道を歩いていたり、
自転車で走っていたりすると
警察官の方から「職務質問」されることがあります。
これは別に、その時点で
あなたが悪いことをした、ということではありませんし
疑われている、というわけでもありません。
初めて職務質問されると焦ってしまったり
することもあるかもしれませんが、
普通に対応していれば、
（あなたが悪いことをしている場合は別ですが汗）
何も問題はありません。
ですが、職務質問の際の対応次第では、
逆に疑われてしまったり
余計な時間がかかってしまったり
することもありますので、
その点は注意してください。
スムーズに終えるためのポイントと注意点
職務質問をスムーズに終えるための
注意点やポイントを解説していきます。
私も自転車通勤の仕事帰りに
複数回職務質問されたことがありますが
いずれも問題なく、
スムーズに職務質問を終えています。
その時の経験なども踏まえて、
トラブルなく終わらせるための方法を
解説していきます。
拒否をしない
職務質問は強制じゃない、みたいな
ネット上での情報も見かけますが
職務質問を拒否すれば
当然、疑われることになりますし
余計に時間がかかってしまうだけです。
スムーズにいけば、3分もかからずに
終わると思いますから、
職務質問を拒否したりせずに、
普通に受けてしまったほうが良いです。
変に疑われたり、余計なやり取りが
増えたりするだけなので、
拒否はせずに、協力的な態度を
見せておくぐらいのほうが、
結果的にはスムーズに職務質問が
終わります。
よほどの事情がない限り、
拒否はしないようにする、
ということは、基本ですので覚えておきましょう。
反抗的な態度を取らない
あまりにヘコヘコする必要はありませんが、
反抗的な態度はとらないようにしましょう。
反抗的な態度を取れば「こいつ怪しいな？」と
なってしまう可能性もありますし、
警察官と言えど、人間ですから
この野郎…となって、職務質問を意図的に
長くしたりする可能性も十分にあります。
そのため、一般的なレベルで構いませんから
ちゃんと節度のある対応をするようにしましょう。
急いでいるときに職務質問されたりすると
イラッとするような人もいるかもしれませんが
そこはぐっと抑えて、冷静に対応したほうが
職務質問も早く終わります。
疑うような行為
本物の警察官ですか？だとか
警察手帳を見せてください、だとか
そういった要求はしないように
した方が賢明です。
もちろん、偽物がいる可能性も０では
ないのですが、
それでも、疑うような行動をすることで
反抗的とみなされたり
逆に自分が疑われたりするような
可能性も十分にあります。
相手の雰囲気などを観察しつつ、
それで判断するようにしましょう
（職質の偽物なんてほぼいませんから
あまり気にしすぎなくていいと思います。
露骨に怪しい場合や
私服だったりする場合は確認しても
良いですが、それ以外の場合は
確認しないほうが結果的に
手早く要件も終わるはずです）
挙動不審な態度
挙動不審な態度をしていると
怪しまれる結果になります。
職務質問の目的は
怪しい人間を見つけ出すことですから
オドオドしたりしていれば
「この人なんか怪しいな…」と
なってしまうのは当然のことです。
そのため、挙動不審な態度は
取らないようにしましょう。
初めて職務質問されたときには
慌ててしまったりするかもしれませんが、
出来る限り冷静にすることも
職務質問を早めに終わらせるための
コツの一つになります。
逆の立場になって考えてみればわかりますが
止めた相手がオロオロしてたら
「なんだこいつ？」となりますよね？
言われてから行動する
職務質問に慣れ過ぎている場合も
逆に不審な人物として判断されてしまう
可能性もあります。
こういったサイトを読んでいたり
ネットで情報収集をしていたり、
職務質問を過去に何度かされたことがある人の中には
言われる前に、身分証明書を警察官に
見せてしまったりする人もいますが
それは、逆効果です。
相手から言われるまでは
アクションを起こさないようにすることが
大切になります。
警察官の方が「見せて」と言ったら見せる、
その対応がベストです。
何も言われていないのにも関わらず、
自分から身分証明書を率先して見せてしまったり
そういったことをすると
逆に疑われますので
あまりせっかちになりすぎないように
注意してください。
変な嘘をつく
嘘は逆効果です。
何か聞かれた際にはできる限り
正しいことを答えるようにして下さい。
職務質問の最中に嘘をつくと
それで墓穴を掘っていく結果となり
逆に疑われる可能性もあります。
悪さをしているだとか、
そういった嘘ではなく、
早く職務質問を終わらせたいと嘘をついたり
恥ずかしいからと嘘をついたりしてしまうと
悪いことをしていないのに
悪い方面で疑われる結果に
なってしまいますから、
そういった点に関しても
しっかりと注意をしておくようにしましょう。
また、嘘をつくと、挙動不審な態度として
表に出てしまったりする人もいるでしょうから、
そういった部分に関しても
注意をするようにしておきましょう。
余計なことをペラペラ喋らない
基本的には相手から聞かれたことを
しっかりと受け答えするようにしていればＯＫです。
こちらから世間話を振ったりだとか、
そういった余計なことはあまりしないように
することをおすすめします。
と、いうのも世間話などを振ったりすることで
逆に、怪しいイメージを持たれる可能性も
あるためです。
余計なことをしゃべらず、単純に
言われたことに対応していれば、
それで十分です。
余計な会話を膨らませて
そこから怪しまれるようなことに
なってしまったりすれば本末転倒ですから
注意をするようにしましょう。
自転車等の場合は
自転車の場合は、そのまま突破したりすれば
怪しまれますから一度停車して
出来れば自転車から降りて
対応をするようにしましょう。
また、自転車があまりにもボロボロだったり
自分のイメージに合わないような自転車だったり
（盗んだと誤解されやすい）すると
職務質問される可能性がＵＰする場合も
あるので注意しておきましょう。
何もやましいことがなければ
職務質問されても何も問題ないとは
思うのですが「面倒臭い」と思う人は
注意が必要ですね。
ちなみに、防犯登録していなかったり、
他の人の自転車を借りていたりすると
面倒な確認が必要になったりする場合も
ありますから、その点にも注意は
しておきましょう。
何か問題がある場合は…
何か問題があった場合
（例えば自転車の防犯登録をしていないとか）は
素直に謝り、どのよううにすればよいかを
聞いて、その指示に従うのがベストです。
細かなことであったとしても
ここで変に反抗的な態度を取ったりしていれば
相手の心象も悪くなっていきますし
余計に事が大きくなっていくだけ、というのは
安易に想像できるかと思います。
そうなってしまわないためにも、
しっかりと注意をしておいたほうがいいです。
変に言い訳しても、警察官の方には
その程度お見通しのはずですから、
無駄なあがきはやめて、素直に謝り
どうすればいいのか確認する、
ということを覚えておきましょう。
まとめ
やましいことがなければ
問題ないはずですが
時間がないからだとか、反抗的な
態度を取ったりだとか、そういうことをすると
本当に逆効果になってしまいますから
この点は注意をするようにして下さい。
普通に対応すれば
数分で終わります。
そんなに時間もかかりません。
かえって変なことをしたほうが
タイムロスになりますから、
サクッと終わらせるためにも
手早く対応していきましょう。
