パソコンには、中古の商品もたくさん存在しています。
私も実際に、中古パソコンを購入してみたことがありますが、
かなり長い間使えていますし、
動作自体も、何も問題なく、快適に利用できています。
パソコンは高額な商品ですし、
それに比べると、中古パソコンは随分安く手に入りますから
助かりますよね。
が…！
中古のパソコンを買う際には、いくつか覚えておきたい
注意点もあります。
それを理解しないまま購入して、不満を感じたり、
余計な出費になってしまったり、トラブルに巻き込まれたり
しないように、注意をしましょう！
中古パソコンは、ちゃんと使えるの？
基本的には、ちゃんと使うことができます。
私が購入した中古のノートパソコンの一つは
5年以上、何も問題なく利用出来ていますし、
ノートパソコンで5年、と言えば、新品でも寿命が尽きていることが
あるぐらいの長さになりますので、
何も問題なく使えています。
（もちろん、もっと早く壊れるものもありますし、
もっと長持ちするものもあります。新品でもこれは同じです）
なので、基本的に「普通に使う分」には
中古パソコンでも、十分にその役割を果たしてくれます。
ただし、当たり前のことですが
”新品”と”中古”では、”まったく同じ”ということでは
ありませんので、下記のような点はしっかりと理解し、
納得した上で購入していく必要があります。
これから紹介するような部分に”不満”を感じるのであれば
大人しく新品を購入したほうが良いかと思います。
外観に傷がついている場合がある
中古なので、しっかりクリーニングされた商品であっても、
外観に傷がついていることは
「よくある」ことです。
寧ろ、無傷の可能性のほうが”低い”と考えてください。
基本的にある程度の傷はついていますし、
ネットなどで購入した場合
「写真では傷が見えなかった」みたいなことも
どうしても出てきてしまいます。
（例えば、アマゾンなどでは、共通の写真を使っている
業者などもあります）
稀に、目立つ傷がついていることもあります。
ただ、動作自体には問題ないので、
気にしなければ何も問題はないのですが、
”傷があるとどうしても気になってしまう”人は、
中古パソコンはやめておいた方が良いです。
どんなに綺麗な中古パソコンでも、
良心的な業者が相手であったとしても、
中古である以上、傷がついていることはあります。
傷は許せない！と言う場合は、
その時点で、「中古パソコンはおすすめしません」と、
いうのが答えになります。
ノートPCの場合バッテリーが使えないことが多い
ノートPCの場合は、
バッテリーが使えなくなってしまった商品などを
格安で販売しているような業者もあります。
また、そうでなくても、中古である以上、
ある程度バッテリーの持ちなどが弱くなってしまっている
可能性も、十分にあるわけです。
基本的に、中古のノートPC＝充電などが出来ない可能性がある
と、考えて購入したほうが良いです。
商品説明などをよく見れば、
バッテリー使用不可だとか、そういうところまで
書いてある業者もありますが
場合によっては「中古ノートPCは充電はできなくて当たり前」という
考えで何も書かれていない場合もあったりするので、
この点はある程度覚悟しておいた方が良いです。
デスクトップPCの場合は関係のない部分ですが、
中古のノートPCを購入しようと考えている人の中で、
「持ち運んで使いたい」という人は、
「バッテリー使用不可」と書かれていない場合でも
必ずお店側に確認するなどしてください。
（アダプターをつなげば普通に使うことはできます）
購入する業者はよく選ぶこと
中古パソコンを購入する際には、
購入する業者は、よく選ぶようにして下さい。
と、いうのも、初期化などのメンテナンスが
いい加減な業者もいますし、
悪質業者もいるためです。
そのため、ネット上などで中古PCを購入する際には、
購入する先が「信頼できるお店かどうか」を
しっかりと確認してください。
信頼できるお店であれば問題ありませんが
「何か怪しいな…」と思うような場合は
要注意です。
Amazonの出品者やオークションなどの場合は
「相手の評価」もしっかりと確認するようにし、
不安を抱いたまま購入するようなことは
控えましょう。
パソコンは、中古と言えども「安い」
買い物ではないことは、紛れもない事実ですし、
パソコンを使っているうちに、個人情報が絡むような作業を
することも多いと思いますから、
注意しておかなくてはいけません。
付属品を確認。必要なものは用意する
新品のパソコンであれば、マウス、キーボードなどなど
最低限必要なものはセットになっているケースが
多いですが、中古パソコンの場合は
そういったものはついていない可能性もあります。
これも、商品説明などをしっかりと確認した上で、
購入していきましょう。
なお、「マウス」などはついていないケースが多いので、
（業者によります ついている可能性もあり）
付属されていないけど、必要！というものに関しては
別途手配をしておきましょう。
ウイルスチェックなどを念のため行う
大抵の場合は大丈夫だとは思いますが、
中古のパソコンを購入した直後は
ウイルスチェックなどを念のため行っておくと安心です。
業者さんを疑う、とかそういうことではなく、
前に使っていた人もいるわけですから
念には念を入れて、ということです。
パソコンでは、個人情報に関係することを
入力したりするような機会も多いと思いますから
最初にこうした部分を確認しておくことは
大事なことであると考えます。
スペックをしっかりとチェックする
中古のパソコンにも色々な種類があります。
「性能面」はしっかりとチェックして
購入しておきたいものです。
特に気を付けたいのが、搭載OS。
例えばウィンドウズならば現時点では「10」が
搭載されているものを選んだほうが良いですし
（ほぼそうなってますが）、
古いものを買ってしまうと、すぐにサポートが終了してしまいます。
次に「メモリ」
PCで同時に処理できる能力を示すもの、と考えてもらえると
分かりやすいと思いますが、
これが最低でも「4GB」は欲しいです。
これから先のことを考えると、私としてはできれば「8GB」を推奨します。
（4GBだと使えはしますが、だいぶ遅さを感じます）。
ここは、重要なので、覚えておいてください。
勿論、費用的に余裕があるなら、16GBなど、もっと数字の高いものを
選んでもらっても構いません。
特に注意して確認しておきたい部分はこの部分になりますね。
他に、任意で、
・パソコンの本体自体は何年につくられたものなのか
・無線LANは搭載されているか（これは後からでも付け足すことはできます）
・USB差込口は何個あるのか
・CPUの性能はどうか
なども確認しておくと良いと思いますが、
”よく分からないよ！”という人は、
最低限、最初に解説した「OSの種類」と「メモリの容量」は
確認しておくことをおすすめします。
この2点は、非常に大事な部分です。
まとめ
中古パソコンも、しっかりと見極めをすれば
費用的にもだいぶ余裕が出来ますし、
良い製品です。
安全性に関しても、ちゃんと↑のようなポイントを
理解していれば問題ないと思いますし、
動作自体は、当然「あたり・はずれ」
（これは新品でもあることですね）がありますから
どのぐらい持つかは分かりませんが、
ちゃんと、何年間も現役で活躍してくれる
ケースは多いです。
↑のような部分で、引っかかる部分がある人は
中古は見送った方が良いですが、
特に何もなければ、中古も十分力になってくれるでしょう。
