バイトから内部告発された場合はどうすれば?事実は素直に認めること。

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アルバイトスタッフから、
職場の違法な部分を内部告発された、
あるいは、元アルバイトスタッフから
違法な部分を内部告発された…

そんな場合、店長や社員としては
どのように対応していくべきかどうか。

この点についてを解説していきます。

まず、一番大事な点として
「本当に問題点があるのなら、全て認めて反省する」
ことから始める必要があります。

この点は、間違えてはいけません。
今は”隠し通せる時代ではない”ということを、
バイトから内部告発された側は、
よく理解する必要があるのです。

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内部告発の内容が「事実」「虚偽」どっちなのか

バイトスタッフ(あるいは元バイトスタッフ)から
内部告発された場合、
そのバイトスタッフさんが告発した内容が
”事実”なのか”虚偽”なのか、これによってその後に
取るべき対応は変わってきます。

また、事実と虚偽が混ざっている場合や、
一部、間違っている部分がある場合など、
こういった場合も色々と変えて行く必要があります。

まずは”内部告発された内容”がどのような内容なのかを
確認し、それらを正確に把握する必要があります。

告発された内容が”事実”なのであれば
悪いのは”バイト先側”…
つまりは店長や社員や会社側です。

逆に”虚偽”なのであれば
虚偽の告発をしたアルバイト(あるいは元アルバイト)側…
ということになりますが、
この点は客観的に見ていく必要があります。

”内部告発”自体は悪いことではありませんので、
まずは怒るのではなく、その内容を冷静に見定めて下さい。

職場側に問題があり、それを告発されたのであれば、
”悪いのは職場”です。
これを忘れないようにしましょう。
職場がルール違反をしてなければ、
そのバイトスタッフも内部告発などしなくて済んだわけですから
そもそもの原因を作ったのは店長・社員・会社などになるのです。

簡単に言えば”自分たちのせい”ということです。

が、虚偽なら”職場側が被害者”であり、
この点は毅然とした対応をしていく必要があります。

事実を告発されたなら素直に認めること

まず、アルバイトスタッフから”内部告発”された内容が
”事実”なのであれば、
それは、素直に認めることが最重要です。

急にそういうことが起きれば、人間は慌てる生き物です。

が、内部告発されたことが事実なのに
”隠そうとしたり”
”嘘をついたり”と言ったことは絶対にしてはいけません。

今の時代は”簡単にバレる”時代です。
いくらでも証拠を保存することができますし、
”アルバイトの立場で内部告発をする”ということは
元であっても現役であっても、
”確実に”何らかの証拠を持っていますし、
クビになってでも、という強い覚悟も持っているでしょう。

ですので、内部告発された時点で、
それが事実なら”もはや隠し通すことはできない”のです。

事実と言うことは、自分たちが悪いわけですから
しっかりと事実確認を行い、事実は事実として認め、
謝り、今後の改善策を明示する、ということを
素早くやっていく必要があります。

