サッカーゲームは売れているの?売れているシリーズは何?

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”サッカーゲーム”は売れているのかどうか。

サッカーのゲームは、スポーツ系では
野球と並び、色々なゲームソフトが発売されていますが、
果たして実際に売れているのかどうか、
この点を解説していきます。

どのサッカーゲームが一番売れているのかも含め、
これまでとこれからのサッカーゲームが
どうなっていくのかを見ていきましょう。

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最近は売上が減少傾向。以前はそれなりに売れた

サッカーゲームは、以前と比べると
全体的に売上は減少傾向にあり、
スーパーファミコンやプレイステーション1など、
そういった時代と比べると、全体的にその数は減っています。

この辺りは野球ゲームと同じような現象になっており、
PS2ぐらいまでのハードの中古売り場を見ると
有名なものから、よく分からないサッカーゲームまで
多数のサッカーゲームが存在していることが分かると思います。

それもそのはず、昔はどんなメーカーがサッカーゲームを
出しても(もちろん売れないものもありましたが)それなりに
売れることが多かったため、
野球・サッカーのゲームはかなり乱立している傾向にありました。

現在は売れているシリーズのみ残っている状態

かつては色々存在したサッカーゲームですが
今では野球ゲームと同じように
”売れているシリーズだけ”が生き残っている状態になっており、
なかなか厳しい現状が伺えます。

現在、定期的に発売されているシリーズとしては、
コナミの「ウイニングイレブン」シリーズと、
エレクトロニックアーツの「FIFA」シリーズぐらいでしょうか。
他にもサッカーゲームのシリーズは色々と存在していましたが
今ではほとんど発売されなくなってしまいました。

ただ、この2つのシリーズも最近ではeスポーツ寄りに傾いている傾向にあり、
以前とは路線が違うこともあって、売上はだんだんと落ちている
傾向が見受けられます。

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現在の売上は野球ゲームよりも厳しい状態

現在、サッカーゲームの売上は野球ゲームよりも厳しい状態で、
野球ゲームの代表格である「実況パワフルプロ野球」シリーズや
「プロ野球スピリッツ」シリーズの本編が発売されれば
10万本以上の売上はほぼ確実に記録しますが
サッカーゲームについては、これも怪しい状態になっています。

特に「ウイニングイレブン」シリーズは
以前は発売されればそれこそ”かなり”売れたシリーズで、
私がゲーム販売店に居た頃も相当数売れていましたが
今では10万本越えは厳しい状況になってしまっています。

FIFAシリーズに関しては伸びている傾向にあり、
これは以前よりもある程度売上が伸びている感じもありますが
元々が国内ではそこまで売れていたわけではないので、
やはり、売上的にはそこまで大きな数字を記録できていません。

現状だけで言えば”野球ゲーム”よりもサッカーゲームの方が
売上としては厳しく、
以前のような”大ヒット”を生み出すことは
難しくなってしまった、というのが現実です。

今後のサッカーゲームはどうなる?

今後のサッカーゲームはどうなっていくのか。

こちらに関しては
恐らく、今後も以前のように
”色々なメーカーのサッカーゲーム”が乱立するようなことはなく、
ウイニングイレブンやFIFAなど、限られたシリーズが
新作を発売し、
後はダウンロード専用で安価なサッカーゲームが
時々出る、ぐらいの感じになるのではないかと思います。

マリオのサッカーゲーム(マリオストライカーズシリーズ)も
ニンテンドースイッチで2022年に新作が発売されましたし、
こういったものが時々出るようなことも
場合によってはあるでしょう。

ただ、いずれにせよ以前のような売上を取り戻すことは難しく
絶好調のスイッチでも
「マリオストライカーズバトルリーグ」の売上は厳しい結果に
終わっているなど、サッカーゲームに関しては
今後もなかなか難しい立場を強いられることになりそうです。

中古が妙に安くなるのはどうして?

サッカーゲームは中古が妙に安く売られていることも
多いと思います。
ゲーム屋によく足を運ぶ人は
サッカーゲームがかなり安くなっているのを
見かけることもあるでしょう。

この理由としては”実名のスポーツ選手が登場するゲーム”に
特に多く、選手のデータなどが古くなってしまう+
毎年のように新作が発売されるから…というのが
一番大きな理由になりますね。

例えばウイニングイレブンで例えると
2010が出たとして、その次の年のものが発売されると
2010の価格は下落する、ということです。

スポーツゲーム自体、全体的に
”次”が出ると1個前のものに関しては
値段が下落する傾向にありますので、
サッカーゲームが極端に安い理由としては
そういった一面があります。

特に、昔は毎年のように新作が出て
かなりの本数売れていたため
次の年の新作が発売されると”1年前のもの”を
売りに来るお客さんも多く、
そのために、今よりも特に早く、値段が落ちるようになっていました。

まとめ

サッカーゲーム自体の売上は
全盛期よりもかなり低下しており、
”苦戦”している状態です。

以前は本当に
”ウイニングイレブンの新作が出る!”となれば
ユーザーはもちろんお店側も売上的な意味で
かなり期待していたタイトルでしたが
最近では、サッカーゲームでそこまでの期待を
することができるシリーズは”消えてしまった”というのが
現実的なところになります。

今後も急にまた”サッカーゲームが売れるようになった!”ということは
なかなかないので、苦しい状況が続いていくのではないでしょうか。

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