野球の監督が交代する理由は?辞任や退任の理由を解説!

この記事は約6分で読めます。

プロ野球の監督は
数年、あるいは1年持たずに交代することもよくあることです。

何年も続けて監督をやるような場合もありますが
数年で交代することも、多いのです。

監督が交代になる理由は一つではなく
色々な理由が存在しており、
人によって退任したり、辞任したりする理由は
様々です。

では、プロ野球のチームの監督が交代する理由には
どのような理由があるのでしょうか。
その点について、見ていきましょう。

スポンサーリンク

辞める理由は様々!色々なパターンを知る

監督が辞める理由は、
一言で言えば「色々」です。
10人の監督がいれば、10通りの理由があるでしょう。

もちろん、大まかな理由として
考えられることはある程度決まっていますが、
どの監督も、それぞれ自分の判断や、
チーム側の判断、オーナーの判断、それぞれの事情などなど
色々なものが絡み合って「辞任・退任」を
判断することになります。

監督を何年間続けるのかも、その監督によって
大きく異なっていて、
10年近く監督でいる人もいれば、1年で退任したりする監督もいたりします。

また、一度辞めたあとに、また数年したら戻ってきて
第2次…のような感じになることもありますね。

では、監督退任・辞任の理由として
多いパターンを見ていきましょう。

任期が終わったことによるもの

野球の監督も基本的に
「何年契約」だったり「単年契約」だったり、
球団と契約することで、監督として勤めています。

監督自身が球団そのものを創設したり、
運営しているわけではないため、
監督は基本「契約を交わして監督をやっている」状態です。

そのため、どの監督であっても、
基本的には球団と何年か(あるいは単年)で契約を
結んでおり、自分の意思一つで好き放題できる、
ということではありません。

そのため、契約が切ることを一つのタイミングとして、
成績だったり、本人の意思だったり、球団側の意向だったり、
色々な理由で監督が退任になる場合はあります。

契約を更新しなければ、そこで、その監督は
その球団の監督ではなくなり、退任ということになります。

スポンサーリンク

成績不振を理由にしたもの

プロ野球もそうですし、他のプロスポーツも
そうですが、やはり”プロ”である以上は、
ある程度「成績を残す」ことを求められます。

そのため、十分な成績を残すことができなかった
監督に関しては、退任になったりする可能性が高く、
監督が交代する可能性は非常に高いです。

実際に、成績不振で自ら責任を取って辞任するような
監督もいますし、
自らには、監督を辞任する意思がなかったとしても、
球団オーナーなどとの話し合いや
契約更新をしない旨を告げられるなど、
成績不振が原因で結果的に退任することになる…
ということはよくあることです。

就任1年目の場合は、
成績もある程度多めにみられることも多いですが、
就任2年目、3年目となっていくと、
成績に対しても厳しい目を向けられることが
多くなってきます。

また、毎年のように好成績を残していたような
監督でも、ある年に急に成績が崩れてしまうと、
今までの実績が仮に5年以上あったとしても、
たった1年で、退任することになったりするような
ケースもあり、
球団の監督、というのも決して簡単な仕事ではない、
ということが伺えるかと思います。

監督本人の意思

監督本人が「辞めたい」と思っていれば
当然、自らの意思で辞任を申し出たり
することもあります。

契約の途中で突然破棄!なんてことは
なかなかありませんが、
シーズンなどが終了したあとに、
契約の更新を希望しなかったり、
引退を表明していたりするような場合は
監督は当然のことながら「交代」となります。

成績が優秀な監督などの場合は、
例えば本人が辞めたいと言っても、球団側が
説得するなどして、なかなかやめることが
できない場合もありますが、
それでも、最終的には監督をする本人の意思次第ですから、
「本人が辞めたい」と思っていれば、そこまでです。

監督本人の体調や病気・高齢化など

監督も人間ですから、
病気などにより、監督を続けられなくなってしまうことも
当然のことながらあります。
監督自身が体調不良になってしまったり、病気に
なってしまったりした場合は、
その症状や状態によっては退任し、
別の人間に監督の席を譲ることになります。

監督自身の早期の回復が望めるような場合は、
一定期間の間、代行が指揮を執るようなこともありますが、
長引くような場合や、回復が困難な場合などに
関しては、シーズンの途中であっても、監督が交代する可能性は
十分にあり得ることです。

また、先ほどから書いている通り、監督も”人間”ですから、
老いには勝てません。
どんなに優秀な成績を残している監督であっても
やはり、いずれは「体力の限界」というものが訪れますし、
そうなれば、監督として「引退」を決断するような場面も
必ず出てきます。

スポンサーリンク

監督自体のトラブルなどによるもの

監督がトラブルを起こした場合は、
辞任に発展することも十分に考えられます。

ひとつが「私生活でのトラブル」。
監督もそうですし、俳優の人などもそうですが
何らかのスキャンダルなどで私生活でのトラブルが
発覚してしまった場合、そのまま仕事を続けることが
場合によっては難しくなることがあります。
特に、プロ野球の監督も含め、公の場に出てくる人の場合は
最終的には活動停止(監督の場合は辞任)などに追い込まれる場合もありますし、
当然、警察沙汰になるような事態を引き起こせば、
監督は確実に辞任せざるを得なくなります。

ふたつめが「球団とのトラブル」。
球団との折り合いがつかず、球団との間にトラブルを
抱えるようなことがあれば、
そのまま退任、と言うことになる可能性はあります。
どちらに非があるにせよ、球団と対立関係のまま
監督を続けることは、やはり難しいでしょう。

最後が「選手とのトラブル」。
選手とのトラブルで辞任になるようなケースは
あまりありませんが、
トラブルに発展すればそれが辞任のきっかけと
なったりする可能性は十分に考えられることです。

このように、成績がどうあれ、
何らかのトラブルを監督自身が起こしてしまったり、
巻き込まれてしまったりするようなことがあれば、
それが辞任の決め手となる可能性は十分にあることです。

急な場合は後任がすぐに決まらない場合も…

監督が通常の辞め方(任期満了だったり、成績不振による辞任で
シーズン終了後に辞任したり)をした場合は、
後任の監督を決める時間もありますし、
ある程度事前にわかることですから、
大きな混乱は起きません。

しかしながら、監督が突然倒れてしまったり、
プライベートのトラブルなどで、電撃的な
辞任をすることになってしまった場合に関しては
突然のことですので、すぐに後任が決まらないような場合も
実際に出てきます。

監督も、適当に決めて良いようなものでは
ありませんので、ある程度の時間は必要になりますからね…。

この場合に関しては、
監督代行という形で、既にコーチをやっている人物や
2軍、3軍などの監督が臨時で対応するようなケースが
多いです。

その間に、代行の人がそのまま昇格するのか、だとか
別の監督を用意するのか、だとか、色々なことが
検討されていくことになります。

まとめ

野球の監督が辞任・退任する理由を
解説しました。
多くの場合は任期満了だったり、
成績の不振などを理由にした退任であることが
多いですが、必ずしもそうとは限らない、
ということですね。

野球の監督もロボットではありませんから、
中には悪い人もいますし
体調を崩してしまうこともある、ということです。

タイトルとURLをコピーしました