会社などとも相談しながら
”事実は全て認めて謝罪、改善策を出す”ということを
とにかくすぐにやって下さい。

変に言い訳をしたり、
指摘された部分を一生懸命隠そうとしたりしても
結果的に”自分たちを不利にするだけ”です。

先程も書きましたが、バイト先を告発する時点で、
アルバイトスタッフさんの側には相当の覚悟と、
相応の証拠が手元にある場合がほとんどです。

今の時代、隠し通すことができない時代である、
ということは、自分でも少し考えてみれば分かるはずです。

SNSなどであっという間に問題行為・違法な部分は
拡散され、もはや言い逃れをすることはできません。

”内部告発された場合にできること”は、
素直にそれを認め、謝罪し、改善策を明示すること”です。

とにかく、それが事実なのであれば認めることです。

”事実じゃない”と思い込むのもダメです。

本当に事実じゃないのであれば話は別ですが、
”事実ならば”すぐに認めることです。

それ以外に方法はありません。
今まで、悪いことをしていたわけですから、
悪いのは職場側なのですからね。

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告発された内容が「間違い・嘘」である場合

この場合は、毅然とした対応を行ってください。

バイトスタッフも人間ですから、中には恨みなどで
”ありもしないこと”を告発する可能性も0ではありません。

また、人間ですから間違う可能性も十分にあります。

こういった場合に関しては、ネットなどで炎上する可能性はありますが
すぐに”否定するようにしてください。

ただし、否定する際の態度が高圧的だったりすれば
逆に疑われることになりますので、
あくまでも冷静に、そして証拠も一緒に明示しながら否定することです。

また、間違いの部分に関しても同じように
「ここはこういう風に間違っていて、正しくは…」と、ちゃんと
分かりやすいように説明してください。

ただ、繰り返しになりますが「事実を嘘と捻じ曲げたり」
「事実を間違い扱いする」のはNGです。

これは、確実にバレることであり、後述するような事態に
繋がる可能性もあるので、注意してください。

一部に嘘や間違いが含まれている場合

この場合は、
”まず先に”事実である部分は認めて
すぐに謝罪・改善策の提示を行ってください。

その上で「ここは違う」「ここは嘘」という部分があるなら
それに関しては否定し、事実を伝えて下さい。

ただし、この場合も職場側にも悪いところがあるのは
紛れもない事実なので
”被害者面”になってしまわないように注意し、
あくまでも”申し訳ありませんでした。ただ、この部分に関しては…”
という低姿勢を忘れないようにしてください。

順番が、間違ってる部分の反論⇒事実の謝罪 ではいけません。

先に事実の部分の謝罪をし、その上で間違っている部分の反論、です。

内部告発された場合、開き直るところが非常に多いですが
今の時代ではそれは通用せず、最悪の結果を招くことになりますので
注意してください。

会社が悪いのか、自分たちが悪いのか

店舗などの場合、バイトから告発された際に
”悪いのは会社なのか”、それとも”現場なのか”ということも
判断する必要があります。

内部告発のようなことがあった場合、
会社側とも相談することになると思いますが、
その場合に、
自分たちが悪いのであれば、全てを認め、
本社などからどのような責任を取らされても
”あなたたちが悪い”ので、それを受け入れて下さい。

一方、会社側の方針などである場合、
会社側が逃げる可能性(店なら、店舗のせいにして切り捨てる可能性)が
あるので、証拠などを保管し、会社が逃げられないように
することが大事です。

告発された件に関して
会社が悪いなら、従っていた現場も悪いですが、会社に言い逃れ
させるべきではありません。
一方、現場が勝手に悪さをしていたなら、素直に認めて
どんな処分でもそれを受け入れて下さい。

いずれにせよ、会社と相談しながらことを進めていくことになりますが
会社から告発の件を「隠すように」言われた場合でも、
あなたたちが悪いのであればそれに乗ってはいけません。

それに乗れば、大変なこと(後述)になる可能性もあります。

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事実なのに認めない、隠そうとするとどうなる?

社会的に大問題になる可能性もあります。

事実の場合、前述の通り、告発した本人は確実に
言い逃れできない証拠を持っているはずなので、
大問題になる可能性は非常に高いです。

また、お店の場合は店長だったり、
関係する本社の社員、バイト先の責任者の名前
そういったものが、公になる可能性も十分にあります。

内部告発するほどまでに怒りを抱いているアルバイトに対し、
”嘘”で誤魔化そうとする行為は
火に油を注ぐ行為です。

バイト側も”やってはいけないこと”に手を染め、
ネット上に”問題の社員の顔写真”などが流出するリスクも
大幅に上がるため、そうなれば
”あなたの人生は壊れる”ことになりかねません。

告発内容が”事実”なのに
隠そうとしたり、嘘をついたりする、ということは
最後には自分の人生が壊れる可能性があるということを
よく考えて、
先程書いたように、素直に認めて、謝罪、改善策を提示、を
本社と相談しつつ、素早く行うようにしてください。

まとめ

今の時代は、内部告発された不都合な事実を隠すことはできません。

確実に”大変なこと”になりますので、
素直に認めて、謝罪、改善策の提示の一連の流れを
即座に行ってください。

責任を取るべき人間がいるなら
きっちり責任も果たすべきです。

嘘をつけば、今の時代は大変なことになります。

一方、告発内容が間違い・嘘の場合は
素早く、「正しいこと」を発信するようにしてください。

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