保険証と同じように、
マイナンバーカードと免許証の機能を一体化させた
マイナ免許証が2025年3月から導入されます。
新しいものが登場するのであればそれを使おう、という人も
当然いると思いますし、
逆に、マイナンバーカードを持っていても
使い慣れている今までの免許証の方がいい、という人もいるでしょうし、
マイナンバーカードを持っていない!という人もいると思います。
このあたりは、個人の自由であり、
どれにするべき!ということはありませんが、
そこで気になって来るのが”必ずマイナ免許証にしなければいけないのかどうか”
ということや、”従来の免許証はそのまま使えるのか”ということに
なるかと思います。
では、実際のところこのあたりの部分はどうなのか、
この点を分かりやすく解説していきたいと思います。
マイナ免許証も任意。個々の判断で決められる
マイナ免許証もマイナンバーカードそのものや、
マイナ保険証と同じく任意で、
”自分の判断で使うかどうかを決めることができる”
というものになります。
保険証とは少し違い、
免許証の場合は、マイナ免許証が登場後も一本化される予定は
今のところはなく、
「マイナ免許証」と「従来の免許証」を、個人個人が
好きに選ぶことが可能になっています。
そのため、マイナ免許証の方にしたい人は
マイナ免許証を作っていただいて構いませんし、
従来の免許証をそのまま使いたい場合に関しては
そのまま従来の免許証を使って頂いても構わない、ということになります。
従来の免許証が廃止されるわけではありませんので、
もし、この点を不安に感じている人がいれば、
まずはこの点は安心して下さい。
ちなみに、保険証の方は”従来の保険証”は廃止されますが、
代わりに「資格確認書」と呼ばれる実施上の”保険証の代わり”となるものが
新たに登場しますので、
「マイナ保険証」か「資格確認書」のどちらかを任意で選ぶことになります。
よく、ネット上で誤解して騒いでいる人もいますが
マイナ保険証がないと、保険診療が受けられないということではなく、
イメージとしては”保険証の名前が変わる”ような感じで覚えておくと
分かりやすいと思います。
(※保険証の方の解説は⇒健康保険証の廃止後、マイナ保険証を持ってなくても大丈夫?を参考にしてみて下さい)
そのため、免許証に関しても、保険証に関しても、
強制的にマイナにしなければいけないということはなく、
一人一人が好きなように選択することができるようになっているので、
マイナ免許を使いたい人も、従来の免許を使いたい人も、
安心して下さい。
好きな持ち方を選択できる
マイナ免許証の導入後は、”3つの選択肢”から、
好きなものを選択することができます。
・マイナ免許証を利用する
・従来の免許証を利用する
・両方を利用する
この3つですね。
マイナ免許証か従来の免許証…というだけではなく、
”両方を持つ”ことも可能になっており、
これを任意で選択することができます。

マイナンバーカードを持っていない場合は
従来の免許証を利用するしか選択肢はありませんが、
その場合でも、運転免許を取得できない!などということは
ありませんので安心して下さい。
マイナンバーカードを持っている場合は、
3つの選択肢の中から好きなものを選択することが可能で、
マイナンバーカードを持っているけど従来の免許証がいい!という
選択をすることも可能です。
(マイナカードを持っている=マイナ免許証にしなくてはならない、
ということではありません)
自分の都合や利便性を考えつつ、
好きな選択を選んでいきましょう。
料金はモノによって異なる
マイナ免許証と従来の免許証では
新規取得と更新時で手数料が異なります。
まず、従来の免許証は
新規取得が2350円、更新が2850円となり、
マイナ免許証は
新規取得が1550円、更新が2100円となり、
(※価格はいずれも2025年3月~ その後変更の可能性もあります)
マイナ免許証の方が若干安く設定されています。
ただ、免許の取得も更新も、合わせて数年に1回しかしないものですから、
そんなに目くじらを立てるようなものではありませんし、
価格のために無理する必要はありませんので、
自分の好きな選択をすれば良いかと思います。
毎日この金額差が出るならともかく
更新なんて数年に1度しかしないものですから、
あまり気にする必要はないでしょう。
なお、2種類両方取得する場合は
新規取得が2450円、更新が2950円となり、
両方取得すると2つ分の料金…ということではなく
かなり安く費用は抑えられます。
マイナ免許証のメリットは?
新しいものに変える…となるとやはりメリットは
欲しいところです。
では、マイナ免許証にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
・費用の節約
上で書いたように、新規発行・更新時の費用を
ある程度抑えることができます。
数年に1度の話なので従来の免許証がいいと言う人は
そこまで気にしなくていい部分ですが、
”どっちでもいい”という人はマイナ免許証に変えると
費用を若干節約できます。
・住所や氏名の変更手続きが簡単に
マイナ免許証の場合、住所変更や氏名の変更の際に
自治体だけで手続きが可能(従来は自治体と警察署両方必要)に
なるため、頻繁に住所変更する人などにとっては
メリットとなります。
(一方、引っ越しする機会がない人にはこの点は特に関係はありません)
・講習をオンラインで受けることができる
「優良運転者」「一般運転者」は、講習をオンラインで
受けることが可能になります。
ただ、講習以外の視力検査や写真の撮影などは
免許センター・警察署など所定の場所で必要になるので
更新の際に”全部家でできる”というわけではありません。
ただ、講習だけでも家で受けることができれば、
更新の際の手間をある程度削減できることになります。
メリットとしてはこのあたりの点になりますね。
後は、各自で使い慣れた方を選ぶのか、
それともメリットを取るのか、自分自身で
判断していくと良いかと思います。
今の時点で持っている免許証はそのまま使えるの?
これは、問題なく有効期限まで使用可能です。
有効期限を迎えるタイミングで更新手続きをする、
と言う流れは変わりません。
2025年3月以降は、更新時に従来の免許証か
マイナ免許証を選ぶことになるだけで、それ以上のことは
変わらないので安心して下さい。
更新を待たずにマイナに切り替えたい場合は?
マイナ免許証の導入後でも、
”免許証の有効期限があと3年ある!”みたいな人も
いるかと思います。
こういった場合については、
”希望者”は、講習などなしで切替の手続きが可能になっています。
有効期限はそのまま現在のものを引きつぐ形で、
(例えばあと2年なら、あと2年の状態のまま)
免許証⇒マイナ免許証に切り替えが可能なので、
そこまで急ぐ必要がある人もあまりいないとは思いますが、
もしも、どうしても次の更新を待たずに
従来の免許証からマイナ免許証に切り替えたい…!ということがあれば、
切替の手続きを行って、切替をすることも可能です。
ただ、その場合、通常の更新時の手数料とは別に、
切替の手数料として1500円がかかります。
(※次回更新時にはまた普段通り更新の手数料も払う必要があるので
余計に1500円かかることになる、ということですね)
まとめ
マイナ免許証は強制ではなく、
任意となりますので、
従来の免許証を使うのも、マイナ免許証を使うのも
両方使うのも自由です。
マイナンバーカードを持っていない場合も、
従来の免許証はそのまま使うことができますので、
これを強制されるわけではなく、
自分自身の考え方や都合に応じて、好きな対応を
することができます。
マイナ免許証じゃないと運転できなくなる!みたいなことは
ありませんので、その点は安心して下さい。

