仕事が雑な人!作業が雑なのにはどんな理由があるの?

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職場には、必ず何人かは
「仕事が雑」な人がいるかと思います。

もちろん、仕事が雑であっても
最低限のことが出来ていれば
それはそれで良いかもしれませんし、
丁寧すぎて仕事が遅かったり
丁寧すぎてサービス残業に突入してしまっているのも
問題ではあるかと思います。

ですが「仕事が雑」と言っても、
色々な「仕事が雑」があると思います。

何か(仕事の速さなど)を優先した結果
作業が雑になっている人もいるでしょうし、
逆に、単純にただ単に雑なだけの人も
いるでしょう。

仕事が雑な人について、
その理由を解説していきたいと思います。

また、対処法についてもまとめていきます

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「雑」が悪いとは限らない

仕事の作業が「雑」なのが
必ずしも悪いとは限りません。
場合によっては、ある程度「雑」に作業を
することが大事になる部分もあるでしょう。

経営者的に身えば、それはNGなことかもしれませんが
雇われている側の人間からしてみれば
賢く立ち回る為には
ある程度、「手を抜くべきところは抜く」ということが
大事になってくるのも事実です。

全て会社の言いなりでやっていたら
本当にパンクしてしまいますからね。

とは言え、あまりにも雑すぎることも問題の一つではあります。

「作業が雑な人」が、雑なのは
どうしてなのか。
その理由を、見て行きたいと思います。

仕事が早い

仕事が雑な人によくありがちな理由が
仕事が早い分、仕事が雑になっている、ということですね。
もちろん、仕事にはある程度の速さも大事に
なりますから、これが一概に悪い事なのか、と
言われると決してそうではないかとは思います。
あまりに丁寧すぎるのも問題ですからね。

仕事を早く終わらせようとする、ということは
決して間違ったことではありません。

ただ、あまりにも雑すぎて、他の部分に支障が出たり
お客さんや取引先からクレームが
出てしまうような場合に関しては、
これは、対処しなくてはいけません。

対処法としては、本人に意見をできる
ポジションにいる人間が、雑な部分について
やんわりと指摘する、ということが
良いかと思います。
ただ、作業が早い人に関しては、
好きで雑にやっているわけではないかと思いますから
”仕事が早い”という部分はしっかりと褒め、
認めた上で、お願いするようなかたちに
するのが良いかと思います。

仕事が早い、という良い部分を無視して
全否定するような注意の仕方をすれば、
当然、相手も人間ですから、反感を
覚える可能性は十分にあります。

そうなってしまえば、結局のところ
「早さ」も失われてしまうことになり、
マイナスになってしまいますから、
「早い」という部分は褒めた上で、
雑な部分を指摘する、というのが
一番良いのではないかと思います。

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単純に「雑」なだけ

仕事が早いわけでもなく、作業が雑な場合は
その人の性格上の問題である可能性もあります。
おおざっぱなのか、他の理由があるのかはともかく、
単純に作業が雑なだけ、ということですね。

この場合に関しても仕事上に支障がないのであれば
あまり完璧を求めすぎるのも
モチベーション低下に繋がりますから
放置しておくのが一番良いかとは思いますが、
もしも仕事上や評判にも支障が出ているような場合に
関しては、しっかりと対応した方が良いかと思います。

単純に「雑」と告げればやはり
嫌な思いをすると思いますし
後述する理由とは違い、性格上の問題の場合、
本人に悪気があったりするわけではなく、
むしろ、自分で自分の作業を「雑」とも思っていない
可能性も十分にあります。

そのため、指摘する際には、相手を
不快にさせてしまわないように
出来る限り注意をしながら指摘することが
大事になるかと思います。

相手の褒めるべきところがあるのであれば
しっかりと褒めつつ、
指摘する部分についてはしっかりと指摘をしていく…
という微妙なバランス加減が必要になります。

単純にやる気がない

上と似ていますが
こちらは性格上の問題、というよりかは
その人本人にやる気がないパターン。

やる気がないと人間どうしても
作業が遅くなってしまったり、雑になってしまったりするものです。
モチベーションが上がらない人に対しては
「どうしてそういう状態なのか」を
まず突き止める必要がありますね。

やる気が出ない状態が
「性格によるもの」なのか、
それとも「職場(あるいは特定の上司)に対して不満がある」のか。
こういった理由によっても対処法は異なってきます。

本人の性格によるもので、何事にもやる気が
ないような人の場合は、ある程度叱るようなことも
大事になってくるとは思いますが、
「職場に不満がある」理由で、やる気を
無くしているのであれば、まずはその原因を
取り除くことが重要になってきます。

職場が話に問題がある(かもしれない)状況を
放置して、相手に指摘をするようなことがあれば
その相手はさらに不信感や不満を強めて行き
より大きな問題になってしまう可能性があります。

職場に不信感を抱いている人の場合、
その不信感の原因が「職場」にあるのか「ただの逆恨み的なもの」
なのかも判断し、職場に原因があるなら
それを改善することから始めなくてはなりません
自分たちの不都合な部分に目をつぶることは
簡単ですが、それをしていればいつか大変な問題に
発展してしまう可能性もありますからしっかりと
注意をしておき、会社側や上司側に問題があると
考えられる場合に関しては、その点は
改善をしていかなくてはなりません。

仕事能力の問題

本人の仕事能力の限界…。
本人は一生懸命やっているつもりでも
周囲が客観的に見た場合「雑」に見える仕事しか
出来ない、という人もいます。

これは、人間的に劣っているだとか
そういった意味ではなく、人間には
誰にでも得意・不得意というものがありますから
ある程度は仕方のないことなのです。

たまたま仕事に関しては
その能力が限界だったということでしょう。

もちろん、本人の努力や周囲のサポートなどで
仕事能力をさらに伸ばすことのできる人も
存在しますが、そうではない人もたくさんいます。
限界を超えることはできません。

ですので、もしもどうしても能力上、
「雑」に見えてしまう仕事内容が限界の
人がいるのであれば、
「この人はこういう作業が限界なんだ」ということを
考えた上でうまく接していく必要があります。

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対処法は?

対処法としては、まず、作業が雑になっている
原因が何なのかをしっかりと突き止めることです。
例えば、まだ今の仕事を始めたばかりの社員やバイトで
あれば「慣れていないだけ」の可能性もありますし、
作業が素早い社員・バイトであれば「早さで作業制度が犠牲になっている」
可能性もあります。
このように”雑な原因は何か”ということを
まず突き止めることが大切になります。

その上で、それぞれのパターンごとにあった対処法で
対処していく、というのが一番ベストなのではないでしょうか。
雑な原因も分からずにただただ「作業が雑だ!」というだけでは
何の解決にもなりませんし、
注意が必要です。
しっかりと対応を行っていくようにしましょう。

まとめ

仕事が雑な人には
必ず何らかの原因があります。
その原因はひとりひとり異なりますが
上のような理由のいずれかに当てはまる可能性は
非常に高いかと思います。

雑な人の様子を見ながら、
どうして仕事が雑になっているのかを
しっかりと考えて
その上で対策を練っていく、ということが
大事なポイントになってくるのではないかと思います。

ある程度、雑にするべきところは必要だとは
思いますが、雑にしすぎるのも問題です。
このあたりは、バランスが大事、ということになりますね。

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