雪国マウントとは?トラブルにならないための心構えを解説!

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「雪国マウント」とは、
普段から雪の多い地方の人が、
都心などの降雪ニュースで騒いでいるのを見て
「その程度の雪で騒ぎすぎ」だとか
「都心は脆弱すぎる」だとか、
そういった、”雪に慣れていない地方のことを悪く言う”
ことを示す言葉です。

最近ではSNSなどが発達したことにより、
よく見受けられるようになりました。

そんな雪国マウントの考え方や
トラブルにならないための心構えを解説していきます。

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地方により強い・弱いがあるのは当たり前のこと

雪の多い地方は、雪に強い…。
これは、当たり前のことですし、
雪の少ない地方は、雪に弱い…。
これもまた、当たり前のことです。

”多い”のであれば、当然人間は慣れていく生き物ですし、
”多く発生すること”に対しては、人間、対策も
より入念に行っていくものです。

一方で”ほとんどない”状態だと、
当然”不慣れ”なわけですから混乱しますし、
対策するにも優先順位というものがありますから
”他の出来事”に対する優先順位の方が高くなる…

と、いうことです。

その地方地方によって
環境というものは大きく異なりますから
当然「何に強い」「何に弱い」というのも地方によって
異なり、人間と同じように地方にも
「得意・不得意」というものがあるのです。

普段から雪が多ければ雪への対策が「得意」なのは
当たり前ですし、
逆に少なければ雪への対策が「苦手」で雪に「弱い」のも
当たり前のことです。

このことをまず、覚えておきましょう。

悪意のないケースも多いので、悪い意味で受け取らない

まず、雪国マウントを「受け止める側」について書いておくと
「雪国マウント」と言われているような内容を見ると
”悪意はない”ように見えるものが多数存在します。
結果的にマウントを取っているように見えてしまうような
発言も確かに多いのですが、
単に「疑問を口にしただけだろうな」というものや
「善意でアドバイスしているだけ」に見えるものなど、
あまり”攻撃的な意味で受け止める必要のない”ものも
大量に存在しています。

実際、どういう感情が込められているのかは、
当然「雪国マウント」と呼ばれてしまうような
発言をした本人にしか分からないことではありますが、
少なくとも「全部が全部悪意に満ちたもの」ではありませんので、
雪国マウントを「される側」も、
あまりムキになったり、感情的にならず、
言葉を受け止めればよいかと思います。

いちいち腹を立てたりしていてはキリがありませんので、
人によっては不快に思うこともあるかもしれませんが、
心を広く持ち、自分が「雪国マウントされている」と
感じた場合でも、軽く受け流せるぐらいの
気持ちの余裕を持っておきましょう。

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自分の地域の物差しで考えない

次に「雪国マウントをする側」について
書いていきますが、
自分の地方が「この程度の積雪では騒がない」のだとしても、
地域によって事情は大きく異なります。

最初にも書きましたが、地域ごとに
「何に強い」「何に弱い」というものは確実にあります。

例えば、北海道などであれば、雪は普段から多い
地域が多いため、都心などに比べれば
雪に対しては「圧倒的に強い」でしょうし、
対策も充実しているほか、経験量も違います。

しかしながら、逆に「台風」を例に挙げると、
台風に対しては経験・対策共に、
普段から台風が毎年のように直撃したり、
強風域に入ったりする地域とは異なり、
圧倒的に不足している…というのが事実です。

これは”どちらも悪い”ということではなく、
その地域の特性であり、
人間と同じように、”得意”と”不得意”があるわけです。

そのため”自分の地域が全て”で考えるのではなく、
例えば積雪10センチのニュースで騒いでいるのを見て
鼻で笑いながら「10センチなんて降ってないのと同じじゃん」と
言うのではなく、
「あっちの地方は10センチでも大変なんだな…」と、
地域の違いを理解し、煽るようなことは言わないようにする…
と、いうのがトラブルを回避する上で一番大事なことになります。

そのぐらいの雪で!
そのぐらいの台風で!
などと、お互いにくだらないマウントの取り合いを
することになってしまったら、みっともないですし
時間の無駄ですからね。

気持ちに余裕を持つことが大事

雪国マウント云々でトラブルにならないために
一番大事なことは、「それぞれが気持ちに余裕を持つこと」ですね。

雪国マウントは大抵、面白半分でその言葉を
口にしたり「雪国マウントを取られた!」などと
言っている人がほとんどだとは思いますが
中には本気にしているような人も見受けられます。

雪に慣れている地方の方も、
雪に慣れていない地方の方も、
心に少しずつ余裕を持って相手に接すれば
トラブルになるようなこともなくなっていくでしょうから、
少しずつでも良いので、気持ちに余裕を持つことが
何よりも大切ですね。

マウントする側は「自分の地域中心で考えない」
受け取る側は「全て雪国マウント扱いにしない」

このぐらいだけでも、頭の中に入れておきましょう。

まとめ

雪国マウントを本気にして、
本気で怒っているような人は
それほど多くはないとは思いますが、
もしも腹立たしいと感じている人がいるのであれば、
気持ちに余裕を持って、
あまり悪意として受け取らないようにしましょう。

大半の人は、あまり深く考えずに
結果的に「雪国マウント」のような発言を
してしまっているだけで、悪意がない人の方が多いです。

発信する側も、自分の地域中心で物事を考えすぎない、
ということは大切なことですね。

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