高級な食べ物や高額な食べ物がおいしいとは限らない。その理由は?

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高級な食べ物
高額な食べ物…

高い=「美味しい」と思っている人も多いと思います。

が、実際には決してそういうものではなく
「お金を出せば出すほどおいしくなる」とは限りません。

良い素材を使っていたり、手間をかけていたりしても
その食べ物が必ずしも「安い食べ物よりもおいしい」とは
限らないのです。

「高いから美味しい」とは限らない、
ということのポイントをしっかりと理解しておきましょう。

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「高い食べ物」>「安い食べ物」とは限らない

高い食べ物のほうが味もいい…
そんな風に思っている人もいると思います。

確かに、お金を払えば美味しいものを
食べられることもありますが、
絶対にそうなのか?と言われると
その答えは「No」となります。

なぜか。

その理由を詳しく解説していきます。

最終的に「美味しい食べ物」を食べるためには
「お金を出す」ということではなく、
色々な面から判断して
「自分に合うもの」を見つけていくことが
大切になってくるのです。

味覚や好みは人によって違う

まず「味覚」や「好み」は、
人それぞれ異なります。

Aさんが美味しいと言っている料理も
Bさんは不味い!というかもしれません。
人間はロボットではありませんから、
「全員が同じように感じる」などということは
決してないのです。

ですので、世間で大人気の料理を食べても
「え?こんなものなの?」と思う人もいると思いますし
世間で評判の悪い料理や食品を食べても
「これおいしすぎる!」という人もいるわけです。

人間は、一人ひとり、色々なことに対する
感じ方がそれぞれ違います。
当然「食べ物」に関してもそれは同じことで、
全員が全員「美味しい」「不味い」の感想が
一致することはありません。

そのため、高い食べ物よりも安い食べ物のほうが
美味しい、という人は当然いるわけです。

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どうして「高額」なのかもそれぞれ異なる

高い食品、高級な食材…
それらがどうして「高額」なのかも
場合によって異なります。

純粋に料理に手間暇かけたりだとか、
良い素材を使ったりだとか
そういう部分に「コスト」を掛けているものもあれば、
例えば観光地だったりだとか、
そういった場所で「味」の部分以外にコストが
かかっているものもあります。

また、山の中にあるレストランなどなど、
「輸送自体にコストがかかる」場合は
味自体は大したことはないけれど、
料金は高い、ということもよくあることです。

「どうして高いのか」
これは、色々な理由があり、
一概に「味」や「料理」自体に手間暇が
かかっている、と言い切ることはできません。
他の理由がある場合もあるのです。

普段慣れているものの方が美味しく感じることも

人間は「普段食べ慣れていないもの」よりも
「普段から食べているようなもの」の方が
美味しく感じることもあります。

例えば、普段から庶民的な味に慣れている場合、
フルコースの料理のような、そういったものは
あまり口に合わなかったり、
普段から100円ショップのカレーを食べていると、
500円ぐらい払って買うレトルトカレーの味が
口に合わなかったり、そういったこともあるのです。

私も実際に、修学旅行か何かで、
人生で初めてコース料理を食べましたが
正直、口に合いませんでした…。
冷凍食品のピラフとかそういうものの方が良い!と
思ったぐらいです。

また、少したとえが分かりにくいですが
「コンミート」「コンビーフ」(コンビーフの方が高い)も、
普段からコンミートばかり食べているせいか、
コンビーフのほうをたまに食べると、味に違和感を感じてしまい
私はコンミートの方が美味しく感じてしまったりします。

このように”普段から食べ慣れている・いない”で、
おいしさの感じ方が変わったりすることもあります。

まったく「高い料理」を食べたことがないような
生活を送っていると、いざ「高い料理」を食べた時に
味の良さが分からない、ということは意外とあることです。

別にそれが悪い、ということではなく、
人間とは「慣れている味」の方が
美味しく感じることもある、ということです。

安くて美味しい食べ物はたくさんある

食べ物は高くものでないと美味しくない、
などということは決してありません。

安い食べ物の中にも
「安くて美味しい」食べ物はたくさんあります。

それこそ、激安なカップラーメンの中にも
美味しいものは、探そうと思えばいくらでもあるのです。

もちろん逆に、高い料理にも値段相応のおいしさのものも
ありますし、まったく値段の価値のないような
食べ物もあります。

最終的には「お金」に関係なく
料理ごとに美味しいか、そうでないか、ということを
しっかり見極めていく、ということが
大切になりますね。

高い食べ物だから…
安い食べ物だから…
ではなく、お金の面に囚われることなく
自分が「美味しい」と感じるものを
見つけ出していく、ということはとても大切なことです。

まとめ

食べ物は「高いお金を出せば美味しい」とは限りません。
安い食べ物にも美味しいものはたくさんありますし
高い食べ物にも微妙なものもたくさんあります。

また、個人の味覚の違いや
考え方の違い、
食べた際のコンディション、
普段、どのような食生活をしているか、などによっても
「味」の感じ方は大きく変わってくるのです。

そのため「高い食べ物」>「安い食べ物」とは限らず
人によっては、食材によっては
「高い食べ物」<「安い食べ物」である可能性も
十分にある、ということです。

自分が「おいしい」と感じるものを見つけ出す。
これが、食事を楽しむ、という点において
非常に大切なポイントなのです。

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