人も多いのが事実です。

”自分は絶対に成功する!”などと思い込んで
現実から目を背けることは確かに
簡単なことではありますが、
それは自分のためになりません。
事実、多くの人間が脱サラして失敗
しているわけですから
それは現実として受け止めなくては
いけませんし、
最初から「失敗するな~」と思いながら
独立している人なんて少ないでしょう。

多くの人間は、
”自分は上手く行く”そう思って独立を
しているはずです。
つまりは、上手く行くと思って
独立している多くの人間が
上手くいかずに失敗している、ということになります。

最初はみんな、自分なりにある程度の
勝算があるものです。
しかし、現実はそんなに甘くはなく、
なかなか上手く行かない…
そういうものです。

これは、自分も例外ではありません。
あなたがどんなに自信を持っていたとしても
それが成功するとは限らないのです。

破滅する覚悟、というのが無い場合は
自営業はやめておいた方が良いですし、
万が一破滅してしまった場合のことも
しっかりと頭のどこかでは
考えておかなくてはならない、
というのもまた事実であるかと思います。

しばらく休めない覚悟

しばらく休むことのできない覚悟も
必要になるかと思います。

自営業になると個人事業主になりますから
もはや労働基準法云々のお話ではなく
休みも自分で作り出す必要が
出てきます。

しかし、それが上手くできないと
休みなしで働くことになってしまうのです。
確かに、サラリーマン時代とは違い、
働けば働くほど自分自身にリターンと
なりますから、サービス残業に
なることはありません。

ですが、収入が低く、生活できない場合
働いても働いても収入0(支出が多くてマイナスになる)
ということも十分に考えられることになります。

場合によっては
休みなしで働いてようやくギリギリ生活できるレベル、
何て事になってしまう場合もあります。
ただ、そうしないと、破産してしまうような
状況に追い込まれてしまうことは
本当にあることですから
そういう厳しい世界である、ということは
頭の片隅にでも良いので
入れておかないといけません。

自営業になれば時間が自由に使えて
休みたい時に休める!みたいなイメージを
抱いている人もいるかもしれませんが、
それは本当に限られたごく一部の自営業の
お話なので、そこのところは勘違い
しないように注意して下さい。

孤独と戦う覚悟

サラリーマン時代は嫌な人間も含めて
色々な人間が周囲にいました。
しかし、自営業になると基本的にはひとりです。
お客さんや業者との接点はあるとは
思いますが、あくまでもそれは外部の人間であり
同じ仕事を共有する人間というものは
居なくなってしまいます。
そのため、人によっては孤独感を感じる
可能性は十分にあります。

何でも一人でやらないといけませんし
苦しいときも一人で抱え込むことに
なる可能性は十分にあります。

また、忙しくて友人と疎遠になったり
家族持ちで自営業に失敗すると
それが離婚の原因になったり、
そういうこともあり得る話になります

その覚悟は出来ているか。
孤独と戦う覚悟は出来ているか。
これも、大事なことの一つなのです。

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すべての責任を負う覚悟

自営業を始めるとなると
全ての責任は自分が負うことになります。
サラリーマンであれば会社が赤字になっても
その責任を負うことはありませんし
何か大問題が起きても、会社が対応します。

しかし、自営業になったらそうはいきません。
全ては自分が対応することになり
自分自身の責任となります。

そのため、サラリーマン時代よりもはるかに重い
”責任”を背負うことになりますから
その点は覚悟しておかなくてはいけません。

まとめ

脱サラして、サラリーマンになる、ということは
そんなに甘い事ではありません。
非常に大きな苦難が待ち構えていますし
場合によってはサラリーマン時代よりも
遥かに苦しい生活を強いられたり
最悪の場合は破産してしまう可能性も十分にあります。

覚悟があっても、失敗してしまうときは
してしまいますが、
何の覚悟もせずに、自営業を始めれば
「こんなはずじゃなかった」となるのは
目に見えています。

脱サラしてサラリーマンになる前に、
しっかりとそのあたりの部分を
頭の中で考えておくようにしましょう。

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