FA宣言の際の「他球団の評価を聞きたい」とは?意味や残留の可能性は?

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プロ野球には「FA」という制度があり、
FAの権利を獲得した選手は、
この権利を行使(※任意)することで、
自分が現在所属している球団以外の球団と交渉、
交渉がまとまれば、任意の球団に移籍することができます。

そんな、FA宣言をする際に
「他球団の評価を聞きたい」として、FA宣言をする選手がいますが、
これはどういう意味なのか、
そして、この理由でFA宣言をした選手が
元の球団に残留する可能性はあるのかどうか、
この点を詳しく解説していきたいと思います。

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FA宣言をすることによって「評価」が分かる

”他球団の評価を聞きたい”とはそもそもどういう意味なのか。

これは、FA宣言をすると、
宣言した選手を獲得したい球団が、
契約条件などを提示してくるために、
”今、自分が所属している球団以外が自分をどのぐらい評価してくれているのか”が、
分かることによるものです。

FA宣言をすれば、その宣言した選手を欲しい!と思っている球団がいれば、
その選手に接触、年俸いくら、何年契約、その他条件などなど
”うちと契約してくれるなら、これだけのものを用意しますよ”という
話を聞くことができます。

これがFA宣言する選手にとっての”他球団の評価”で、
どのぐらいの数の球団がFA宣言した自分を獲得しようと動いてくれるのか、
年俸、契約年数、条件、話の際の雰囲気などから
”他球団が自分をどれだけ評価してくれているのか”ということを
測ることができるのです。

例えば、FA宣言をしてもどこの球団も手を挙げなければ、
”自分はそこまでの選手だった”ということになりますし、
多数の球団が手を挙げ、契約内容も充実したものであれば
”自分はそれだけ評価されている”ということになります。

FA宣言をしなかった場合は、他球団がどのぐらい興味を
示しているのか、どのぐらいの評価をしてくれているのか、
ということは分かりませんから、
FA宣言をすることで”他球団の評価を聞きたい”と、
そういうことになりますね。

本音の場合と社交辞令の場合がある

”他球団の評価を聞きたい”というのが、
本音である選手も当然います。
↑で書いたように、こういった他の球団からの話は
FA宣言をしないと聞くことができないものになりますから、
当然、FA宣言をしてそれを聞いてみたい!と、思うことは、
普通のことでしょう。(もちろん、そういうことに興味のない選手もいるとは思いますが)

が、一方で必ずしも、”他球団の評価を聞く”ということだけが
目的ではない場合もあり、
”社交辞令的”な言葉であることもあります。

FA宣言をする選手本人が、
既に”今所属している球団を出るつもり”であったとしても、
それを正直に言ってしまえば、
今所属している球団のファンの反感を買いかねません
(実際、FA宣言をする際には過激なファンが問題になったりするケースも
あるのも事実です)

ですので、FA宣言をする際に
素直に”他の球団に行きたいです”などと言う人は少なく、
”他球団の評価を聞きたい”などと、曖昧な形で包み込んでおいて
FA移籍する、というケースもあります。

正直に”他の球団でプレーしたいので”何て言えば、
交渉面でも、ファンからの印象面でもマイナスになりますからね…
(交渉の際に”残留する可能性”も匂わせた方が、他球団が提示してくる条件も
場合によっては良くなることがあります)

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この理由でFA宣言した選手が、残留する可能性は?

「他球団の評価を聞いてみたい」と
FA宣言をした選手が、
最終的に、他の球団に移籍することなく
”今の球団”に留まる可能性はあるのかどうか。

これは、可能性としては”ある”というのが答えで、
実際に過去にも、他球団の評価を聞きたいとして
FA宣言をしたのちに、”やっぱり残留する”という
選択肢を選んだ選手も存在しています。

ただ、”他球団の評価を聞きたい”という理由で
FA宣言を行い、そのまま移籍した選手も
たくさんいるのも事実で、
この点に関しては”その選手次第”ということになります。

他球団の評価を聞きたい、というのが本音なのか
社交辞令的な建前なのかは本人にしか分かりませんし、
仮に”評価を聞きたい”が本音だったとしても、
他球団からの評価を聞いた上で”移籍”という道を
その選手本人が選ぶ可能性も十分にあります。

こればっかりはその選手本人の決断であり、
どのような答えが出るかは、
実際にFA宣言後の動きを見守って行かないと
分からない部分にはなります。

ただ、”他球団の評価を聞きたい”という理由であっても、
これまでの傾向から言うと、
”FA宣言をした以上、最終的には移籍する可能性が高い”
というのは事実で、
宣言残留をする人の方が少ないために、
”他球団の評価を聞きたい”と言っていても、
別の理由を口にしても、FA宣言を行った時点で
移籍することになる可能性は高いと言えます。

まとめ

「他球団の評価を聞きたい」という理由は
本音である場合も、本音の一部である場合も、
社交辞令である場合もあります。

もちろん、その理由でFA宣言した選手でも、
宣言残留(結局、最終的に移籍せずにその球団に残る)の
道を選ぶ選手もいますから、
”他球団の評価を聞きたい”とFA宣言をした場合でも
100パーセント移籍するわけではありません。

ただ、宣言した時点で移籍の可能性は
(最初から権利を捨てるつもりで即座に宣言残留をする人を除けば)高いですから、
好きな選手が「他球団の評価を聞きたい」とFA宣言をした場合は
ある程度の覚悟は必要と言えます。

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