子供が実家に帰って来ない!考えられる原因と対処法は?

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実家を出て、離れて暮らしている子供が
なかなか実家に帰って来ない…

そんなこともあるかと思います。

そもそも、実家に帰る・帰らないは
その本人の自由であり、
親が口出しをすることではありませんが、
なかなか帰って来ない、となると
やはり、何らかの理由はあるのかもしれません。

もしも”たまには実家に帰って来てほしい”と
感じるのであれば
何か”原因はないのかどうか”考えてみることも大切です。

場合によっては”実家自体に原因がある”可能性もあり、
その場合は、それを改善しない限り
子供はなかなか実家へと帰って来ないでしょう。

一方で、それ以外の理由の場合は
実家が悪い、とかそういうことではなく
単純に”なかなか帰る機会がない”と、いうだけのことである
場合もあります。

これらの点について、お話していきます。

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実家になかなか帰って来ない原因とは?

これには大きく分けて二通りあり、
”実家”に何か原因があるか、
それとも単純に向こうの都合なのか、
ということです。

このうちの前者の場合は、実家側がそれに気づき、
改善しない限りは、子供はなかなか実家へと
帰って来ないでしょう。

一方で、後者の場合に関しては
これは、実家に原因があるわけではないので、
時が解決してくれる可能性もありますから、
実家側が何かをする必要はあまりありません。

実家を出た子供がなかなか実家に帰って来ない!
という場合は、この2つの可能性をまず、
考えていくことが大切です。

ここから先では”子供が実家に帰って来ない理由”を
詳しく解説していきます。

家族仲がそもそも良くない

家族同士の関係がそもそもあまり良くない場合に関しては
一度実家を出た子供は
なかなか実家に帰って来ません。

”家族”という枠組みで考えてしまわずに
普通に”仲の悪い人がいるところにあえて行くかどうか”を
考えてみると、”行きたくない・帰りたくない”と思う
子供の気持ちも分かるかと思います。

家族仲が”良くない”自覚があるのであれば
子供が実家になかなか帰って来ない理由は
高い確率で、それです。
(※もちろん、他に理由がある可能性も0ではないので
決める付けるようなことは避けるべきですが)

この場合に関しては
”どうして家族仲が悪いのか”をしっかりと考えた上で
対応をしていく必要があります。

”家族の中が悪い原因”が取り除けない限り、
この理由で子供が実家に帰って来ない場合、
今後も、帰って来る頻度が増える可能性は低いでしょう。

”何が原因か”は、あなたの家族自身にしか分からないことで、
ネット上には答えはありませんし、
自分たちが一番よく分かっているはずです。

もしもそれが”解決できること”なら、解決することで
家族仲が少しは改善し、
子供も実家に帰って来る頻度が、少しは上がるかもしれません。

しかし、逆に”解決できないこと”である場合は、
子供が実家に帰って来る頻度が上がることを望むのは
現実的には難しいことです。

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実家に帰って来る度に小言を言っている

子供が実家に帰ってくるたびに
何か小言を言っているようなことがあれば、
当然のことながら子供はだんだんと実家から
遠ざかっていきます。

当たり前のことですが、
”わざわざ小言を言われるために実家に帰りたい!”なんて
思う人はなかなかいませんよね?

そこに、居心地の悪さなどが加わってしまえば
”行きたくない”となってしまうのもまた、
当然のことなのです。

もしも子供が帰ってくるたびに何か”小言”を
言ってしまっているという自覚があるのであれば
それをただちに”直す”必要があります。

仕事のことやプライベートのこと、
結婚はしないのかなどなど、
そういったことはなるべく控えるようにしましょう。

一度”実家に帰ると小言を言われるから帰りたくない”と
思われてしまったら、そこまでですからね…。

実家との距離が遠い

これは、実家側に非がないパターンですが、
”子供の住んでいる場所が実家と離れている場合”は、
子供が実家に帰ってくる頻度は当然のことながら
近場に住んでいる場合よりも下がると思います。

距離があればあるほど、時間的にも、費用的にも、
体力的にも、より多くのエネルギーが必要になりますからね。

そのため、子供が実家から遠い場所に住んでいる場合
”単に遠いからなかなか帰って来ないんだ”と、
いうことも考えられます。

もちろん”実家にあまり帰りたくなくて遠い場所を選んだ”という
可能性も考えられますが、
必ずしもそうとは限らず、
ただ単に仕事の都合上などで遠い場所になってしまい、
結果的に”実家が遠いからなかなか帰らない”ということに
なっているだけの可能性は十分に考えられます

”遠ければ遠いほど”、
帰りにくいのは事実ですから、
その点は覚えておきましょう。

(遠くても何も気にせず頻繁に実家に帰る人も当然いますが
全員が全員、そうではない、ということです)

仕事が忙しい可能性

仕事が忙しい場合に関しては
実家から離れた子供が、
なかなか実家に帰って来ない可能性も十分にあります。

”帰らない”ではなく”帰れない”と、いうことです。

たとえば仕事が休みなしであった場合や、
週1日だけの休みの場合、遠距離であれば
帰るのも難しいでしょうし、
体力的にも限界を迎えていると思います。

そうなってくると、なかなか”実家に帰ろう”とは
ならないと思いますし、それをするのが
困難な場合もあります。

また、仕事のスケジュールが
あまり事前に決まっていないようなタイプの仕事だと
実家側とのスケジュールを合わせることも難しく、
それも”なかなか帰ることのできない理由の一つ”になります。

仕事が忙しい場合、
実家に悪い印象が無くてもなかなか帰ることが出来ないケースは
ありますので、この場合は実家側も追い詰めることなく
見守ってあげることが大切です。

仕事で疲れている子供に対して
”何で帰って来ないんだ!”みたいなことをやってしまうと、
追い詰めるだけの結果になってしまいますからね…。

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プライベートが充実している

一方、仕事が忙しいだけではなく
実家から離れて、プライベートが充実しているような場合も
なかなか帰ってくることができないケースもあります。

たとえば、恋人などが出来た場合でもそうですし、
何かやることがたくさんあるような場合、
なかなか実家に帰ってくる予定を確保できない
可能性もあります。

そのような場合もあまり焦らせることなく
見守ってあげることが大切ですね。

実家に原因がある場合は改善、ない場合は見守る

ここまで書いた通り、
子供が実家に帰って来ない理由には
”実家に原因がある場合”と、そうではない場合があります。

実家に原因がある場合は、それを改善しないことには
子供が実家に帰ってくる頻度が上がることはありません。

それ以外の理由の場合に関しては
実家側が「帰ってきて!」を繰り返すことで
逆に追い詰めてしまう可能性がありますので実家として
”見守る”ことが大切です。

どうしても会いたいのであれば、こちらから出向く
(※子供と予定は確認するようにしてください)のも
一つの選択肢になりますね。

状況に応じて、しっかりと判断していくことが
大切になります。

まとめ

子供が実家にどのぐらい帰ってくるかどうかは
そもそも本人の性格などによっても
異なりますので、
あまり”必ず来なさい”みたいな圧力をかけず
”帰って来たい時には帰ってくればいいよ”ぐらいの
感じに、
強制せず、拒まずのスタイルで接するのが
実家としての正しい対応になります。

あまり”圧力に感じるようなことはしないようにする”と、
いうことは大切ですね。

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