フェイク動画による被害を受けた場合の対処法はあるの?

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フェイク動画によって
何らかの被害を受けてしまうことも
今の時代はあるかもしれません。

例えば、お店などであれば
実際にはないことを、上手く加工されたり、
一部分だけ切り抜かれたりして、
お店側が悪いように見せかけられてしまったりだとか、
そういう被害はあるかもしれませんし、
個人であっても、加工された動画で、
不名誉なことに巻き込まれるかもしれません。

では、フェイク動画によって
自分にマイナスイメージをつけられてしまった場合
どのように対応すれば良いのでしょうか。
それを見ていきたいと思います

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フェイク動画対策!自分に害がある場合の対処法は?

現時点で言えば、
マイナスイメージを植え付けるフェイク動画を投稿
されてしまった時点で、ダメージを受けることを
回避することはできませんし、どうしても
マイナスイメージがついてしまいます。
後に対処できたとしても”まったく影響なし”という風に
出来るかと言われればそうではありません

特に、お店だとか会社だとか、そういうところが
イメージを落とすようなフェイク動画を作られてしまった場合、
作られてしまった時点で影響は避けられません。

が、放置しておけば、
たとえ嘘の情報でもそれが事実として
お店や会社が叩かれる素材になってしまいますから
その点に関して、注意をしなくてはいけません。

相手と直接話し合う

載せられてしまったフェイク動画の投稿者本人と
直接話をして解決を試みるパターン。
相手にコンタクトが取れる場合に限りますが、
例えばツイッターで動画を投稿しているのであれば、
そのツイッターに返信を送るかたちで、
連絡を取ることも可能であると思います。

フェイク動画の取り下げをお願いするなどして
円満に解決できるのであれば、それが一番
手っ取り早い方法だというのは事実でしょう。
しかしながら、相手は”フェイク動画”を投稿するような
人間だということは忘れてはいけません。
そう簡単に話し合いに応じてくれるかどうかは
分からない、ということは、覚えておきましょう。

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サービス運営者に通報

本人とのコンタクトが不可能な場合、
あるいは本人と話し合っても解決しない場合は、
サービスの運営者に確認してみましょう。

が、ツイッターやユーチューブなど、動画投稿が
行われることが多い場所については、
運営がいちいち対応をしてくれる可能性は低いです。

が、違反報告をするなど、効果が出るかは別として
出来ることは確実にありますから、
そういった小さなことであっても、
しっかりと対処をすることは大切なポイントの
1つになります。

反論する

フェイク動画によって、マイナスイメージを植え付けられて
しまった場合「反論」することも一つの方法です。

ただし、相手が先手を取っている状態ですから
場合によっては「言い訳」と取られてさらに
叩かれる原因になってしまう可能性もあるため
言い回しや反論方法には注意する必要があります。
また、反応することによって、フェイク動画の投稿者が
よりヒートアップする可能性もあるために
慎重に反応する必要があります。

「何が正しい情報なのか」をしっかりと明確に
明記して反論することが大事になるほか、
可能であれば「現在投稿されている動画がフェイク動画である証拠」を
一緒に出して反論することができれば、
一番有効的であるかとは思います。

ただし、これでも、フェイク動画の方を信じる人も
いるでしょうし、反論しても、その反論に気付かない人も
いるわけですから、マイナスイメージを0にすることは
ザンネンながら難しい、というのが現実になります。

なお、反論する際には、くれぐれも感情的に
ならないようにして下さい。
感情的になってしまうと、フェイク動画を投稿した本人を
面白がらせてしまう結果になりますから、
絶対にしてしまってはいけません。
加えて、無関係の第3者が見たときにも、感情的に
反論が行われていると「う~ん」と、疑いの目を
向けられる確率が上がってしまいますから
注意しなくてはいけないのです。

酷い場合は…

明らかに悪質なフェイク動画によって、
自分の会社・個人・お店、何が影響を受けたのか問わず、
大きな被害を受けた場合、
そして相手が適切に対応しない場合に関しては
法的処置や警察への相談を視野に入れるしかありません。

フェイク動画で名誉棄損…が
どこまで上手く戦えるのかどうか、未知数な部分はありますが、自分自身への影響が
大きい場合に関しては、何もせずに指をくわえてみている、
というわけにもいかないでしょうから、
しっかりと対応をしていくことが必要になります。

警察に相談するなりしつつ、対応を検討していきましょう。
ただ、ここまで来ると時間も労力も費用もかかることになってしまいますから
出来ればやりたくないことであるのは確かだと思います

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実害がない場合は?

実害が無い場合は
反応しない、ということも一つの選択肢には
なって来るかと思います。

このあたりは相手がどのような人物か、にもよりますね。

例えば反応待ちの人間の場合
「反応が来るまで悪質な行為をやりつづける」人もいれば
「反応がなくてつまらない、次に行こう」な人もいるわけです。

後者であった場合は、自分が反応することで、
逆に相手は面白がってしまい、エスカレートする可能性もあります。

また、相手が私怨で動画を出している可能性も否定できず、
その場合はスルーしてもエスカレートするだけでしょう。

相手がどんな人だか分からないので、
どの対応が正しい、と一概に言うことはできませんが、
ある程度スルーしつつ様子を見るのも良いかもしれません。

なかなか対応は難しい

ネット関係のこういった被害は
法整備が追い付いておらず
なかなか対応が難しいようなケースが
多いのも事実です。
何も行動しなければフェイク動画が
事実として広がってしまい、
そのまま泣き寝入りするようなことに
なってしまう危険性もありますから、
非常に面倒ではありますが、
上記のような対応をしていく必要があります。

今後、ネット関係のトラブルはどんどん
増えて行くと思いますから
そのあたりの法整備はしっかりと
する必要があるかとおもいますね。

まとめ

マイナスイメージに繋がるフェイク動画を
出されてしまうと、その影響を避けることはできません。
そして、なかなか有効的な対策方法がないのも事実です。
そのあたりの法整備も遅れているようなイメージです。

出来ることとしては、本人とコンタクトを取り、
穏便に解決させるか、
違反報告や反論などの対応をするのか、
最悪の場合は法的処置を含めて検討するのか、
ということになります。

マイナスイメージを与えるような内容であっても
再生回数などがほとんどなく、影響が極めて限定的だと
いうことであれば相手にする必要はありませんが
それが広まるようであれば、面倒であっても
対処せざるを得ない状態になってしまいます。

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