Amazonを騙る偽メールを見分けるためのポイントを徹底解説!

この記事は約6分で読めます。

ネットショップ最大手の「アマゾン」を利用している人は
とても多いと思います。

ですが、利用者の多いサービスには
「悪だくみをする人間」も近づいてくる、というのは
悲しいことですが事実です。

「Amazonを騙る偽メール」。
世の中には、そういったメールが実際に届き、
それにより被害を受けてしまっている人も存在します。

偽物のメールは、私も実際に受け取ったことがありますが
本当に良く出来ていて、一瞬、騙されそうになってしまうものから
「なんだこれは!?」と笑ってしまうような
出来栄えの悪いものまで、様々です。

では、Amazonの偽メールはどのように見分ければ良いのでしょうか。
その点を解説していきます。

ちなみにネット上には「間違った見分け方」を思い込んで書いてしまっている
サイト様もありますので、その点についても
解説していきます。

スポンサーリンク

偽メールにご用心

Amazonを騙る偽メールは、多くの人が受け取っています。

これは、Amazonが悪い、ということではなく
アマゾン側も注意喚起をするなど、対応を行っています。

が、これだけ大規模なサービスとなると、
やはりそれを悪用しようとする人も出てきてしまうのです。

ですので、利用者側も、Amazonを騙る偽メールに
騙されないよう、注意する必要があります。

見分けるためのポイントを解説していきますので
参考にしてみて下さい。

自分の利用状況が正しいかどうか

まず、Amazonに登録していないのに
Amazonからメールが来るのはおかしいです。
これは、明らかに偽のメールだと分かりますよね。
既に退会している場合などに関しても
メールが来るのはおかしいですから、
これも偽物と断定できます。

また、Amazonに登録している場合でも
記載されている内容が「自分の利用状況」と
異なっている場合は偽物である可能性が高いです。

例えばあなたがプライム会員にはなっていないのに
「プライム会員の〇〇様」などと書かれていれば
それはおかしいわけです。

このように、基本的な部分におかしいことが
ないかどうかは、確認しておきましょう。

スポンサーリンク

日本語や文章がおかしくないかどうか

Amazonの偽メールに限らず、
偽メール、フィッシング系メールには
「文章が明らかにおかしいもの」が多いです。

そのため、Amazonを騙るメールが届いた場合
「文章におかしな場所がないかどうか」を
確認しましょう。

明らかに日本語がおかしな部分があったり、
文章が崩壊しているような場合は
高い確率で偽メールであると断定できます。

まずは冷静に文章を読んで
おかしな部分がないかどうかを確認しましょう。

宛名を確認する

メールの宛名を確認しましょう。

本文中に
「自分の名前」が書かれているか
それとも「お客様」だとか「お客様各位」だとか
あいまいな(不特定多数にも送ることができるような)書き方を
しているかどうか、見てみましょう。

あなたの名前ではなく「お客様各位」などと書かれている場合
偽物の可能性が高まります
(確実に偽物とは言い切れませんが、一つの判断材料になります)

理由としては偽メールは、送信する側が不特定多数に送るため、
いちいち個人の名前をつけていられない、ということですね。

ただし「Amazonに登録している名前」で送って来る
ケースなどもあるようなので、
あなたの名前が書かれている=確実に安全ではないので
この点は間違いのないよう、注意してください。

ちなみに「宛名に「様」がついておらず呼び捨て」な
メールは、本物のAmazonから来たメールでも
そういうことがあったので
一見偽物と思ってしまいがちですが
偽物とは限りません。

アドレスがおかしくないか確認

メールの送信元を確認しましょう。
明らかに「Amazon」とすら含まれていないような
アドレスの場合は論外です。

ただ、最近は巧妙化していて、
「Amazon」という文字が含まれるアドレスで
送って来るケースもあります。

これに関してはAmazonのサイトに
「Amazon.co.jpからの連絡とフィッシングの見分け方について」と
いうものがあり、そこで、Amazonからの連絡に使われる
主なアドレスの一覧があるので確認してみてください!

ただし↑に書かれているものが全てではなく
私は「account-update@amazon.com」というアドレスから
メールを受診したことがあり、↑のリストにも載っていませんが
Amazonのチャットサポートに確認したところ、
このメールは「本物」でした
(アマゾン側に送信履歴がちゃんと残っていることを確認しています)
↑のアドレスを「偽物」と断定しているサイトもありますが
その情報は間違っています。

とは言え、↑に酷似したアドレスがある可能性もあるので
それは注意してください。

スポンサーリンク

個人情報の入力などを求められた場合

Amazonは基本的にメールで個人情報の入力を
催促するようなことはありません。
露骨に住所やクレジットカード情報などを
求めてきている場合は、怪しいです。

「メール認証」などは実際に受け取ったことはありますが
本物のAmazonからメールで個人情報の入力を
求められたことは私はありません。

リンク先のアドレスや中身

できれば、怪しいメールのリンクは踏まないほうが良いのですが、
パソコンの場合はメールに「アカウントを更新する」などのボタンが
ついていた場合、その上にカーソルを乗せるだけ
(押してしまうとそのサイトに行ってしまうので注意!)で、
アドレスが分かります。

明らかにAmazonではないアドレスの場合は偽物と言えます。

また、万が一リンク先に移動してしまった場合も
Amazonのデザインを良く見てみてください。
文章・ロゴなど、怪しい場所、いつもと違う場所がある場合
偽物である可能性があります。

ただ、場合によってはリンクを踏んだだけで危険な可能性も
あるので、アドレス確認までにとどめて置き、
怪しい場合は、直接アマゾン(メール経由ではなく)に
アクセスすることをおすすめします

メッセージセンターは参考程度

よく、Amazonの偽メールの見分け方に
アカウントサービスの「Eメールとメッセージ」内に
存在している「メッセージセンター」の中に
送信履歴が無ければ偽物、と書いているサイトがありますが、
これは「間違い」です。

メッセージセンターに履歴があれば安心ですが
これは「Amazonからの全てのメールが記録されるわけではない」ので
勘違いしないようにして下さい。

私は実際に、「Amazonセキュリティ警告: サインイン試行が検出されました」という
メールを受け取った際には、このメッセージセンターに記録
されていませんでしたが、このメールは本物でした
(チャットサポートで確認済み。送信はAmazon本物からでしたが
システム上必要なメールだったため、メッセージセンターには記録
されないものと思われる、という回答でした)

そのため、「メッセージセンターに履歴があれば安心」ですが
「メッセージセンターにない」=「偽物」ではありません。

ネット上では勘違いしているサイト様が多いので、
この点は勘違いして、
「メッセージセンターにないから偽物だったんだ…」と
変に不安を感じないように注意です。

まとめ

Amazonを騙る偽メールには色々な種類もあるので、
メールが届いた場合はしっかりと見極めるようにしましょう!

もしもどうしても判断できない場合は
Amazonのチャットサポートなどを利用することで
Amazon側に送信履歴があるかどうかも教えてもらえるので、
確認してみてください。

タイトルとURLをコピーしました