違う種類の電池を混ぜて使っても大丈夫なの?危険性は?

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異なる種類の電池を混ぜて使ったりしても
大丈夫なのかどうか。

不安に思う人もいると思います。

いつも同じ種類の電池を購入している人はともかく、
その時によって購入する電池を変えていたりすると、
どうしても「前の電池が1本余った」みたいな状態になって、
次の電池(別のメーカー)と1本ずつ使う!みたいな
状況も出てくるかと思います。

果たして「他の電池と混ぜて使う」ということは
問題はないのでしょうか?
詳しく解説していきます。

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基本的に「同じ種類の電池を使う」こと

電池は大前提として
「同じ種類の電池を使ってください」ということになっています。
「異なる種類の電池を混ぜないでください」と
いうことですね。

つまり、電池が4本必要な製品があったとして、
その際にA社とB社の乾電池を、2本ずつ入れる…みたいなことは
「しないでください」ということになっています。

ごく一部混ぜて使用することのできる電池も
あるにはありますが、
一般的に販売されている電池は全て
「混ぜて使用しないでください」となっています。

そのため「同じ種類の電池を使う」ということが基本になります。

異なる電池を混ぜて使うと、どうなるの?どんな危険が?

異なる種類の電池を混ぜて同じ商品に
使ってしまった場合はどうなるのか。

まず、最初に誤解を招かないように言っておくと、
流石に、異なる種類の電池を入れて、電気製品を使うと
必ず爆発してしまったり、発火してしまったり
する…というわけではありません。
普通に使えてしまうことが多いのも事実でしょう。

しかしながら、しっかりと同じ種類の電池を
入れているときよりも、下記のようなリスクが
高まる可能性がありますので、
その点、しっかりと注意しておかなくてはいけません。

・液漏れ
・破裂
・発熱
・電池を使っている機器の故障
・電池の寿命が早まってしまう

これらを引き起こす可能性があります。

必ずしも、上のようなことが起きるわけでは
ありませんが
”起きる可能性”が高まってしまうのは
紛れもない事実なので、
無駄な危険を回避するためにも、
電池は2本必要なら、2本とも同じ電池を
揃えた方が良い、ということになります。

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やってはいけないことは、どんなこと?

「別々の電池」と言われても、
アルカリとかマンガン電池とか、
そういった種類の話なのか、
それともメーカーの違いの話なのか、
あまりよく分からない!という人もいると思います。

「異なる電池」を使うのは避けた方が良い、とは
どのような電池のことを言っているのか、
詳しく解説していきます。

・電池の種類が違うもの
アルカリ電池マンガン電池などなど
電池の種類がそもそも違うものは、使ってはいけません。
これらは基本的に、形さえあれば、2本同時に使うことは
できてしまうのですが、上記のような危険が生じます。

・メーカーの異なるもの
メーカーが異なる乾電池を使用するのもNGです。
メーカーによって特色なども異なる部分があるために、
上のようなことを引き起こす可能性が
高まってしまいます。
A社とB社の乾電池を一つの製品に使ったり、ということは
しないようにしましょう。

・同じメーカーでも種類が違う商品
乾電池を作っているメーカーは、
大抵の場合「複数の商品」を発売しています。
例えば同じ単3乾電池でも、色々な種類が存在する、
ということですね。
それらに関しても「一緒に使用」することは控えることが
基本とされています。
「同じメーカー」の「同じ商品」を一緒に使用することが
望ましいです。

・新品と中古の組み合わせ
これで最後になりますが、
「同じメーカー」「同じ商品」であっても
「1回も使っていない新しい電池」と「前にかなり使った電池」を
組み合わせることは避けるべき点の一つです。
基本的には「新品は新品同士で使う」ということが
原則となります。

一緒に使ってはいけない「別々の電池」とは
基本的にこのような形になります。

「乾電池の種類が同じ」
「同じメーカーかつ、同じ種類の商品」
「新品同士or中古同士 使い古しの具合も同じ状態のもの」

この3つの条件を満たしている乾電池を
使うようにしましょう。

油断はしない方がいい

現実問題「いつも別々の種類の電池を使ってるけど
何も問題が起きたことはないよ!」と、
いう人も実際にはたくさんいると思います。

当たり前のように、異なる種類の乾電池を混ぜて
使っている、という人は世の中に
たくさん存在するでしょう。

しかしながら、”何も起きていない”のは
”運”が良かっただけであり、
そのような使い方をしていれば、
予期せぬ液漏れや膨張、機器の故障などを
招いてしまう可能性は
「普通に使っているよりも高く」なってしまっています。

その点はしっかりと自覚しておき、
何かトラブルが起きてから後悔するのではなく
できる限り推奨されているように
「同じ電池を使う」ことを心がけていきましょう!

確かに面倒な気持だったり、
中途半端に電池が余ってしまって…ということも
分かるのですが
安全面を重視するなら、そうすることに
越したことはありません。

まとめ

乾電池は
「同じ形式の電池」
「同じメーカーのもの」
「同じ種類のもの」
「同じ状態(新品・中古)のもの)」を
使うようにしてください。

条件が色々あって面倒に感じるかもしれませんが
つまりは「同じもの」を使いましょうね、と
いうことです。

色々な事情はあると思いますし、
別々のモノを使ってもたいていの場合何も起きないことも
多いのですが、
それでもリスクは高まっているので、
できる限り「同じ電池」を使うようにしましょう!

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