うるう年はいつ?どうして日付を1日増やすの?理由を解説!

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「うるう年」とは
4年に1度存在する
「2月29日」がある年のことを言います。

通常、2月は28日までですが、
4年に1度のうるう年の時は
2月29日までとなり、
通常の年よりも、2月が1日だけ多くなる、
ということになります。

「うるう年」の存在は知っていても、
案外「どうして1日増やすのか」ということを
知らない方は多いと思います。

それは何故なのか、
そもそも「うるう年」とはいつなのか、
その点について解説していきます。

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うるう年はいつ?

「うるう年」はいつなのか。
これを最初にご説明していきます。

うるう年は「4年に1回」設定されており、
「4で割り切ることのできる年」がうるう年となっています。
この記事執筆時点で、
前回のうるう年が2020年だったため、
次は2024年、ということになります。

その後も2028年、2032年、とうるう年は
4年に1度、訪れることになります。

一部「例外」もあるのですが、
基本的には「4で割り切れる年」が
うるう年、と覚えておくと
分かりやすいのではないかと思います。
(※例外については後ほど解説します)

うるう年には何が起きるの?

うるう年は、普通の年とは何が違うのか。

これは、上でも少し解説しましたが
単純に、2月の日付が1日多くなる、
ということだけです。

いつもは2月28日までのところが
2月29日までになる、ということですね。

2月29日に関しては、別に祝日でも
何でもないので、
普通の平日が1日増える、ということになります。

他に特に変化はありません。

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どうしてうるう年が存在するの?

どうして4年に1回、2月に日数を1日
増やさないといけないのか。
確かにこれは不思議に感じる部分だと思います。

この答えとしては
「季節がずれていってしまうから」というのが
答えになります。

どういうことかと言うと、
1年間は、簡単に表現すると
「地球が太陽の周りを1周する時間」です。

その時間を元に、1年間は365日になっているのですが
実際には「365.242199日」かかっており、
1年間を365日にしていることで、
この.242199日の分が、少しずつずれていってしまう…
ということになります。

それをずっと放っておくと、
当然、季節が何十年、何百年もかけて、どんどん
ズレていってしまうわけです。

そこで、それを防ぐために、
4年に1回、うるう年として
2月の日数を1日増やし
.242199の分を調整している、というのが答えになります。

4年に1回1日を増やすことで、
毎年(およそ0.24ずつ)ずれていく季節を調整しているのです。

ただ…お気づきの方も多いと思いますが
「それをすると今度は、ほんの少しずつ早まるんじゃないの?」と
思う人もいると思います。

確かにその通りです。
4年間でズレるのは約0.96日ですから、
1日追加することによって、
今度は4年に0.04ずつ早まってしまうことになりますよね。

そこで、先ほど少し書いた”例外”が存在してくるのです。

4年ごとにうるう年にならない「例外」もある

うるう年にはもう一つルールがあります。
基本的に「4年に1回」なのですが、
100年に一度程度、”4年ごとだけどうるう年にならない”
年が設定されています。

これは何故かと言うと、
0.96の進みを1増やして戻しているため、
逆に0.04(数字はおよそです)ずつ
季節が前に早まってしまうことになります。
それをさらに調整するために

”西暦年号が100で割り切れて、400で割り切れない年は、うるう年にはならない”
というルールが存在しています。

そのため4年に1回のうるう年ではありますが、
上の条件に当てはまる
2100年、2200年、2300年、2500年などに関しては
4年に1回の年ではありますが、
うるう年にはなりません。
こうして、季節が奥にも手前にもズレないよう、配慮
されているのです。

ただし、100年ごとでも
「400年で割り切れない年は」という条件がついているため、
100でも400でも割り切れる年=
2000年や2400年、2800年に関してはうるう年となります。

一応、この基準で例を挙げておくと、
2096年はうるう年、
2100年4年に1回のうるう年の”例外”でうるう年にはならず、
2096年の次のうるう年は2104年、ということになります。

2月が短い理由は?

ところで、どうして2月は短いの?と
疑問に思う人もいると思います。

2月はどうして短いの?の記事で
詳しくは解説していますが
簡単に言えば”当時、2月が一番最後の月だったため”ですね。

現在の形の暦が作られた当時は
最後の月は12月ではなく
現在の2月にあたる月でした。
そのため、1年間の長さを調節するために、
最後の月である2月から日数を削り、
調整していた…
と、いうのが答えになっています。

細かな部分を語れば
色々あるのですが、
一番大きな理由が↑になっています。

まとめ

うるう年は基本的には4年に1回で、
2月の日数が1日増えて
2月29日になる年、と覚えておきましょう。

理由としては「季節がズレないようにするため」
というものです。

次に、4年に1度のうるう年がやってこない
”例外”が来るのは
2100年のことになりますが、
2100年となると…
なかなか今、これを読んでいる皆様が
たどり着くのは難しそうですが、
もしたどり着けたら、
「そういえば今年はないのかぁ…」ぐらいに
思ってみてください!

…2100年にも、化石化した
このサイトが残っているかもしれませんが…笑

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