ルールを作る・見直す人に求められること!非常に大きな責任を伴う。

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社会でも、会社でも、家族間でも、
どんな場所でも
ルール・条例・法律など”決まり事”を作る人・見直す人には
色々なことが求められます。

例えば会社内であっても、
社会のルールを作る立場であっても、
”何かルール”を作る場合、
”他人の行動をある意味で縛ることになる”非常に責任重大な
立場であるということを自覚しなくてはいけません。

自分の作ったルールが、
自分の推進したルールが、誰かを苦しめるような結果になった場合、
当然、責任を負うことになりますし、
”知りません”
”こんなはずじゃありませんでした”では、
当たり前のことですが、許されません。

規模の大小に関わらず
”何かルールを作る立場”にいる人は、
しっかりとその自覚を持ち、
求められることを理解しておく必要があります。

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ルールを作る、ということは非常に大きな責任も伴う

大きなことで言えば国の法律もそうですし、
自治体などの条例もそうですし、
規模の小さな話で言えば会社内の社則や、学校の校則、
さらに小さい規模なら家庭内のルール…、
何でもそうですが、
ルール作りは”他人のことを縛ること”でもあり、
場合によっては、何も悪いことをしていない人間を
苦しめてしまう結果になる場合もあります。

もちろん、ルールは”正しく”内容を考えられた上で、
”正しく”運用されれば、トラブル防止にもなりますし、
悪さを防ぐことにもなりますので
とても良いことです。

しかしながら、中には”自分の感情任せ”に
誰かを苦しめるルールを作ったり、
”何も実態を理解しないまま”ルールを作ったりして、
結果的に誰かを苦しめることになったり、
ルール自体が相手にされずに形骸化してしまったり、
そういったことになっているケースも多々見受けられます。

”ルールを作る人”に自分の立場の”非常に大きな責任”を
理解できていない人が一部におり、
そういった人たちが”問題のあるルール”を作ってしまう…
と、いうことですね。

ルール作りには非常に大きな責任が伴います。
後からこんなはずじゃなかった、と言っても、
他人の人生を壊したり、大きな損害を与えたりしたあとでは
もう遅いですし、その責任を取る必要も場合に
よっては出て来るでしょう。

そのようなことにならないためにも
会社内のルールでも、校則でも、法律でも、地域の条例でも
”ルールを作る立場にいる人間”は下記のようなことを
絶対に理解しておかなくてはいけません。

自分自身、↓のようなことに当てはまっていないかどうか
よく自問自答し、
当てはまる部分があるのであれば
”すぐにでも”改善してください。

自分の好き・嫌いでルールを作ろうとしていないか

会社内のルールや校則、酷い場合では地域の条例などでも
時折そういうものを見かけますが
”自分が嫌いだから”と、何かを縛るような、問題のあるルールを
作ろうとする人も時々存在しています。

そのようなことをすれば、確かにその本人と、
その人と同じような考えを持つ人は満足するのでしょう。

しかし、感情任せのルールを作っても、
反発を招くだけですし、実際問題、誰のためにもなりません。

ルール作りをする上では”自分の好き・嫌い”というものは
捨てる必要があるのです。

「自分の好きなものには甘く」
「自分の嫌いなものには厳しい」
そんな考え方の人は”ルールを作る立場にいる資格はない”ので
即刻、ルール作りから降りることを推奨します。

トラブルの火種になるだけですし、
ルールは感情ではなく、客観的に作るものです。

例えば”自分の嫌いなものを意地でも規制したい”みたいな人が
地域の条例や、会社内のルールを作れば
”感情ルール”の完成です。
要は、その人の感情を満足させるためだけのルールであり、
何も意味のないルール、ということです。

