病院に行くと血圧が上がる！そんな場合の原因と対処法は？

病院に行って血圧を測ると
血圧が上がってしまう…

そんな経験はありませんか？

私は特にそういった経験はありませんが、
身の周りではそのような話も実際に聞きますし、
そういう人は世の中の色々な場所に存在しています。

では、病院に行くと血圧が普段よりも
上がってしまう場合はどうすれば良いのでしょうか。
原因や対処法などについて、
それぞれ詳しく解説していきます。

病院に行くと血圧が上がるなんてことはあるの？
まとめ

病院に行くと血圧が上がるなんてことはあるの？

これは「ある」と、言うのが答えになります。

考えられる原因としては
「緊張」によるもの、というのが
ほとんどの場合になるでしょう。

病院などで血圧を測ると、
どうしても自分が普段、自宅で
リラックスした状態で血圧を測るときよりも
緊張した状態で測る人も多いと思いますし、
”緊張”することによって、血圧は実際に一時的に
上がってしまうこともありますので、
”病院に行くと血圧が上がってしまう”という人の
多くの原因は”緊張”によるものと考えられます。

他に”血圧測定の機具がいつもと違う”ことによる変化や
”血圧を測る直前まで遅刻しないように猛ダッシュしてきた”など、
そういったことも考えられなくはないですが、
基本的には、病院に来た時だけ血圧が上がってしまう、
というのは、緊張によるものがほとんどかと思います。

心配する必要はあるの？

緊張で血圧が一時的に上がっているだけであれば、
それ自体は特に病気ではありませんし、
心配する必要はありません。

緊張状態が解ければ、いつも通りの血圧に
戻ってくれるはずです。
当然、他に何も異常がなければ
血圧を下げる治療などを受ける必要はありませんし、
そもそも、上でも書いたように
緊張がなくなれば血圧は勝手に下がります。

そのため、緊張による血圧の上昇自体は
心配する必要はないのですが
問題は”高血圧と勘違いされてしまう可能性がある”
と、いうことですね。

普段からあなたのことを知っているような
かかりつけ医であれば、
普段のあなたの血圧だとか、そう言った事情も
知っていると思いますから問題ありませんが
初めて足を運ぶ病院などの場合、
そこで血圧測定をして、血圧が高ければ
”この人は高血圧の人”と勘違いされてしまう
可能性があるので、
この点に関しては注意をしておかなくては
いけない部分になります。

しっかりと伝えること

もしも、病院などで血圧を測定し、
”普段よりも高い数字”が出てしまった場合に関しては
病院の先生などにしっかりとそのことは伝えて下さい。

何も言わずにいると
”それがあなたの血圧”だと判断されてしまい、
高血圧の治療などが始まってしまったり、
話が始まってしまう可能性もありますし、
診察内容などに支障が出る可能性があります。

そのため、普段の血圧よりも高い数字が
出ている場合に関しては
そのことをしっかりと先生に伝えるなど
して下さい。

しっかりと伝えて置けば
普段の血圧を確認されたり、
場合によっては再度血圧の測定が行われたりと、
その場その場で適切な診察が行われますので、
必ず、”普段より血圧が高い”ことは伝えておきましょう。

伝えないで黙っていると、
診察（病院に足を運んだ理由が他の理由であったとしても）に
支障が出る可能性がありますので、注意しましょう。

普段の血圧は把握しておく

病院で血圧を測った際に
”いつもより血圧が高い”ということを
知ることができるのは
”普段から血圧を測定している人”だけです。

普段から血圧を把握していない人だと、
病院で”緊張”によって血圧が上がっていたとしても、
それに気づくことが出来ず、
結果的に診察内容にも影響が出てしまう可能性も
なくはないですし、
逆に”今は緊張しているからだ”などと思い込んでしまって
本当は”別の原因による高血圧”なのに
それを見落としてしまう可能性もあります。

そのため、普段から血圧を定期的に測っておくようにする、
と言うことは大切なことになります。