「ユスリカ」は一見すると蚊とよく似た見た目を持ち、
また、大量発生することもある昆虫です。
暑い季節には、
夜になると街灯だったり、建物の光だったり、
自動販売機などに大量に集まっていたりして、
そんな光景に恐怖を感じるような人も
いるのではないでしょうか。
では、実際のところ「ユスリカ」は人間に対して
何か害を与えるのでしょうか。
この点を分かりやすく解説していきます。
基本的には大きな危険はない
ユスリカに関して言えば、
人間に対する害は”気持ち悪い”とか、
後述するような一部のケースを除き、大きな害はあまりありません。
少なくとも、外で遭遇する程度であれば
過剰に心配する必要はないでしょう。
毒を持っているわけでもありませんし、
蚊のように人間の血を吸ってしまってかゆくなる、ということもなく
人間を噛んだりするようなことも基本的にありません。
また、シロアリのように家に住み着いて家を食べてしまうようなことも
ありませんから、
気持ち悪いとか、そういう部分を除くと、
人間に対する実害は少ない昆虫となります。
そのため、ユスリカを見ても過剰にパニックになる必要はありません。
ただ、下記のようなケースでは間接的に害を
与えるようなことはありますので、
その点には注意をするようにしてください。
「気持ち悪い」と感じる人にとっては苦痛
前述したように、ユスリカは虫が苦手・得意ではない人から
してみると”気持ち悪い”ものです。
1匹でも、コバエなどとは違い、それなりのサイズなので
嫌悪感を感じる人は当然いると思いますし、
季節によっては大量発生することもあるため、
大量発生しているユスリカを見るのは、
虫が苦手な人にとっては特に地獄です。

私自身も夏場の旅行中に旅館の宿に
びっしりとついているユスリカを見たり、
自動販売機についているユスリカを見たり
したことがありますが、なかなか気色悪いものです。
ですのでそういった”感情的な部分”での害は
人によっては感じるかと思います。
アレルギーなどを起こすことも
人によっては、ユスリカが原因で
アレルギーを起こすようなケースもあります。
大量に発生している場所を通過したり、
ユスリカの残骸が溜まってしまい、そのまま
それが放置されていたりすると、
人によってはアレルギー反応を引き起こすことがあります。
命を落とすような重度なアレルギー反応に
なることはまずないと思いますが、
一般的なアレルギー反応(かゆみや炎症、鼻水、くしゃみ、その他)が
起きてしまう原因となる可能性もあるので、
ユスリカが大量発生している場所にわざわざ長居しないことや、
自宅・施設内にユスリカが侵入した場合、
その残骸をそのまま放置したりしないことは、
大切なポイントの一つとなります。
汚れの原因になるケースも
ユスリカを駆除するために、
ユスリカを潰したり、
叩いたりすると、当然のことながら
汚れがその場所に付着してしまいます。
また、ユスリカが大量に発生しているような場所で、
自分の服にユスリカがついてしまった際に、
それを叩いたりすると、服が汚れてしまう
可能性も当然あります。
他の虫でも同じことですが、
虫である以上、このあたりの部分を避けることは出来ず、
駆除しようとして潰したり、叩いたりすると
その場所が汚れてしまうので、
そういった”汚れ”の部分での害は生じてしまいます。
特に大量発生してしまったような場合は
駆除する際にも汚れが生じる可能性があるほか、
駆除し終えた後にも大量のユスリカの残骸が残ることに
なりますから、こういった部分は、頭を悩ませる部分の
一つになるかと思います。
お店や施設などにとっても厄介な存在
ユスリカが大量発生してしまうと、
見た目としては(特に虫が苦手な人にとっては)
非常に気持ち悪いもので、
苦手な人からすれば、その場所に近寄ることさえ、
躊躇われるようになってしまいます。
そのため、お店や施設などの視点で考えると
”ユスリカが大量発生してしまう”ことで、
お店の売上が減ったり、訪れる来客数への影響も
場合によっては出て来ることになってしまいます。
ですので、お店や施設の周囲でユスリカが大量発生してしまった場合、
現実的にはなかなか完全に駆除することは難しいですが
お客さんや、利用者が”気持ち悪い”と感じないような、
そんな対策をしていくことは大事になります。
どうやって駆除すればいいの?
単体で家に侵入した場合などは、
潰してしまうか、薬剤などを使って駆除するだけで
特に問題はありません。
問題なのは、”大量発生”した場合で、
この場合は市販の薬剤などではなかなか限界があり、
発生源に対して、成長抑制剤などを利用することも
検討する必要があります。
ただし、このあたりは個人ではどうすることもできないことになりますので、
専門業者に相談するなどの対応が必要です。
大量発生に対して個人で対策するとなると、
市販の薬剤の散布、害虫駆除用のライトの設置、
なるべく窓の開放などを控えて、屋内への侵入の防止をする、
などの対応になるかと思います。
まとめ
ユスリカは、基本的には大きな害はありませんが
”気持ち悪い”と感じる不快害虫としての害虫の側面や、
大量発生することによって、
お店や施設の場合、人がそこから遠ざかってしまう懸念、
他に、人によってはアレルギーなどの症状が出る場合があります。
蚊、ハチ、シロアリなどのように
直接的な実害は少ないので、
パニックになる必要はありませんが、
対処が必要な場合は、冷静に対応していきましょう。
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