ゲーム機の初期ロットって壊れやすいの?実際のところはどうなの?

この記事は約6分で読めます。

初期ロットとは、
簡単に言えば「最初に生産されたもの」のことを示します
(最初でなくても、発売前後に生産された初期のものを
 示す場合もあります)

例えば、新発売のゲーム機を
発売日に購入すれば、それは「初期ロットのゲーム機」
ということになるのです。

ですが、初期ロットのゲーム機は壊れやすい、
初期不良が起きやすい、などとも言われており
不安に感じる人もいると思います。

実際のところはどうなのか、
という部分を詳しく解説していきたいと思います。
私自身もゲーム機の初期ロットはいくつか購入しているので
その体験談も含め、解説します

スポンサーリンク

初期ロットの方がリスクが高いのは当たり前

これは、ゲーム機に限った話ではありません。
家電製品でもそうです。
「新しいもの」はなんでも、最初に生産されたものの方が
基本的には”リスク”が高いのです。

発売後、色々と不具合だとか
壊れやすい部分だとか、そういったものが徐々に
分かっていき、改良されていくものですし、
”まだ見つかっていない”隠れた不具合なども
初期ロットには潜んでいる可能性もあります。

発売から年月が経過すれば経過するほど
メーカー側の技術も向上していきますし
「不具合の事例」なども増えて行くことで
そういった部分が改善されていき、
結果的に「壊れる可能性」が低くなっていく、
というのは事実です。

全ての製品がそうとは言えませんが
ゲーム機に関してもやはり「初期ロット」の方が
リスクとしては高く、
後から発売されるような改良型だったり、
初期型でも後から生産されるようなものは
こっそり仕様が変わっていたりして、
より”壊れにくく”なっている、というのは事実です。

初期ロットだと必ず壊れるわけではない

↑のようなことを書きましたが
一方で、初期ロットだと必ず壊れてしまうのか?と
言われれば、その答えはNoです。

初期ロットのゲーム機を購入しても、
壊れずに長い間使うことができる場合も当然多いですし、
全体の割合でみれば
壊れずに使える人>すぐ壊れてしまった人になります。

すぐ壊れてしまった人の方が多いゲーム機、などというのは
さすがにありませんし、
そんなもの発売してしまったら大変なことになります。

ただ、リスクとしては、
「初期ロット」のゲーム機の方が高くなりますよ、
ということです。

私も実際に「初期ロット」と呼ばれるもの
(発売直後に購入したゲーム機)をいくつか持っていますが、
(WiiUとニンテンドー64、ニンテンドースイッチ、XBOXONE(これは中古で初期ロットを購入)
このうち、3台は、何年も普通に使うことができていました。

ただし、ニンテンドースイッチだけは購入半年で、
ロゴ画面から進まなくなり故障(メーカー保証期間なので無料で修理)
したので、「初期ロットだから」と断言することはできませんが、
そういうこともあります。

スポンサーリンク

不具合は初期ロット以外でもある

ゲーム機以外の家電製品でもそうですが、
「不具合」が起きるのは初期ロットだけではありません。
初期ロット以外でも、初期不良が起きる可能性は
十分にありますし、「ハズレ」を引けば、
初期不良が起きます。

初期ロットの方が細かい部分も含めると
色々な不具合が出て来る可能性は高いと言えますが、
「じゃあ、初期ロットじゃなければ大丈夫なのか?」と
言われれば答えはNoです。

改良型の本体を購入しても、
初期不良のような状態で故障する可能性はあります。

私の実例として
「プレイステーション2」と「プレイステーション3」
そして「プレイステーション4」は、
初期ロット以外のものを購入したのにも関わらず
1年ちょっとでそれぞれ故障したことがあります。

それぞれ修理・買いなおししており、
そのあとの本体は5年以上持っていますが、
このように「比較的短期間で壊れてしまう」
リスクもあります。

初期ロットじゃないから壊れない、ということでは
ありませんので、「そこ」は勘違いしないように
しておきましょう。

あくまで「運」次第と言えます。

もしも初期ロットを買ってすぐ壊れてしまったら…?

初期ロットの本体を購入して、
もしも「ハズレ」を引いてしまい
不具合に遭遇したり、故障してしまったり
したらどうすれば良いのか。

この場合に関しては
プレイステーション系でも、任天堂系でも、XBOX系でも、
メーカーの保証期間というものが存在しているため、
実費で修理をしなくてはいけない、だとか
そういうことは基本的にはありません。
無料で修理してもらうことが可能です
(送料の負担もありません)

ただし、
・修理して戻って来るまでの間はプレイできない
・セーブデータは消える可能性がある
・1年経過している場合は、有償での修理
・自分で壊した場合(落としたなど)は有償での修理

となります。

基本的には無料で修理できるので
初期ロットを購入してすぐに壊れてしまった!という場合でも
金銭的な意味で損をすることはありませんが、
例えば、発売日に購入して翌日に壊れてしまった場合は、
修理に送って戻って来るまでの
1~2週間(混雑している場合はもう少しかかる)は、
プレイできない状況が続くことになります。

実際に初期不良が起きたケースはあるの?

実際に初期ロットで大規模な不具合や
故障が起きたケースはあるのかどうか。

これに関しては
「全部回収レベルになる」不具合が起きた事例は
今のところはありません。

ただ、個人レベルでは、
新しいゲーム機が発売された直後は
必ずと言っていいほど
「すぐに壊れた」みたいな情報が飛び交いますから
「初期不良の本体を手にする人」は毎回必ず存在するわけです。

また、実例としてXBOX360の初期化型は
ディスクに円形の傷がつきやすい仕様に
なってしまっていたり、
赤いリングが電源ボタンの部分に出て
故障してしまう事例があったり、
という、ある程度大きい問題になったものもあります。

スポンサーリンク

プレイステーションの初期ロットは危険なの?

ゲーム機の初期ロット云々で、特に騒がれるのが
「プレイステーション」の初期ロットです。

PS系の初期ロットは買うべきではない、
みたいな話は結構ネット上に広がっています。

ただ、これに関しては、
具体的に根拠があるわけではなく、
プレイステーション系の初期ロットでも
割合としては普通に使えるものが多いですし、
任天堂の初期ロット本体でも壊れるものは壊れます。
メーカー関係なく、初期ロットでも、その後の本体でも
壊れるときは壊れるのです。

PS系の場合は比較的早い段階で
値下げされたり、改良型が出ることも多いので、
そういう点が「プレイステーションの初期ロットは控えたほうがいい」
という空気に繋がっている感じはします。

初期ロットは買うべき?待つべき?

初期ロット自体を買ってはいけない、
ということはありません。

ただし、”そういうリスクもありますよ”
ということですね。

が、初期ロットじゃなくても
初期不良をつかまされるときは
掴まされますし、
ゲーム機も家電製品の一つですから
製造されたものの100パーセントが
初期不良を起こさない、ということは
あり得ません。

最終的には
「欲しければ買う」
「待てるなら待つ」
で良いと思います。

必要以上に初期ロットを恐れても「無駄」
ということですね。

まとめ

初期ロットには確かにリスクはありますが、
初期不良を起こすのは初期ロットだけでは
ありませんので
あまり気に過ぎても…ということはあります。

ただ、どうしても心配なのであれば
最初はある程度様子を見て
どんな感じかどうか見極めていく、
というのが、一番確実な感じではありますね。

タイトルとURLをコピーしました