趣味のために仕事を休んでもいいの?注意するべき点は?

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趣味のイベントや
趣味に関係する新商品の発売日などなど、
そういったタイミングで
”仕事を休みたい!”と思う人も
いるかと思います。

ですが、趣味を理由に
仕事を休んでもいいのかな?と
思う人もいると思います。

実際のところは
どうなのか。
もしも休むとしたらどのような点に
注意をしていけば良いのかどうか。

それをそれぞれ解説していきたいと思います。

趣味のために休みたい!
でも、どうしたらいいのか分からないという人のために
ひとつひとつポイントを解説していきます。

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事前に申し出ていれば自由

事前に有給休暇を申請して休むのであれば
これは自由です。
法律上も何も問題ありませんし、
趣味を理由にした有給休暇を取得してはいけない
などというルールはありませんから
会社側も基本的に取得を拒否することが
してはいけないことです。

そもそも、有給休暇は理由などなくても
取得してもいいのです。
極端な話をすれば「この日は行きたくない」でも
いいですし「この日はなんとなく休みたい」だとか
そういった理由でもいいのです
(わざわざそんな理由を口にする必要はありませんが)

なので、趣味を理由とした有給休暇を取得することも
全く問題はないことですし、
悪い事ではありません。

ただ、そうは言っても
現実的には色々と難しい部分がある!というのも
事実にはなるかと思います。
やってはいけないことや、円滑に休むためには
どうしたら良いのかを、それぞれ解説
していきたいと思います。

急な休みはダメ!

趣味を理由にした急な休みは
避けましょう。
例えば、急に体調を崩してしまっただとか
身内に不幸があっただとか、
そういった理由であれば
連絡を入れて急な休みになってしまっても
仕方のないことですし
それは誰にでもあることですから
”普通の会社”であれば、何も言わないでしょう。

ただ、趣味を理由とした休みで
突然”あ、今日は、〇〇があるので休みます”は
流石に通用しません。
趣味を理由にした休みは問題ありませんが
趣味を理由にした突然の休みはNGです。
連絡もせずに休むのは論外ですね。

趣味を理由にした休みを取得するのであれば
事前に必ず有給の申請を行っておき、
ちゃんと職場に伝えるように
しておいてください。
間違っても、当日突然休んだり
ギリギリになってから「休みたいです!」みたいな
ことはしないように、注意しましょう。

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理由は説明しなくても良い

「趣味を会社に知られたくない」という人も
いると思いますし
「趣味を理由にすると休ませてくれ無さそう」という人も
いると思います。

ですが、有給休暇は本来、理由など
説明する必要はありませんから、
別に趣味のことを無理して
話をしなくても問題はありません。
理由を聞かれなければ言う必要もないですし
聞かれても適当に誤魔化せば良いだけのことです。
例えば、たまになのであれば
親戚の冠婚葬祭などでも良いですし
体調面で優れない場所があるのであれば
通院でも良いですし、
旅行でも、何でも良いです。
適当な理由をつけて有給を申請すれば
よほど下手な嘘でない限り気付かれるようなことは
ありません。

理由を根掘り葉掘り聞いてくる上司が
もしもいたらそれはおかしな上司であり、
別に答える義務はありません。

まぁ、とは言え
「答えたくないです」と言えば
人間関係上トラブルになる可能性もありますから
適当な理由を考えておいて
聞かれたらそう答えるように
するのが一番良いでしょう。

また、別に趣味を隠すつもりもなく
会社や上司の雰囲気も申請さえすれば
趣を理由とした有給も十分に取得できるような
会社なのであれば、
別にわざわざ隠す必要はありません。

なるべく早めに伝える

趣味に関する予定や
スケジュールが早い段階から
決まっているのであれば
有給の申請は早い段階で
済ませておくようにしましょう。

会社によってルールは異なりますが
直前だと申請できない可能性もありますし
有給が既に他の人によって
取得されてしまっていて
取れないような(別の日にして欲しいと言われたりする)
こともあります。
そのため、趣味で有給を取る場合でも、
他の理由であったとしても
なるべく早い段階で有給休暇を申請するようにする、
ということはとても大事なことなので
覚えておきましょう。

仮に、趣味に関する予定が
無くなってしまったとしても
その日はのんびり休めばいいだけです。
逆に有給をギリギリまで渋っていると
休みたいのに休めない!ということに
なってしまいますから
予定が決まっているのであれば、
早い段階で有給をしっかりと取得する、
ということはとても大事なことになります。

会社によって、〇日前まで、だとか
そういうルールもあるかもしれませんから
自分の職場の有給に関するルールは
しっかりと確認し、把握をしておくようにして下さい。
これは「知らなかった」では済まされないことです。

有給が取れない会社の場合

有給が取れない職場というものも
たくさん世の中には存在しています。
厳密に言えば”有給は存在しているけれども
取得させない”だったり
”有給は知らないうちに会社が消費させている”だったり
するかと思いますが
とにかく、有給を取ることができないような
会社も、ザンネンながらこの世にはたくさん
存在しているのも事実です。

そのような会社の場合は
有給の理由が趣味であろうと、他の理由であろうと
なかなか取得できないこともありますし、
インフルエンザだとか冠婚葬祭でも休むことを
許さないような超ブラック企業も存在しています。

もしも自分がそのような会社にいる場合は、
趣味で有給を取得するのは難しいかもしれません。
悲しいことですが、法律上、有給休暇は
取得するべきなのですが、
それが出来ない会社もあるのです。
会社側は有給に関して、
不正をしようと思えばいくらでもできてしまう、
というのが事実ですからね…。

そのような場合は、諦めるか
ダメもとで会社や上司に相談してみるか
最悪の場合は転職なども検討するか、の
三択になるかとおもいます。

もしも、ブラックな会社であってもそこで勤務を
続けたいのであれば
ザンネンながらその環境を受け入れるしかありません。
上司や会社に相談したり
有給が取れないなんておかしい!と声をあげたりするのは
正しい方法ではありますが、
これをやってしまうと、会社が汚い手を使って
あなたの居場所を無くす可能性があります。
もちろん法律上はアウトですが
卑怯な手段はいくらでもありますから
会社に追放される可能性は0ではありません。

意見を口にすることは正しいことですが
現実問題としてそういったリスクがあることは
覚えておかなくてはいけません。
綺麗事だけでは通用しない世の中ですからね。

最終的に、趣味で自由に休みたい!と
考えるのであれば
有給休暇がちゃんと機能している
職場に転職するしか方法はないかとおもいます。

”有給が機能していない会社”を
あなた一人の力で変えることは
ザンネンながらほぼ不可能ですからね…。

もしも有給を取れない状況を
心苦しく思っているのであれば
転職も一つの選択肢として
頭の中に入れておくのが
良いでしょう。

まとめ

趣味を理由に有給を取得して
休むこと自体は、会社のルールに沿って
やっていれば何も問題はないことです。
上のような点に注意していれば
趣味のために有給取得をして
休むことも、何も問題はありません。

ただし、上でも書いたように
有給の取得そのものが難しい職場も
あります。
そのような職場にいる場合は
趣味による休みをあきらめるか
それができる職場を見つけて
転職するか、ということになるかと思います。

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