電気代節約のためにエアコンを我慢するのは危険?対処法は?

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電気代が上がれば上がるほど、
電気代の節約をしようとする人は増えると思います。

収入はなかなかそう都合よく簡単に増えるものでは
ありませんから、
電気代が上がれば、当然のことながら
電気代そのものの節約はもちろん、
他の部分を削っていく必要も、場合によっては
生じてきます。

そんな電気代の負担として大きいのが
やはり”夏場のエアコン”です。

近年の夏は”かなり暑い”ので、
エアコンを付けずに我慢していると
本当に命に関わるようなことも出てきますし、
非常に危険ですので、
1日中エアコンをつけているようなご家庭もあるでしょう。

ですが、電気代が上がれば
やはり”エアコンも削るしかないか”と、いう考えに
至る人も多いと思います。

では、電気代の節約のために
”エアコン”は削っても良いのでしょうか。
その点について解説していきます。

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エアコンを我慢するのは「危険」

まず、費用面や節電云々の面を除き、
お話するのであれば
”エアコン”を我慢するというのは
非常に”危険”な行為であり、
健康面・安全面だけを考えるのであれば
”絶対に我慢せずに、必要であればすぐにつける”ということが
一番望ましいのは事実です。

エアコンを我慢すれば、熱中症のリスクは飛躍的に向上しますし、
扇風機だとか団扇だとかそういったものでも
やらないよりはマシですが
それでもエアコンを使った時に比べれば
遥かに熱中症のリスクは高い、というのも事実です。

自宅にいる際に、熱中症のリスクを最も
下げることができるのは
間違いなく”エアコンの利用”です。

そのエアコンを我慢することが
危険か、危険でないか、で言えば
確実に、その答えは「危険」となります。

もちろん、現実的には
”エアコンをつかなかったら必ず熱中症になる”ということでは
ありませんし、他の方法で熱中症対策をしていれば
”ある程度はそのリスクを下げることは可能です。

ただ、たとえ熱中症にならなかったとしても
エアコンを使わない、と言う選択は
確実に”熱中症のリスクを高める”ことは事実なので、
その点は現実として覚えておかなくてはいけません。

節約のためにエアコンを使わない、という選択は
「危険」ということはしっかり認識しておきましょう。

金銭的に大丈夫なら使用するべき

”お金がギリギリで電気代が上がるとこれ以上
 エアコンを使うことができない”というようなケースの場合は
例外ですが、
そうでない場合…
つまり”電気代が値上がりしても、負担増は嫌だけれど、
とりあえず払うことはできる”という場合に関しては
エアコンは使用した方が良いです。

前述したように、エアコンを使わない、と言う選択をした場合、
仮に他の対策を色々と行ったとしても、
”エアコンを使った場合”に比べればどうしてもリスクは
高まってしまいます。
ですので、”電気代(値上げする場合などは値上げ後の価格で)を払える”のであれば、
エアコンは使った方が良いです。

命に関わるかもしれない問題ですからね。

”払えるのに、エアコンの電気代を節約しない”ということは
鉄則なので、この点はよく覚えておいてください。

ただ、世の中には”エアコンを使うと生活できない”人や
電気代が値上げされた場合などに
”削らないともう生活できない”という人もいて
”使いたいけど、使うことができない”という人も
いるのは事実です。

そんな場合はどうすれば良いのでしょうか。

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他に削れる部分はないかどうか

もしも電気代の高騰などで”エアコンを使うのは難しい”ということに
なってしまった場合、
まずは”エアコンを使うことにより発生する電気代”を削るよりも前に
”他の部分で節約することができないかどうか”と、いうことを
考えてみてください。

エアコンを使わない、という選択は理由は何であれ
熱中症のリスクを高めるものになります。

ですので、”他に削ることのできる部分”があるのであれば
エアコンの電気代ではなく、他の削れる部分を削ることを
優先するべきです。

ただ、既に”他の部分もギリギリまで削っている”という人もいますし、
削ることによって日常生活に甚大な支障が出るような場合に関しては
そこまで無理をする必要はありません。

あくまでも、”他に削れる部分が自分の生活の中にあるのであれば”の話です。

他に削れる部分があるなら、エアコンを削る前にそこを
削りましょう、というお話なので、
”もう削れる部分はないよ”と、言う場合はそれ以上
無理はしないようにしてください。

削れないものは、削れない状況は、
当然ありますからね。

エアコンの使いどころをよく判断する

エアコンを常に使っているような状況は厳しい、という場合は
”自分が無理をしない程度”に、
ここぞという時にエアコンを使い、
熱中症になることを防ぐようにしましょう。

高温の日や、自分の体調があまり良くないと感じるタイミングなど、
熱中症のリスクが高いタイミングで、
エアコンを使い、逆にリスクが低いタイミングでは
なるべく使わないようにして
節電していく形ですね。

これでも熱中症のリスクは高まるので、
本来は避けるべきことではありますが、
それでも、金銭的に困難な状況であるのであれば、
使いどころを見極めて対応していくなど、
上手くエアコンを使いこなしていく必要があります。

どうしても使えない場合は…

金銭的に、エアコンをどうしても使うことが厳しい、
という場合は、
”エアコン以外の熱中症対策”を可能な限り行い、
可能な限りの暑さ対策をして乗り切る…
ということになってしまいます。

ただ、”何をしようと”、
エアコンを使った場合より、熱中症のリスクは高まり、
”命の危険”も増すのは現実なので、
”本当にやむを得ない場合以外”は、エアコンを使うべきです。

とは言え、人それぞれ金銭事情は異なりますし、
”どうあがいてもエアコンを使うとお金が足りない”という人も
いるでしょう。
そういうやむを得ない状況の場合は、
金銭的に破綻しないようにしつつも、
自分の命も守って行かないといけないので、
”エアコン以外の自分の状況で出来る全ての対策”を
行っていく必要があります。

また、どうしても厳しい場合は
「大型商業施設などに避難する」のも一つの方法です。

と、言うのも、夏場であれば大型商業施設はほとんどの場合
”クーラー”が効いている状態です。

暑い自宅で苦しんだり、熱中症のリスクに晒されるぐらいなら、
大型商業施設を例に挙げましたが、
図書館でも、他の何でも、”迷惑をかけずに長居できる場所”であれば
どこでも良いので、
特に昼間の暑い時間帯などはそう言った場所に”避難”するのも
一つの有効的な方法になります。

仕事や学校の日は、職場(職種による)・学校などはある程度涼しいと思いますので
それ以外の時間帯にそう言った場所に避難する、ということですね。

他に、人によっては難しいこともあるとは思いますが
・電力の契約の見直し(契約アンペアを下げるなど)
・収入を増やすことはできないかどうか
・エアコンの買い替え(古い機種の場合消費電力が高い可能性がある)
なども、併せて検討してみてください。

もしもできることがあれば、
何でも実行するに越したことはないですからね。

まとめ

電気代を下げるために”エアコンを使わない”と、いうのは
本当に最後の最後の”緊急手段”であると
考えておいてください。

どのような対策をしたとしても、
エアコンを使わないという選択をした時点で
その”リスク”は高まりますので
そのことはしっかりと覚えておき、
なるべくであれば、回避することが望ましいです。

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