そういうルールが増えれば増えるほど、
そのルールに振り回される”被害者”が増えるだけであり、
何も良いことはありません。

ルールを作ろうとしている際には
そのルールを作ろうとしている理由が
”自分が嫌いだから”になってしまってないかどうか、は
自分の中でよく考えてみてください。

少しでも「あ…」と、思い当たることがあるのであれば
あなたは間違っているのです。
すぐに改善しましょう。

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実態をちゃんと理解しているかどうか

何事もルール作りをするのであれば
「実態を知る」責任が生じます。

現場のことも知らず、
その物のことも知らずに
ルールを作ることは、許されません。

”あなたの勝手な妄想と思い込みでルールを作ってはならない”のです。

例えば会社内で休憩室の利用に関するルールを作るなら
休憩室に自ら足を運び、そこで一度は休憩するべきですし、
コンビニに関するルールを作るなら、
コンビニに一度は足を運び、実際にコンビニを利用すべきですし、
実際にそこで働いている人々からも話を聞き、
意見を聞き入れるべきです。

こういったことをせずに、
例えば”休憩室を一度も利用したことがないのに休憩室のルールを作る社長”とか
”コンビニの労働環境も知らずに、勝手にルールを決める議員”とか、
そういう人になってはいけません。

知らないものに対するルールを作ることなどできないのです。

無理に作っても、それはあなたの妄想であり、思い込みに基づくルールで、
必ず”当事者”や”現場目線”からすれば問題点だらけのルールになるのです。

先程書いたように、後から”こんなはずじゃなかった”というのは
ルールを決める人間には許されない言い訳であり、
”じゃあ何で先によく調べてルールを作らなかったのですか?”と
なってしまいます。

当然、自分の作ったルールで大きな影響を及ぼすようなことがあれば
相応の責任を取ることになるでしょう。

「自分は関係ない」など、逆ギレ的な対応をしても、
もう遅いですし、自分の作ったルールで困っている人が
出てきてしまった場合、
それはルールを作ったあなたの責任です。

それが、”ルールを作る”ということの責任の重さであり、
それを理解できないのであれば
会社でも、行政でも、”ルールを作る立場にいてはならない”のです。

結果ありきでルールを作ってはならない

ルール作りをする際には、どんなルールでも
”結果ありき”で作ってはいけません。

ルール作りの過程で、周囲から意見が出れば
一つ一つの意見に耳を傾ける必要がありますし、
”問題がある”と言われたのであれば
それを”客観的に”見て、判断していく必要があります。

誰から何を言われても「いや、これでやるんだ」みたいのは
ただの”マイルールの押し付け”でしかないので、
しっかりと周囲の意見には耳を傾け、
必要とあれば、ルールの修正も行っていく、という
柔軟さが必要になります。

”ルール作りは頑固に行ってはいけない”
と、いうことを覚えておきましょう。

必要なら「反省」と「謝罪」もしっかりと

人間である以上、ルール作りに失敗することは
誰にでもあると思います。

”こんなはずじゃなかった”という部分が、
気を付けていても出てきてしまうことはあるでしょう。
(先ほど書いたように、何も意見も聞かず、
自分の好き嫌いでマイルールの押し付けをした場合は
こんなはずじゃなかった、は許されませんが
色々考えた上で、予想外の”こんなはずでは…”が
出てきてしまった場合は、また別の話です)

そういった場合にはしっかりと謝罪が必要なら謝罪し、
反省するべき点は反省、
変えるべき点は変えて行く必要があります。

くれぐれも、
”ルール作りに失敗した”際や、
批判を浴びた際に、逆ギレしたり、
開き直ったりしないようにしましょう。

そういうことをする人は、
ルール作りからは”永遠に”離れて
別の方面で活躍していくことをおすすめします。

まとめ

家庭内でも、学校でも、会社でも、地域でも、法律レベルでも
”ルールを作る”ということには
非常に大きな責任を伴います。

”他人の人生を場合によっては壊す”ことにもなるので、
このあたりは自分の好き嫌いで暴走したり、
周囲の意見を聞かずにルール作りをしてしまってはいけません。

しっかりと自分を見つめ直し、
”おかしなルール作り”をしないようにしましょう!

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