事故現場をスマホで撮影するべきではない理由!思わぬトラブルに?

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街を歩いている時に、
電車の駅で…
偶然事故現場に遭遇してしまうようなことも
あるかと思います。

事故現場では必ずと言っていいほど
野次馬のような人たちがいて
スマートフォンなどでその現場の
写真を撮ろうとしたり、
中には強引に割って入ってまで
写真を撮ったりしようと
する人までいます。

確かに、法律上犯罪には
ならないとは思いますが、
余計なトラブルを招くだけの行為であり
モラルも問われる行為になりますから
そのような行為はしないように、
注意していきましょう。

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スマホで現場の撮影は控えるべき

なんとなく記念に、みたいな考えの人も
いるかと思いますし、
誰かに自慢しよう、みたいな考えの人もいれば
ツイッターでバズりたいだとか
テレビ局に売り込みできる(実際はお金にはならない)だとか
人によって、様々な考えで
撮影しているのだとか思います。

が…どのような理由であったとしても
関係者でない限り、スマホで事故現場や
事件現場を面白半分に撮影する行為は
控えるべきです。
場合によっては余計なトラブルに
発展する可能性もありますし
メリットなんて何もありません。

本当に、モラルが問われるお話に
なってきますから
このあたりはしっかりと注意した方が良いでしょう。

では、どのようなトラブルが起きる可能性が
あるのか、その点を解説していきましょう。

倫理的な問題

まず、実害云々の前に
倫理的な問題がありますね。

確かに事故現場を撮影したりすることは、
強引に割って入ったりだとか
妨害行為があるような場合を除いて
一応、法律上問題にはならないでしょう。
それを拡散するようなことがあれば、
問題になる可能性もありますが
撮影すること自体に法的な罰則はありません。

ただ、これは本当にモラル、倫理的な
問題の部分で、個人個人のモラルに
委ねるしかありませんが、
本来、事故現場や事件現場を面白半分で
撮影するべきではないのです。

まぁ…理屈の部分はさておき
どのような”実害”が出る可能性が
あるのか、そこのところを
お話していきましょう。

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救助活動等の邪魔になる

どのような事故・事件かにもよりますが
被害者がまだ生きているような場合は、
スマホで写真撮影をしようとして
現場周辺の道を塞ぐようなことがあれば、
それは単純に「救助活動の邪魔」を
しているだけのことです。

一刻を争うような事態になっていることも
あるでしょうし、そんな中、手伝おうとするのであれば
ともかく、面白半分で写真をパシャパシャしている
ようなことは
迷惑行為・妨害行為でしかありませんから
注意をするようにして下さい。

”邪魔な撮影者たち”の影響で
遅れた数秒間が命取りになってしまう
可能性だって本当にあるのです。
もちろん、”お前のせいだ”と言われることは
ないとは思いますが、
「命を奪ったひとつの原因」になって
しまう可能性は十分にある、ということです。

人命がかかっているような事故で、
撮影するようなことは
命を奪うに等しい行為だと、
理解しておいた方が、良いでしょう。

関係者とトラブルになる可能性

事故現場や事件現場には
”被害を受けた人”あるいは”犠牲者”の関係者が
周辺にいる可能性があります。
自分の親しい人が事件に巻き込まれてしまった
ような際に、見ず知らずの人が
へらへらしながらスマートフォンで
自分たちを撮影しているようなことがあれば、
相当腹が立つでしょう。

自分がそっちの立場だったらどう感じるか、
ということをよく考えてみてください。
自分の知り合いが、怪我をした(あるいは犠牲になった)
そんな状況で周囲の誰だかも分からないような
野次馬が写真を撮っているー…

場合によっては口論になったり、
そういったトラブルに繋がる可能性も
ありますから、安易な気持ちでカメラを
向けるべきではありません。

また、被害を受けた本人が
動ける状況の場合は、
本人が怒りだす可能性も十分に
考えられますから、注意です。

自分がネット上で叩かれる恐れ

自分自身がネット上で叩かれてしまう
ターゲットになってしまう可能性も
充分にあります。

これは、どういうことかと言うと、
事故現場や事件の現場で動画や写真を
撮影しているのはあなただけではありません。
恐らく、他にも何人も撮影している人が
いるでしょう。

そんな中、もしもニヤニヤしながら動画を撮影している
あなたの姿が写ってしまったらどうなるでしょうか。

ネット上にもしも、”ニヤニヤしながら事故現場を
撮影している人物”が写った写真や動画が
UPされてしまった場合、
その人物は徹底的に叩かれることになる、
可能性も十分にあるのです。

もしもそれがあなただった場合、
ネット上であなたは徹底的に叩かれ
最悪の場合は住所から名前まで
何もかも晒されてしまう可能性もあります。

”そんなことあるのかよ”と思うかも
しれませんが可能性としては
充分にあります。
事件現場を撮影していて、
その様子が写ってしまい、
笑うなどしていたために炎上してしまう…
と、そういうことです。
炎上の恐ろしさをご存じの方も
多いかと思います。
軽い気持ちで事故現場や事件現場の撮影を
行ってしまうことで、
自分自身が”炎上”のターゲットに
なってしまう可能性は十分にあるのです。

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身の危険が残っている可能性

事故や事件の種類によっては
撮影していると、
自分にも身の危険が降りかかってくる
ようなこともあるかもしれません。

例えば、駅などで暴れている人がいて
それを外から撮影していた場合、
その暴れている人が
近づいてきて、自分自身が怪我を
したり、命を奪われてしまったり
するようなことも実際に起きる可能性としては
0ではありませんし、
事故現場などの場合でも
更なる事故が起きたり、
事故を起こした車や場所によっては
爆発などを引き起こしてしまう
可能性も十分にありますから
その点に関しても注意しなくてはいけません。

要らぬことに関わってしまった結果、
怪我をしてしまったり
トラブルに巻き込まれたりしてしまうことは
本当にもったいないことですし、
そんなことするべきではありません。
注意をするようにしましょう。

一番安全な対応とは?

少なくとも、上で紹介したような
色々なトラブルが発生してしまう
可能性は十分にありますから
事故現場や事件現場を撮影したりだとか
そういったことをすることは
ないようにする、というのが一番
良い対応であるかと思います。

ツイッターなどでバズりたい!という
人もいるかもですが炎上する可能性もありますし
テレビ局に映像を提供したりしても
お金にはほとんどなりません
(基本無償、週刊誌などであれば場合によっては
寸志程度はでるかも)

お金儲けにもなりませんから
そこのところもしっかりと覚えておきましょう。

一番安全なのは
「関わらないこと」です。
これはこれで「冷たい」と言われるかもしれませんが
事故、事件現場には関わらないようにし、
邪魔にならないよう、早めに立ち去る、というのが
自分自身の安全の面で考えれば、一番良い事です。

少なくとも、中途半端にその場に居合わせるよりかは
遥かに良い行動であるかとは思いますよ。

まとめ

スマートフォンなどで
事故現場や事件現場を
動画で撮影したり写真を撮影したり、
といったことは、避けるようにしましょう。

自分がもしもやられたらどう感じるのか。
それをしっかりと考えるようにして下さい。

少なくとも、当人たちの邪魔になりますし
救助活動などの妨害にもなります。
さらには自分自身にトラブルの火種が
降りかかる可能性もありますから
そこのところ、しっかり注意するようにして下さい。

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