AEDを使っても大丈夫?もし目の前で人が倒れた場合の対処法!

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AED…
人命救助のために用いられる機具の一つで
動作が自動化されており、マニュアルに沿って
使うだけで、人命救助を行うことができるので、
人が倒れた際などに一般市民が
救急隊員到着までの対応を行うことができるものです。

しかしながら、いざ、目の前で人が
倒れたりしたときには、どうすれば良いのか迷ってしまう
人もいるかと思いますし、
中には男性が女性に救助活動を行うことをためらう人も
いるようです。

では、実際のところどうすれば良いのでしょうか。

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AEDを使うべき場面に出くわしたら…?

AEDを使う場面に出くわしたら
どうすれば良いのか。

これは、決まりとしてはありません。
冷たい!だとかそういうことを置いておいて、
もし、人が倒れて、近くにAEDがある、という状態になったとき、
必ずしもAEDによる救助活動を行わなくてはいけないと
決められているわけではありません。

そのため、救助活動を行うか、周囲でサポートに徹するか、
もしくは立ち去るか。
それを決めるのは自分自身です。

救助を行う場合のポイント

救助を行う際のポイントとして、
AEDの使い方に自身が無ければ、周囲の人の協力を得ながら、
もしくは扱える人に、お願いするのも一つの方法です。

自分自身でAEDを使う場合は、躊躇せずに
人命救助を優先し、マニュアルに従って行動するようにして下さい。

周囲にお願いする場合に関しては、
手伝えることがある場合は手伝い、
救急車を呼ぶ、野次馬に対する壁になる、などなど
色々と手伝えることはあるかと思います。
AEDを使わないと、人命救助の役に立てない、というわけではなく
AEDによる救助は周囲のサポートも必要になります。

とにかく、AEDがあるのにそれを使わないのであれば
意味がありません。
人命救助に参加する人たちの中で、AEDを使う人を決めて
周囲の人間は救急車を呼んだり、AED操作のサポートを
したりしながら、救急車の到着を待ちましょう。

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倒れたのが異性の場合、救助しても大丈夫?

倒れた女性に男性がAEDを使ったり、
倒れた男性に女性がAEDを使ったり、
そうすると、訴えられるのではないか、という話が
ネットなどを中心に広がっていますが、
これは、基本的に心配はいりません。

その点に関しては特に心配せず、人命救助を
優先して下さい。

仮に、万が一、救助された側が、何かを
訴えたとしても、
それで罪を問われたりするようなことはない、
とのことです。
周囲に目撃者もたくさんいるでしょうから、
下心によるものではなく、人命救助をしようとしたことによる
行動であることは、分かってもらえるかと思います。

何かと難しい部分もある世の中ではありますが
AEDで救助して助けたのに、触られた!だとか
そういう風になることはまずないですし、
なってしまった場合も、それが問題になることはありません。

ですが、どうしても不安!というのであれば
躊躇がある場合、人命救助活動にも影響しますから
周囲に倒れている人と同性の人間がいないかどうかを探し、
その人にAEDをお任せするのも
1つのポイントであるかとは思います。

「そんなこと言ってる場合じゃない!」というのが
正しいところではありますが
それでも不安になってしまったり、躊躇してしまうのであれば、
近くにいる同性の人に、手伝ってもらう、というのが
ベストであるかと思います。

ちなみに、当然ですが、↑はあくまでも普通に
AEDを使った場合のお話です。
当然、悪意を持ってAEDを使えば
問題になる可能性も十分にあります

立ち去るという選択肢

倒れた人を前に、
もしも人命救助に参加するつもりがないのであれば、
その場にとどまらずに、すぐにその場から立ち去ることです。
人命救助に何らかの理由で参加しない、
もしくは色々なことに巻き込まれたくない、などなど
色々な事情がそれぞれにあると思います。
また、何らかの約束があって遅刻してしまうわけには
いかない、という人もいるでしょう。

人命救助は絶対に必要なことではありますが、
立ち去る選択肢をするのも個人の自由ですし、
そこには色々な事情があるかと思います。
ですから、立ち去る人を一概に責めることはできませんし、
AEDがあるような場所で人が倒れた場合、
一人が立ち去っても、他の誰かが救助活動に当たってくれる可能性は
充分にあります。

ただ、もしも立ち去るのであれば
「すぐに」立ち去ることです。
救助活動をする人の邪魔になってしまいますし、
中途半端に気にすることは何も良い事ではありません。

救助に参加するならする、
しないならしないで立ち去る。
この、どちらかにしましょう。

人には色々な事情があります。
どうしても関わりたくないような場合や
どうしても、時間的に厳しい場合もあるでしょう。

何よりも大切なのは命ではあります。

が、立ち去ることを止める権利は誰にもありませんし、
立ち去った人を責める権利も誰にもありません。

ただ、立ち去る場合は邪魔にならないように、
足早に、ということだけは覚えておきましょう

立ち去っても罪には問われない?

あなたが何かしたならそれは
罪になりますが、
他の人がいるような状況下だったり
見てみぬふりをするぐらいであれば
法律上は罪になることはありませんし
わざわざそのことを自分からネット上で
言ったりしなければネットで
叩かれたりすることもないでしょう。

確かに、人道的に考えれば
助けるほうが良いのは事実ですが、
世の中そんなにきれいなものじゃありませんし
助けるにはリスクも存在します。
そのため、そのまま何もせずに
立ち去る、というのも、冷たい現実ですが
それは個人の自由であり、他人がとやかく
言うことではないのです。

まとめ

AEDでの救助。人命救助にはとても大切な事です。
救命救急講習などで、その手順を教わることもできますから
一度確認しておけるとより良いかもしれません。

今の世の中、AEDで救助活動をすると、
写真を撮られたり、そういったリスクも
あるにはあるでしょう。
なんとなく関わりたくない、と思う人もいるかとは思います。

ですが、命は大切なものです。
自分が人命救助に参加する、しないは別としても
そのことは覚えておきましょう。

そして、もしもそういう場面に出くわしたら
迷うことなく救助するのか立ち去るのか、
これははっきりとできるようにしておきましょう。

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