どうして税金の無駄遣いを平気でするの?その理由は?

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税金の無駄遣い…

どうしてこういうことが
起こってしまうのでしょうか?

無駄遣いがあるか、ないか、で言われれば
やはり無駄遣いは存在している、というのが
現実だと思いますし、
これを”0”にすることは
なかなか難しいことであるとは思います。

どんな人間も、多少の無駄遣いは
するものですし、
人間が税金を預かっている以上、
やはり、無駄遣いは発生するでしょう。

ただ、それにしても無駄遣いが
多いというのも事実。
そういったことが起きる理由は
何なのでしょうか?

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無駄遣いの原因は?

無駄遣いは何故起きているのか。
それを見ていきましょう。

ざっくりと言ってしまえば
”人間とはそういうものだ”で終わってしまう
お話になってしまいますが、
細かく理由を分析していくと
色々なものが見えてくるかと思います。

考えられる理由について、
それぞれ見ていきましょう。

時々、誰がやっているから
誰がどうこう、という人もいると思いますが
人間である以上、
恐らく誰がトップに立とうと、
誰がどんな役職につこうと、
結局のところ無駄遣いは発生すると思いますし、
これから説明するような理由で、
誰がやろうと、無駄遣いは、なくならないでしょう。

お金があると無駄遣いをする

人間、お金があると無駄遣いをするものです。
税金の無駄遣いとは、こういうところから
来ている、というのも一つの事実でしょう。

大金がそこにあるから
無駄なことに使ってしまう、
増税という収入を増やす手段があるから、
またお金を使ってしまう…
そういうことです。

一般の生活で考えてみると
分かると思いますが
お金に余裕が無ければ、当然無駄遣いは
しません。
そうでないと、生きていくことができませんから
本当に必要なもの以外、買わないでしょう。

ですが、同じ人物が、大金を手にしたら
どうでしょうか?
今後も継続して大きな収入を得られる、
という状況になった場合、
やはり”無駄遣い”をするのではないでしょうか?
余裕が出来てくれば
生活必需品以外も買うでしょうし、
周囲から見れば「無駄」と思われるようなものも
どんどん買っていく人が増えるはずです。

”お金があれば、使ってしまう”
それが、理由のひとつでしょう。

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使わないと減るという心理

税金を使わず、余ってしまうことで
”じゃあ、増税しなくていいじゃん”という
流れになる、ということですね。
そうなってしまわないために
つまり、増税の口実を作るために
お金の消費が止められない。
そんな部分もあるでしょう。

とにかく”使った”という
既成事実がないと
増税する理由を作ることができなくなりますし
(足りていれば、え?そのままでいいじゃん、と
なりますからね)
場合によっては減税の流れが強まるでしょう。

そうならないために
とにかくお金を消費している…
と、いうのも一つの側面にあるはずです。
会社などでも、お金を使ったように見せるために
無駄なものを購入したり
無駄な費用を発生させたりすることは
よくあることです。

庶民感覚・金銭感覚の欠如

お偉いさんは、当然、お金に困っているような人は
ごくわずかです。
酷い人だと、庶民の生活を全く知らないような
世間知らずが存在するのも事実です。

そうなってくると、
当然、金銭感覚も狂っており、
お金の使い方に関しても
無駄遣いがどんどんと発生してしまう、
という流れになります。

お金の感覚が庶民と完全にかけ離れてしまっている、
という状態ですね。

普通の感覚であれば
「これにこの金額を使うのは…」ということに
なるものでも、庶民感覚がなかったり
金銭感覚が狂っていたりしてしまうことによって、
無駄遣いをしてしまう…ということです。

権力に溺れている

人間は、偉くなると「狂う」ものです。
どんなに真面目だった人間であっても、
偉くなっていくにつれて
人間的におかしくなっていく人、というのは
大勢存在します。
残念ながら人間とはそういう生き物です。

そうなってしまうと
税金を無駄遣いすることに
何の罪悪感も感じなくなるでしょうし、
批判もまったく気にしないような
状態になってしまうでしょう。

これが、”誰がやっても同じ”の正体であり、
結局、どんな綺麗事を言っている人間でも
上に立つようになれば
無駄遣いをするようになりますし、
周囲にもそういう人間が集まっているわけですから
無駄遣いがどんどん行われていくことに
なるわけです。

私だって、(絶対そういうことはないですが)
権力を手にすればおかしくなるかもしれませんし、
皆様にだって、そう言う可能性はあるのです。
人間”力”を手にすると、おかしくなってしまう
生き物なのです。

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古い考えや伝統

古い考えや伝統により、
無駄にお金が消費されている部分もあります。

確かに伝統などを守って行くことも
大事な部分はあるかと思いますが、
それであっても
”不要な部分”をどんどん削っていき、
時代に合わないような
”悪い風習・伝統”などに関しては
削減していくべきです。
いらないものはいらない、悪いものは悪い。
昔から続いているから~だとか
頭の中の時計が止まっているような、
そんな考えでは、なかなか
税金の無駄遣い、ということを
削減していくことは難しいでしょう。

そして、税金を使っていく側の立場に
いる人間は、年老いている人も多いですから
古臭い考え方が蔓延している、
というのもザンネンながら事実です。
ある程度の人生経験は必要ですが、
年を重ねるということは
同時に頭が固くなってしまい、
柔軟な考え方が出来なくなったり
昔のことに固執したりしてしまいはじめる、
ということでもあります。

全体的な平均年齢の若返りなどについても
しっかりと考えて行かなくてはいけない時期に
突入しているのかもしれませんね。

余計な人員が多すぎる

余計な人員が多すぎる…
これも税金の無駄遣いの要因の
一つになっています。
どう考えても必要のない人員が
多いのも事実。
将来的には議員と呼ばれる立場の
人間を大幅に削減する必要もあるでしょう。

人員が多ければそれだけ税金が
かかり、無駄遣いが増えていきます。

特に、問題を起こすような人間や
不祥事を起こしたような人間にも
退職金が支払われたりだとか
そういった問題は実際に起きていますから
量を減らし、質を高める、ということが
今後重要になってくるかとは思います。

無駄遣いを0にできるのか?

税金の無駄遣いを完全に0にすることは
出来るのかどうか。
残念ながら、これは非常に難しく
困難であるかと思います。
何故なら、最初にも書いた通り
人間とは、そういう生き物だからです。
人間が税金を使う以上、
必ずどこかに無駄が生まれるのは事実でしょう。

ただ、それを”出来る限り減らす”ことができる
というのもまた事実ではあるかと思います。
0にすることは難しいが
減らすことはできる、というのが
現実的な答えになるでしょう。

また、”感じ方”も人によって様々で、
ある人にとっては”良い税金の使い方だ”と
感じるようなことも、
ある人によっては”悪い税金の使い方だ”と
感じるようなこともあるでしょう。
税金の使い道もそうですし、
世の中では”100人いる場所で100人全員を
満足させる方法”というものはなかなかありません。
99人が納得しても一人は不満を感じる。
人間とはそういうものです。

ですから、今後税金の無駄遣いを削減したとしても
”それは無駄遣いだ!”と感じる人は
絶対に、いなくなることはないでしょう。

まとめ

税金が無駄遣いされる理由を
考えました。

根本的な原因としては
「人間だから」ということです。
人間は、最終的には自分本位な生き物ですから
権力を手にし、そこにお金があるとなれば
無駄遣いしていくものなのです

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