3D酔いとは?症状・原因・対策方法などを徹底解説!

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「3D酔い」とは、
主に3D視点のゲームなどをプレイしている際に、
乗り物酔いに似たような症状が
出てしまうことを言います。

3Dアクションゲームや
FPS、フライトアクションなど、
3D視点でぐるぐる自由に動くことができるような
ゲームをプレイしている際に起こりやすい症状です。
(人によっては動きの激しいレースゲームなどでも
出ることがありますね)

最近ではVRのゲームなども登場しており、
そういったものによる「3D酔い」も起きています。

では、この3D酔いの原因・症状・対策方法には
どのようなものがあるのでしょうか。
その点について解説していきます。

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3D酔いの原因とは?

原因としては「脳の錯覚によるもの」と
なっており、
目から入ってくる映像を脳が現実の光景と
錯覚してしまうのですが、実際には、当然
ゲームのプレイ中は身体を動かしているわけでは
ありませんので、
「映像」と「実際」のずれが生じ、
それによって、乗り物酔いのような
症状が出てしまう、ということになります。

3D酔い状態は病気ではありませんので、
3D酔いするからと言って、
(ゲームをしたり、思い当たるようなことを
 何もしていないのに、症状が出るなら話は別ですが)
そのあたりの心配をする必要はありません。

では、症状や対処法についても、
順番に見ていきましょう

酔いやすいかは体質による

上で書いたようなジャンルのゲームをプレイしても
全ての人が3D酔いしてしまうわけではなく
「酔いやすい人」「酔いにくい人」
「まったく酔わない人」が
それぞれ存在しています。

酔いやすいかどうかは、その人の体質に
よって異なりますので、
友達が酔わないゲームでも、自分は酔う可能性は
十分にありますし、
逆に、自分が酔わないゲームでも
友達や家族は酔う可能性もあります。

このあたりは”個人差”によるものなので
人それぞれ感じ方は違う、ということは
ちゃんと覚えておきましょう。

なお、全く酔わない人、というのも
そこそこ存在して、
どんなに画面が激しく動くような3Dゲームを
プレイしても全然大丈夫!という人も
存在します。
この場合は、3D酔いについては
特に気にする必要がないので、
ある意味では、ラッキーです。
(3D酔いする体質でよかった!と思えるようなことは
ザンネンながら、あまりありませんからね…)

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どんな症状が出るの?

では、3D酔いになってしまうと、
どのような症状が出てきてしまうのでしょうか。
3D酔いの症状として
出る可能性のある症状は下記の通りです。

なお、↓に記載する症状が”全て”でるわけではなく
人によって症状の強さも
症状の種類も異なります。

・頭痛
・めまい
・吐き気
・嘔吐
・眠気
・あくび
・倦怠感
・疲労感
・冷や汗
・胃のむかつき
・動悸

などの症状が出てきます。

3D酔いだけの症状ではなく
色々な病気や日常的な場面で
出て来る症状がほとんどですが、
こういった色々な症状が
出てきてしまう場合が
あるので、注意してください。

なお、先ほども書いた通り
全部の症状が出るわけではなく
人によっていくつかの症状が出る、
という感じです。

症状の強さも人によって異なりますので
この点は、覚えておいてください。

3D酔いを防ぐための方法は?

3D酔いを防ぐための方法を
解説していきます。
3D酔いしやすい!という体質の場合は
注意しておきましょう!

・体調を整える
疲れているとき、睡眠不足のとき、
酔っぱらっているとき…
そういった時にプレイすると、
当然3D酔いしやすくなります。
体調を万全に整えた上でゲームを遊ぶ、
ということは大事になりますね。

・姿勢を見直す
ゲームを遊んでいる姿勢次第では
酔いやすくなります。
ダラダラとした姿勢でプレイしている場合などに
関しては注意が必要です。

・画面から離れる
画面に密着して遊んだりしている場合
少し距離を空けて、離れるなどの工夫を
してみて下さい。

・部屋の明るさを調節
部屋の明るさが影響する可能性もあります。
適切な明るさに調節して、ゲームを楽しみましょう。

・時折休憩を入れる
3D酔いしやすい場合は時折休憩を入れつつ
プレイすることで、3D酔いを回避できる場合もあります。
上手く、自分なりに「どのぐらいが」限界かどうかを把握しつつ
プレイしていく、という感じですね。

・ゲーム内の操作を工夫
3D酔いするようなゲームは、「自分で自由に移動できる」
ことが多いです。
あまりぐるぐる動いたりしないようにするなど、
自分でも動き方を工夫することで、ある程度酔いにくくは
できるはずです
(一瞬の油断も出来ないようなゲームだと厳しいかもですが)

・ゲーム内のオプションを確認
ゲームによっては、ゲーム内のオプションで
ある程度カメラワークなどを調整できる場合が
あります。ゲーム内のオプションにそういう項目が
ないか、確認してみるのも、良いのではないでしょうか。

・遊ぶジャンルを選ぶ
どうしても3D酔いしやすい場合は、
遊ぶジャンルを「あまり酔わないジャンル」にし、
3D酔いするようなゲームを諦めるのも
一つの方法にはなります。

・あまりおすすめしない方法
3D酔いもだんだん慣れてきます。
酔っても強引にプレイしていると、次第に平気に
なってくるようなケースも、あるにはあります。
(逆に吐いたりしてしまう可能性もあるので注意)

こんなところでしょうか。
どの予防策が効果があるのか、ないのかは人によって
異なるので、自分でも色々と試してみてください。

3D酔いしてしまった場合の対処法

もしも3D酔いしてしまった場合の対処法も
解説していきます。

・酔い止めを服用する
乗り物酔いの薬などが、3D酔いにも効きますので
そういったものを服用することで
症状を軽減できます。
ただし、飲み合わせや用法などはしっかりと
確認するようにして下さい。

・いったん休憩する
3D酔いしてしまったのに無理してプレイしていると
さらに体調が悪化する可能性があります。
一度プレイを中断したり、外の空気を吸ったり、
少しだけ横になってみたり、
飲み物を飲んでみたりと、
ゲームのプレイを一時的に中断して、
身体を回復させる、ということも大事になります。

・症状が酷い場合は?
3D酔い自体は病気ではありませんし
基本的に治療の必要はありません。
時間の経過と共に症状は消えて、
回復していきます。
ただし、どうしても症状が酷い場合などに関しては
医師の診察を受けることなども検討してみてください。
また、すぐに酔ってしまう!という場合も
予め相談しておくと、何か対処法などを
お話してくれる可能性はあります。

このようなところになりますね。
まずは「いったん休憩する」ということが
最大のポイントになると思います。

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酔わない体質になる方法はあるの?

3D酔いしやすい体質から酔わない体質に
なる方法はあるのかどうか。

これに関しては、体質上の問題や
個人差も大きいので、
どうにもならない場合もあります。

強いて言うのであれば、

・三半規管のトレーニングなどを行う
・体調を整える(生活リズムの改善など)

ぐらいになるでしょうか。

ただし、どうやっても体質的に
3D酔いを避けられない人もいるのは事実ですので、
3D酔いしやすい体質の場合、
それを避ける、ということは
なかなか難しいことである、というのも
残念ながら事実です。

まとめ

せっかく遊びたいゲームを
3D酔いに邪魔されてしまうのは
残念なことですよね。

とは言え、これは体質上のことで
どうにもならないこともあるのも事実です。

予防策や対処方法などをおぼえておき、
それぞれ自分なりに試してみる、
というのが一番の対処方法に
なるのではないでしょうか。

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