店長も雑用はするべき。その行動がバイトの指揮にも関わる。

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お店の店長になると、
店員だった時代よりも、仕事量は当然増えることになります

私も実際にアルバイトから店長になりましたが、
そのタイミングではやはり、仕事量も大幅に増えたものです。

そうなってくると、
どうしても”誰でもできるような雑用”の仕事を
全くやらなくなってしまうような人もいますが、
そうなってしまうと、店長としては
マイナスに働く場合もあります。

店長になってからも”雑用”と言えるような仕事にも
ある程度は手を触れるようにし、
しっかりと自分もそういったことをしていく、ということは
大事な部分になるのです。

店長になっても”雑用”も含めて、
仕事はしっかりとこなせるようにしていきましょう。

このポイントについて、解説していきます。

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店長も”雑用”をした方がいいの?

雑用とは、店内の掃除だとか、トイレ掃除だとか、
ゴミ捨てだとか、そういった、
誰でもできるようなことをひっくるめての
お話になりますが、
店長になると、前述した通り、どうしても仕事が
増えるために、そういった部分への関与が
疎かになっていきます。

中には全く”ノータッチ”の状態になってしまうような
店長も実際にいるでしょうし、
アルバイトスタッフに対して、偉そうに指示を出すだけに
なってしまうような店長も、残念ながらいるのも事実です。

ですが、そうなってしまうと店長として
色々マイナスに働く部分も出てきてしまいますので、
”ほどほどに”雑用と呼べるような仕事も
店長自身もこなしていく、と言うことが大事です。

全部自分でやりなさいという意味ではない

”店長になっても雑用はするべき”と書くと
今度は極端な考えで、
”全部自分でやらなくてはいけない”などと
考えだしてしまう人もいるかもしれませんが、
そういうことを言っているわけではありません。

”雑用”まで含めて全部やっていたら、
とてもではありませんが、店長の仕事が出来なくなってしまいますし、
時間的にも、体力的にも足りなくなってしまいます。

また、全部自分でやるのであれば
そもそもアルバイトスタッフがいる意味もなくなって
しまいますよね。

そのようなことは店長自身にとっても、
バイトの皆さんにとっても良いことではありませんので、
”全部自分でやらなくちゃいけないんだ”みたいな
極端な考えに至ったりしないよう、注意してください。

ただし、”ほどほどに”店長自身も雑用に関わる、ということは
大事になります。

上手くバランスを取っていく、ということが大切だと
いうことですね。

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任せっきりもNG

最初にも書いた通り、店長は”雑用”の仕事も
時と場合によってはやるべきで、
完全にアルバイトスタッフに任せっきりではいけません。

全部自分でやろうとするのもダメですが、
全部バイト任せにしようとするのもダメ、ということです。
難しいところではありますが、
自分のその他の仕事量などと総合的に考えて、
雑用にもほどほどに携わっていく必要があります。

もちろん、バイトから店長になった場合などで言えば
”バイト時代のように”時間をかけることは難しくは
なると思いますが、とは言え、自分が初心を忘れないようにする
意味でも、こういったところはしっかりとしておくことを
おすすめします。

どのようなメリットがあるのかも含め
”店長が雑用をやる意味”と
ポイントを解説していきます。

初心を忘れないようにする

”店長”という立場はある意味で怖い立場で、
個人経営などのお店でない限り
”上司”なども、本部にはたくさんいるとは思いますが
基本的にお店では店長が”トップ”に立場上はなる場合が多いです。
自分以外は全員アルバイト、なんてこともあるでしょう。

また、店舗によっては人数も少なく、
どうしても”勘違いをしやすい環境”に置かれることになるのは事実です。

店長として上手くやっていくためには
そこのあたりの部分をちゃんと自制していかなければなりません。

”自分は偉いんだ”みたいな店長になってしまうと、
必ずアルバイトスタッフからは冷たい目で見られることに
なってしまいますし、プラスに働くことはありません。

そういった”自分は偉いんだ”というような感情が
膨らんでしまわないためにも、雑用と呼べるような仕事を
時間がなければ時々でも良いので、
手が空いた時、必要な時にはしっかりと自ら行っていく、
ということはとても大事なことになるのです。

”初心を忘れないようにする”ということは、
”店長としての自分が暴走してしまわないように”するためにも
とても大事な部分になるので、この点はしっかりと
覚えておきましょう。

バイトからの印象も変わる

雑用を全て任せきりの店長と、
雑用も率先的に行う店長…

前者と後者、どちらの方が
アルバイトスタッフからの心証が良いのかと言えば
基本的には、後者の方が心証はよくなるでしょう。

”自分にはそんな仕事関係ない”みたいな態度を
出してしまうと、バイトからの印象は悪くなるものです。

ちゃんと、店内の掃除にせよ、トイレ掃除にせよ、
店長もやる、ということを示すことは大事なことです。

特に”トイレ掃除”のような
誰でもできるけど、嫌がる人も多いような仕事を
”店長だけが避けている”みたいなことになってしまうと
印象としてはかなり悪くなりますので、この点は注意してください。

ただ、雑用をやる場合に注意するべき点は
”中途半端に雑用に手を出して”
逆にアルバイトスタッフのジャマをするようなことに
なってしまうようなことがあると、
逆にバイトから”邪魔”と思われてしまうことになります。

そのため”他人のやり方にケチをつけたり”
”自分のやり方を押し付けようとしたり”
そういったことはしないように、注意してください。

”何もせずに座ってくれていたほうがいい”と思われてしまうような
店長になってしまっては、おしまいです。

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緊急時のためにも普段から雑用ができるようにしておく

アルバイトスタッフさんが急に休んでしまったりして
欠員が出るようなことも、店長をやっていると出てくると思います。

そんな場合に、雑用を全て任せっきりにしていると、
例えば掃除のための掃除用具がどこに置いてあるか分からない、
などなど、信じられない事態に陥ってしまう可能性も
考えられます。

そのようなことになってしまわないためにも、
普段から雑用の類も、ちゃんと店長自身ができるようにしておく、
ということは重要になります。

普段やっていないと”誰でもできるような簡単なこと”で
あっても、なかなか手際よくできないものですからね。

バランスを考えることが大事

もちろん、店長になったあとには
”雑用だけ”をやっているわけにはいきません。

店長には店長のやるべきことがあります。

しかしながら、それでも、雑用を全て任せっきりに
してしまってはいけませんし、
雑用が出来ない、なんてことになってしまってはいけないので
そのあたりの”バランス”を上手く考えていく、
と言うことも店長の大事な仕事の一つになります。

色々考えるべきことがあったり、やるべきことがあったりして
大変だとは思いますが、
上手くバランスを考えて、自分なりにペース配分を
していくことが大事になります。

まとめ

”店長本来の仕事”をこなすことはもちろん、
”バイトでもできるようなこと”も、
場合によってはしっかりとこなしていく必要があります。

その上で、休息も取らないといけないので、
”店長”という仕事は大変な仕事になりますが、
それでも、店長になったからには、
しっかりと”休むこと”も含めて仕事を
こなしていくようにしましょう。

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