家の周りやベランダに赤い虫!その正体と影響、対策は?

この記事は約5分で読めます。

皆様はベランダや自宅の周辺の
コンクリート、エアコンの室外機などの場所で
「小さな赤い虫」を見たことはありませんか?

大量の赤い虫がうじゃうじゃしていたり
すると気持ち悪いものですよね。

この「赤い虫」の正体は何か、
人間に何か影響を及ぼす可能性はあるのか、
そして、赤い虫を退治する方法は
あるのかどうかをそれぞれご紹介していきます。

スポンサーリンク

赤い虫の正体とは?

家の周りに登場する小さな赤い虫。
この正体は何か?

答えは「タカラダニ」と呼ばれる
ダニの一種になります。
害虫とされていますが、実際のところは
害虫と言うよりも、見るものに不快感を
与える、不快害虫としての側面が
強い虫になりますね。

蚊だとかハチのように
自分から刺してくるようなことはなく、
人間を刺したり噛んだり、という話は
今のところはないようです。

ちなみに、生態系などについては
まだまだ不明な部分も多いようで、
謎に包まれている部分もある、ということに
なりますね。

活動期は主に5月から7月ごろになっており、
その時期になると、うじゃうじゃと出てくる、と
いうかたちになります。

場所によってはかなりの数が
密集しているようなこともあり、
何も知らずにその光景を見ると
かなり不気味に感じるようなことも
あるかと思います。

私も最初はびっくりしたものです。

では、人間に影響はないのかどうか、
どうやって対処すれば良いのか。
それらを順番にご紹介していきたいと思います。

人間への影響は?

なんだか赤いのがうじゃうじゃしているし
人間への影響はないの…?と
気になってしまう人も多いかと思います。
確かに、人間に影響が出そうな気も
してしまいますし、その数だとか
色から、かなり不気味な感じもするかと思います。

ただ、このタカラダニに関しては
人間を刺したりする、ということは
基本的にはないようです。
人間を刺したりするわけでもなく
シロアリのように、家を食べてしまうわけでもなく、
そういった意味では無害と言えば無害な存在です。
色は目立つ色ですが、
ハチのような毒を持っている存在でもありません。
その点に関しては、安心しても良いでしょう。

ただ、注意したいこともあり、
タカラダニを潰すと、
赤い色が手などに付着したり
する場合があります。
これ自体も、毒と言うわけではないのですが
なかなか落ちないのが厄介で、
洋服などについてしまうと、
落すのに一苦労することになってしまうでしょう。

そういった意味では、
この点は「害」と言えるかと思います。

あとは、個人の体質にもよりますが
タカラダニを素手で潰したりすれば
アレルギー反応を引き起こす可能性がある、
とのことです。
これは、平気な人もいれば、
かゆみなどの症状を出す人もいる、
ということになりますから、
出来る限りは、素手で潰したり
しないように、後述の対処方法を
利用していくようにしましょう。

害としてはそのぐらいでしょうか。
特別、恐ろしい害のあるものではありません
「見た目の不快感」
「手などで潰すとかぶれることがある」
「赤い色が付着することがある」
こんなところですね。

家を食べたり、蚊のように人間を刺したり
そういったことはありません。
仮に、皮膚に付着してしまったとしても
潰したりしなければ、
特に問題はないでしょう。
(そのままにしておくとかぶれるかもですが)
過剰に恐れる必要はないですが
全くの無害ではない、ということは
覚えておいた方が良いでしょう。

スポンサーリンク

対処方法は?

まず、自宅に侵入したりしておらず、
気持ち悪いだとか、そういったことを
我慢できるのであれば特に放置
しておいても問題はありません。
シロアリのようなことになることもありません。
ピークの時期を過ぎると、自然に
タカラダニの姿は見かけなくなります。

ただし、どうしても気持ち悪い場合に
関しては対処も必要ですね。
が、上でも書いた通り、潰すのは
素手でやればかぶれる可能性も否定はできませんし、
そこら中、タカラダニの色に染まってしまいます。
数も多いので、潰すことはあまりおすすめできません。

タカラダニ自体は非常に弱い虫なので、
水で流すだけでも対処できます。
薬剤などを使うことでも対処できますが
普通の水で、タカラダニが群れている場所に
当てれば、流れていき、いったんタカラダニは
姿を消すはずです。

大抵の場合、外に出現すると思いますから、
ホースやバケツなどで水をかけて
退治するのが一番良いかと思います。

なお、タカラダニの発生そのものを
防ぐ、ということは
なかなか難しいことです。
ザンネンながら、見つけたら対処、という方法か
家などに入って来ていないのであれば
タカラダニシーズン(?)が終わるまで
報知しておく、ということが
適切な対処法になるかと思います。

あまり深く気にする必要はなく、
確かに気持ち悪い気持ちは分かりますが
適度に相手をする、程度で十分で
あるかと思います。

まとめ

赤いい小さな虫がうじゃうじゃしていると
確かに驚きますし、
気持ち悪いです。

ただ、特別、もの凄い被害を与えるような
虫ではありませんので
その点に関しては安心してもらって
大丈夫であると思います。

5月から夏頃に、
大量の小さな赤い虫を見つけた場合に
関しては、このタカラダニでほぼ間違いないはずです。

もしも見つけた場合は
あまり焦らず、冷静に対処していきましょう。
素手で潰したりだとか、そういった部分にさえ
注意すれば、あとは気持ち悪いだけで
特別恐れるような存在ではありません。
冷静に対処していくようにしましょう!

タイトルとURLをコピーしました