節水トイレ…
最近では主流となっているトイレで、
使う水の量が少なくて済むので
その名の通り「節水」になります。
一方で節水トイレが詰まりやすい、
というお話も聞いたことがあるかと思います。
では、実際に節水トイレは
詰まりやすいのでしょうか。
その点についてを
解説していきたいと思います。
詰まりやすいのなら
不安だなぁ…という人もいるでしょうからね。
実際のところどうなの？
詰まりやすいのかどうか、と言われれば
昔の主流だった、たくさんの水を使うタイプの
トイレに比べれば詰まりやすいのは事実で
あるかと思います
ただし、あくまでも昔のトイレに比べれば
というだけで決して「詰まりやすいトイレ」
ということではありませんので
そこのところは勘違いしないようにしましょう。
普通に利用している分には基本的には
詰まってしまうようなことを
心配する必要はあまりありません。
多くの場所で使われているトイレですし
そんなにしょっちゅう節水トイレが
詰まってしまうのであれば
節水トイレなど出回っていないでしょう。
ですので、基本的に大きく心配を
する必要はありません。
しかしながら、”使い方”によっては
詰まってしまう場合もありますので
危ない使い方などは
しっかりと理解しておきましょう。
量が多い場合は分ける
量が多い場合は何回に分けて
流すようにする、というのが
ポイントになります。
節水トイレであれば、節水でないトイレよりも
遥かに利用する水の量は少ないですから、
何回に分けて流したとしても
水道代に影響はないかと思います
（機種によって色々あるので一概には言えませんが）
量が多いなぁ、と感じる場合や
トイレットペーパーをたくさん利用した場合などに
関しては、しっかりと分けて流す、ということが
大事になってくるかと思います。
量が多い場合に関しては、
セコセコせずに流しましょう。
強さの使い分け
流す強さが大と小と、２段階に分かれている場合、
大を使うべき場所ではしっかりと大を
使うようにする、ということが大切です。
よくあるパターンが大で流すべき部分を
小で流してしまい、結果的に詰まってしまう、
ということですね。
そうなってしまわないためにも
これもセコセコせずに大で流すのを
メインに使っていくと良いかと思います。
節水ではないトイレと同じような感覚で
無理無理「小」の方を使っていると、
結果的にトイレづまりを起こす可能性があります。
そうなってしまわないように、
注意をしていきましょう！
構造上の問題である可能性
トイレ設置場所の立地条件や
排水管の条件等で、節水トイレと
相性が合わないようなケースも
実際にあります。
このような場合は、相性が合うように
上手く工事をするか、
節水トイレをあきらめて、昔から
あるような感じのトイレを使うか、
ということになります。
何度も詰まっていたりすると
面倒ですし、
工事などをするとなると
大きな費用がかかることになってしまう
場合もありますから、
構造上の問題で節水トイレが
つまりやすい、ということに
なってしまっている場合に関しては、
諦めるのも一つの方法に
なるかとは思います。
工事に問題がある
トイレを取り付けた際の工事に
問題があるケースもあります。
工事に問題があると
結果として詰まりやすい、ということに
なってしまうことも。
これを防ぐためには、
なるべく技術のある安心できる業者に
トイレ工事やリフォームなどは
依頼をする、ということが大事になります。
トイレに限らず、工事関係は
本当に業者の技術力が大きく関係してくる
部分になりますから、
しっかりと信用できる場所を選ぶ、
ということもとても大事なポイントに
なってくるのです。
このことは、しっかりと覚えておくようにしましょう。
詰まった場合はどうすれば？
ラバーカップと呼ばれるトイレのつまりを
解消するためのものが存在します。
それを排水口に押し当てて引き抜くだけで
つまりが解消されることも多く、
よほど詰まってしまっていない限り、
これで解消することが可能です。
なお、節水トイレ用のラバーカップがありますから
それを使うことが望ましいです。
どうにもならない場合は？
どうにもならない場合に関しては
無理をせずに、業者を呼んで
対処してもらうようにして下さい。
ラバーカップなどでも解消されない場合
どうにもなりませんし、
無理をしてつまりを解消させようとしていると
逆に取り返しのつかないことになってしまう
可能性も十分に考えられます。
ですので、どうにもならないような場合に
関しては、費用は少しかかってしまいますが
水回りのトラブルに対応している業者に
連絡をし、治してもらう、というのが
一番手っ取り早く、トイレ自体を傷めたり
更なるトラブルにつなげてしまったり
しない方法になります。
どうにもならない場合は
セコセコせずに業者を呼びましょう。
また、いざという時に慌てないために
そういった業者を１社、見つけておくと
良いかと思います。
まとめ
節水トイレは
決して”詰まりやすいトイレ”ではありません。
正しく扱えていれば、基本的に
詰まるようなことはないので
必要以上に心配する必要はありません。
最初にトイレをリフォームしたりする際にも
ちゃんと業者の方からある程度の
説明はあると思いますから
説明もしっかり聞きつつ、
正しい方法で節水トイレを利用
していくようにしましょう。
万が一の際の対処のために
ラバーカップを用意しておいたり
いつでも依頼できる業者を見つけておくと、安心です。
