お店で値引きする際の注意点!値引きの注意点6つをご紹介!

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店員Kです!

接客業をやっているとお客さんから値引きして欲しい!と
言われることがあると思います。

また、言われなくてもセールやサービスで値引きすることも
ありますよね?

しかし、お店における値引きには、注意をしなくてはいけません。
何でもかんでも軽々しく値引きをすれば良い!というものではありませんし、
場合によっては、値引きをしたことによってトラブルになってしまう
可能性もあるのです。

今回は、お店で値引きをする際の注意点について書いていきます!

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値引き時の注意点!

値引き、お客様に対するサービスとしてはとても良い事です。
ですが、何も考えずに値引きすることは絶対にしてはいけません。
値引きも、安易に値引きを行うと逆効果になりますし、
場合によっては怒りを買うこともあります。

色々な注意点を書いておきますので、
値引きをする際は下記のようなことに気を付けてみてください。

独断で値引きしない

まず、あなたがアルバイトスタッフさんの場合は、独断での値引きは
絶対にやめましょう。
それが、お客様に対する親切心であったとしても、
「一緒に〇〇を買っていただけたら…」みたいな売り込みのためだったとしても、です。

その場に店長が居るのであれば、店長に必ず確認してから
値引きをするようにしてください。

また、店長が居ないタイミングで臨機応変な接客をするために値引きしたい!
という場合は、あらかじめそれを確認しておいてください。
「状況によって値引きするのはアリですか?」と。

もしもそれで店長のOKが貰えているのであれば
常識的な範囲内なら値引きしてもOKです。
ですが、確認が取れていなかったり、店長からOKが出なかった場合は
勝手に独断で値引きしてしまうのはやめましょう。

と、いうのも独断で値引きすると
店長次第ですが「どうして勝手に値引きしたんだ?」と怒られる
可能性もあるのです。

独断での値引き、はある意味では不正に繋がる可能性も
ありますから、店長も慎重になる、ということですね…。

もちろん「良い応用だった!」と褒められる可能性もありますが
「褒められる」か「怒られるか」分からない状況で値引きするのは
リスクがあります。

ですから、必ず店長に確認するようにしておいてください。

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身内関係の割引

自分の身内や友達などがお店に来た場合、ついつい値引きしたく
なってしまいますが、これは店長の場合でも
アルバイトスタッフさんの場合でもやってはいけません。
後々問題になる可能性があります。

店長の場合、会社にばれれば問題になるでしょうし、
アルバイトスタッフさんの場合、許可を取ってれば別ですが
取ってない場合は店長のお叱りを受ける可能性もあります。

無理な値引きには応じない

お客様から「これ安くして」と言われることもあると思います。
ですが、親切にするあまり、値引きしすぎるのは問題です。

できればセール以外での値引きには応じない方が良いかもしれません。

一度「値引いて」と言われて値引くと、その人は
「あそこは値引きしてもらえる」、と
値引き=当たり前 の思考になってしまいます。

また、他の人もそれを見ていた場合、
「なんであの人だけ値引きされるんだ」などと不平不満に
繋がる可能性がありますし、
子供相手の場合だったりすると、
「〇〇が値引きしてもらった!って言ってた!」などと
どんどん噂が広がっていき、収拾がつかなくなってしまう
可能性も否定できません。

なので、あまりお客様個人に対しての値引きは、
本当は行わない方が良いでのです。

親切味やフレンドリーな感じなどを出せるメリットはありますが、
場合によってはトラブルの元になったり
「値引きは当たり前」という歪んだ考えを持たれたりする可能性もありますから、
注意しなくてはいけません。

もしも万が一値引きするのであれば
「今回限りであること」と「周囲にあまり聞こえないようにする」ことが
大切だと思いますよ!

割引セールにも注意!

値引きを頼まれた際ではなく、お店側が自主的に
割引セールなどを実施することもあると思います。

ですが、これも注意です。
突発的なものなら良いのですが、
毎週〇曜日は〇〇引き!だとか決まった時期に
実施する割引セールの場合は要注意。

「それが癖」になってしまい、
割引セールの時以外”割高”に感じるような人が
増えてしまうのです。

一度癖になってしまった方は「割引セール」以外の
タイミングでは購入しなくなります。

私の旧勤務先でもあったことですが、
割引セールがふつうだと思われてしまい、
かえって、割引セールの日以外の売上低下を
招くことになりかねませんし、
もしもセールを終了すると、

「元の値段に戻った」ではなく、
「値上げした」と思われてしまうこともあるので、
本当に注意が必要です。

タイミングと上手な演出がカギになるでしょうか。

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値引きには責任を持つ

特価商品など、赤字になる金額まで、値引きする場合も
あると思います。

ただ、条件をつけずに特価商品を用意する場合は、
「覚悟」が必要です。

それは
”その商品だけ買っていく人”が居るという覚悟です。

私個人としては一緒に何か買っていくとは思いますが
そうではない人もたくさんいます。
そして、お店側が条件をつけていないわけですから
別にそれは悪い事をしているわけではありません。

長期的に見れば売上に繋がるかもしれませんし、
来てくれた点にだけでも、感謝しなくてはいけません。

…まぁ、特価商品だけ買っていかれると、
おもしろくない!と思う人がいるのは事実ですし
気持ちも分からなくもないです。

少し前にツイッターで口論しているようなお店も
見かけました。

ただ、特価商品を出すと言うことは
当然、そういう人が来るのは”当たり前”のことですし、
それに対して文句を言うのはおかしな話です。

もしも「特価商品だけ買う」という行為が気に入らないのであれば
予め条件をつけてセール展開するべきですし、
それをしないのであれば、特価商品だけを購入した人に対しても
文句を言ってはいけません
(心の中で何か思うぐらいは全然良いですけどね)

値引きを断る場合

お客様から値引きを要求された際にそれを断るには
どうしたら良いか。

アルバイトスタッフさんであれば簡単です。
「店長に怒られてしまうので…」だとか
「値引きを勝手に決めることはできないので…」だとか
自分の立場を理由にしてしまえばOKです。

”怒られてしまうので”まで言えば
普通の人であればそこで諦めますし、
もしもあきらめない人がいれば、それはただの
クレーマー系統の人間です。

店長の場合は「仕入れ価格がギリギリでこれ以上値引きしたら
赤字になってしまうんですよ・・・」だとか
そんな感じで対応しておけば良いと思います。

コツとしては、たとえ最初から値引きするつもりが
全くなかったとしても
”値引きしたいんだけれども、値引きできない!”という
雰囲気を出すことが大切です。

それさえ心がけていれば、値引き関連で通常は
トラブルになることはないと思います。

まぁ、一部に常識の通用しないとんでもない人も居ますが
そういうのは例外ですからね…。。

まとめ

値引きはお客様に対する親切として、とても有効では
あります。
ですが、やりすぎには注意ですし、
使いどころにも注意しなくてはなりません。

正しい使い方をすれば値引きはお店にとってのプラスに
なってくれると思いますが、反対に間違った使い方をすれば
お店にとってのマイナスになってしまいますから
そこのところの”バランス”をうまく保つことが大切なことだと思います。

値引きするときは覚悟と注意をもって、
値引きするように心がけましょう!

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