ノートパソコンを起動している最中に電源アダプタを抜いても大丈夫？

ノートパソコンは充電されていれば
コンセントに接続していなくても、
使用することができます。

が、「使っている最中に電源アダプターを抜いても大丈夫なのか」
という点に関しては不安に思う人も多いのではないでしょうか。

「ノートパソコンの使用中に電源を抜いても大丈夫なのかどうか」
この点についてを解説していきます。

確実な方法は…？
まとめ

確実な方法は…？

確実な方法としては、ノートパソコンの電源ケーブルや
アダプターは「パソコンをシャットダウンしてから」
抜き差しするのが、一番確実かつ、安全な方法です。

”可能な限りリスクを減らしたいのであれば”
その答え以外に選択肢は存在しません。

ただ、実際のところ、
ノートパソコンを使用中にアダプターを
抜き差ししても、基本的には問題がないケースが
ほとんどなのですが、
それでも、稀にトラブルなどに発展してしまうケースも
実際にありますから、
”多少の手間はあれど、
シャットダウンしてから電源の抜き差しを行う”か、
”少ない確率とは言え、
リスクがあることを覚悟した上で電源をつけたまま抜き出しするか”
という選択になります。

上でも書いた通り”たいていの場合”
ノートパソコンの使用中に電源を抜いても
”何も問題ない”場合も多いのですが、
バッテリーが既に消耗してしまっている場合や
どうしても心配、という場合に関しては
シャットダウンしてから電源の抜き差しをすれば
より安心、ということですね。

状態によっては突然電源が落ちる可能性も

使用中に電源コードを突然抜くことに対する
一番のリスクとなるのが
「バッテリーの状態によっては突然電源が切れる可能性がある」
ということになります。

ノートパソコンのバッテリーは消耗品ですので、
長年使用していけば、どんどん持続時間が短くなっていき、
最終的には、バッテリーが充電できなくなったり、
充電できているように見えても、バッテリーだけで
起動しようとすると動作しなかったりするようなケースも
出てきます。

お使いのノートパソコンのバッテリーが
そのような状態になってしまっている場合は、
電源コードを抜けば、パソコンはその瞬間に
電源が落ちてしまいます。

また、その瞬間に電源が落ちなかったとしても、
バッテリーが消耗していて、数秒・数分程度しか
持たないような場合もあります。

そうなってくると、電源コードを外すことにより
「パソコンの電源を急に切った」と
同じ状態になってしまいます。

当然、パソコンに致命的なダメージを与えることに
なりますし、最悪の場合は
パソコン自体の故障を招くことにもなりかねません。

加えて、何か作業中に電源が落ちてしまうようなことが
あれば、データが飛んだり、作業内容に関係するものが
故障したりする可能性もありますので、
「使用中に電源を抜く」ということは、
基本的にはお勧めできません。

バッテリーの寿命を縮める可能性

使用中に抜き差しを繰り返すことで、
場合によってはバッテリーに負担をかけてしまう
可能性もあります。

機種や使用状況、バッテリーの消耗具合など
色々な条件が重なってくるために
一概に言うことはできませんが、
過度に抜き差しを繰り返したりすれば
バッテリーに余計な負担をかけることに
なってしまう可能性は十分にあることであり、
バッテリーを少しでも長持ちさせたい…！ということであれば
このあたりの部分は注意しておきましょう。