「字が汚くて読めない」
そんな風に言われてしまったらどうすれば良いのでしょうか。
色々伝えたいことがあるのに、
字が汚くてそれが伝わらない、となってしまうと
面倒なことになりますし、
仕事や学校で”字が汚い”と言われてしまうと、
評価ダウンにも繋がってしまう可能性もあるので、
この点は、何か対策が必要な部分になります。
人から”字が汚い”と言われてしまった場合に
どのように対応していけば良いのか、
この点について詳しく解説していきます。
本当に自分の字は汚いのかどうか
まず、人から”字が汚い”と言われた場合に
考えることは、
”本当に自分の字は汚いのかどうか”と、
言うことです。
もしも本当に、字が汚い、あるいは何か癖があって
読みにくいようになってしまっているのであれば
対策は必要ですが、
時々”特に字が汚くないのにそう言われるようなケース”も
実際に存在しています。
単純に相手からすれば「汚い」と感じた可能性もありますし、
嫌がらせで「字が汚い！」と言っているような可能性もあります。
”他人の字”の見え方に関しても、
人間、やはり人それぞれ感じ方は違いますから、
例えばあなたの字に関しても、
100人中99人が”綺麗”と思うような場合も
一人ぐらいは本気で”この字は汚い”と感じるような人もいるのです。
このような場合（自分の字は実際には汚くない場合）に
関しては特に何も、あなたが改善するべき点はないので、
あまり気にしなくても良いですし、
時々いる、悪口的な意味で「字が汚い！」と言ってくるような人に
関しても、これは気にしても仕方がないことなので
放っておくしかありません。
ただ、先ほども書いたように、客観的に見て
実際に「読みにくい」と感じてしまうような人が多そうな
字の場合に関しては
色々と自分なりに対応を考えていく必要があります。
大事なのは「読める」こと
字の綺麗・汚いよりも、
日常生活を送る上で一番大切になるのは
”読める字であること”です。
相手があなたの字を読むことができれば
綺麗・汚いは二の次で構いません。
とにかくまずは、”相手に伝わる文字”を
目指していきましょう。
実際に社会に出てみると分かりますが
どうしても、字が綺麗な人と、字が汚い人はいますが
”ちゃんと読めさえすれば”
少なくとも、”文字を書くこと自体が仕事”の人以外に関しては
特に大きな問題にはなりませんし、
それほど怒られるような可能性も高くはありません。
とにかく一番大事なのは”綺麗な字を書くこと”ではなく
”読める字を書くこと”と、いうことです。
この点を踏まえた上で、
”字が汚い”と言われた相手との関係性や状況などから
考えて、下記のような対処をしていくと、良いかと思います。
癖のある部分を直すのが最優先
読めない、と言われてしまった場合、
まず大事なことは”癖字になっている字はないかどうか”と、
言うことになります。
先程も書いたように”綺麗であること”よりも
”読める字であること”が優先ですし、
仮にある程度字が汚くても、相手が読めれば
基本的に日常生活に支障が出る可能性としては低いです。
また、”自分の字を根本的に綺麗にしよう”と
思ってもなかなか一瞬で文字を綺麗にすることなど、
人間である以上、なかなかできないことですし、
時間もかかります。
が、”自分の癖字”を直すことであれば、
ある程度短時間でもできますから、
”書き方に癖があって、読みにくくなっている字”が
自分の中でないかとどうか、考えてみましょう。
指摘してくれるかもしれない友達や家族などが
いる場合は、そういう人たちに
”読みにくい字はないかどうか”聞いてみると良いでしょう。
自分で”読みにくくなってる字”はその他の癖などを発見した場合、
まず、そこを直すことを意識するのがベストです。
雑になっている自覚があるなら丁寧に
字を書く際に”自分が雑に字を書いている”という認識が
あるのであれば、いつもより少し時間をかけて
丁寧に書くようにしましょう。
特に、自分が慣れている相手や
慣れている職場だと、ついつい”速さ”を優先するあまり
自分の書く字が”雑”になってしまうようなことは
どうしても出て来ると思います。
しかしながら、雑に字を書かれてしまうと、
やっぱり読む側としては読みにくいので、
何も指摘されなければ構いませんが
”字が汚くて読みにくい”と言われた場合は
いつもより少し丁寧に字を書くことを
心がけるとある程度は解消されるでしょう。
特に自分自身で”雑に字を書いている”という自覚が
ある場合に関しては、
特に注意が必要ですね。
パソコンなどで文章を作る
どうしても手書きでなければいけない、
と言う場合は仕方がありませんが、
そうでない場合については
いっそのこと手書きではなく、デジタル（つまりパソコンなど）で
文字を出力するのも一つの方法です。
今の時代、無理に手書きに拘る必要はなく、
特に”字が汚い”だとか”読みにくい”と言われてしまうような人は
デジタルの力を借りる、ということが
最大の対処法になるでしょう。
私自身も、お店で店長をやっている際に、
アルバイトスタッフさんにお願い（休日は特に長文になるので）するときには
パソコンで入力して、それを印刷していました。
読む側からしてみれば、手書きの字よりも読みやすく感じる場合が
多いと思いますので、
”手書きじゃないといけないもの”で、なければ
このようにパソコンなどで文章を出力した方が
時間的なロスも少なく済むかと思います。
せっかく現代ではそういった活用ができるものがあるわけですから、
どんどん有効的に使っていくことが望ましいです。
文字を大きくしてみる
字が汚い・読みにくいと言われる理由として
考えられる理由の一つに
”文字が小さすぎる”ということもあります。
特に、中高年の方なると
”老眼”などが進んでいて、
若い人とは異なり、小さい文字を読むこと自体が
辛くなっている人も実際に多く存在します。
これは、個人差はあれど、病気ということではなく
誰にでも通る道で、
本人もなりたくてなっているわけではないので
仕方のないことです。
そういった人相手に見せる”字”の場合に関しては
当然のことながら”小さい文字”を書かれてしまうと
その人は見えにくいと感じるでしょうし、
場合によっては字が汚い、と感じるかもしれません。
そのため、字が小さい場合に関しては
”少し大きめに書く”ということを意識してみると
ある程度改善される可能性はあります。
字の練習をする
もちろん、字が汚い、と言われてしまった場合に
本当に字が汚いのであれば
自分なりに字の練習をするのも一つの方法です。
ただ、自分の字というものは
なかなかすぐには綺麗になるものではありませんし
ある程度個人差もあるので、
”すぐに字が綺麗になった！”みたいなことは
なかなか現実的には難しいです。
そういった部分については、しっかりと自分でも
理解した上で、
根気よく、字の練習を行っていくようにしましょう。
もしも自分で練習する場合は
”焦らず、じっくりと”ということが大切になります。
↑のような方法でしのげない場合や、
自分で字を綺麗にしたい、と感じる場合は
色々練習していきましょう。
まとめ
字が汚い、と周囲から言われてしまった場合は
上記のようなことをそれぞれ意識しつつ、
やっていくと良いと思います。
なかなか根本的に解決することは難しいと思いますし
自分が年齢を重ねれば重ねているほど、
そう簡単に”字”というものは変わるものではありませんが、
自分にできることをやっていき、
なるべく周囲から”汚い”などと言われないようにすることは
大切なことになります。
