シュレッダーで裁断すれば絶対安心なの?復元されてしまう可能性と対策!

この記事は約5分で読めます。

個人情報や、知られてはいけないことが
書かれている紙を「シュレッダー」を使って
処分する人は多いと思います。

私も、お店で働いている時代はよく
シュレッダーを利用していました。

しかしながら、シュレッダーを使っても
「紙」はこの世から消滅するわけではありません。

バラバラになっているとは言え、一応、
そこに物体としては存在する状態です。

では、シュレッダーで裁断すれば必ずしも
安全と言えるのかどうか、この点について
解説していきます。

スポンサーリンク

裁断したものが復元されてしまう可能性はあるの?

そう簡単に復元することはできません。
基本的には「ほとんどの場合復元はできない」と
考えてよいでしょう。

しかしながら「絶対に復元ができない」ということではありません。
そこに紙として存在するわけですから、
恐ろしく気の遠くなる作業ではありますが、
繋ぎ合わせてさえしまえば、
シュレッダーで裁断した紙に書かれていた情報を
見ようと思えば見ること自体は不可能ではありません。

間違えて裁断してしまった際の復元などを行う業者なども
あるにはあるようです。

そのため、現実的にかなり厳しいものの
「絶対に不可能ではない」というのが答えになってしまいます。

何者かが、シュレッダーごみの入ったごみ袋を回収し、
何らかの方法で裁断したものを繋ぎ合わせたりしてしまえば、
見られてしまう可能性は十分にあるのです。

では、どうすればそれを対策できるのか。
その点を見ていきましょう。

外から見えないようにする

ゴミ袋に入れるときは、シュレッダーゴミが
あまり目立たないようにしましょう。
外側に別のどうでも良さそうなゴミ(例えばティッシュなど)が
見える状態にしておき、シュレッダーのごみは
なるべく見えないような状態にしておく、ということです。

シュレッダーゴミが外から丸見えの状態…ということは
「ここに大事な情報が入ってますよ」と
外に教えているようなものなので、
心配であれば「見えないように」しておくことをおすすめします。

スポンサーリンク

別々の日に分けて出す

シュレッダーの貯まったごみを捨てる際に
”別々に分けて捨てる”というのも一つの方法です。

例えば、ごみ袋を2つ出すのであれば
ゴミ袋Aに半分、ゴミ袋Bに残り半分、という形に
するわけですね。
もっとゴミ袋が多く出るなら、さらに分けていただいても
構いません。

分かれていればわかれているほど、復元は
さらに困難になり、事実上不可能に近い状態に
することができるようになります。

また、さらに復元を困難にする方法として
”別の日に分けて出す”という方法もあります。

例えば、燃やすごみが月曜日と金曜日に収集される
地域の場合は
「月曜日」に半分、「金曜日」に半分、
という状態にするわけです。
そうすれば、仮に月曜日にすべてのごみ袋を持ち帰ったとしても
完全に復元することはできない、ということになります。

もう一つ”場所を分ける”のも対策の一つで、
ごみの持ち帰りなどが「可能」であるならば、が前提ですが
職場で半分捨てて、自宅で半分捨てる、みたいなことができれば
もはや、誰にも復元することはできないでしょう。

シュレッダーの種類を選ぶ

ュレッダーのカット形式にも
色々な種類が存在しており、
「より復元しにくい方法」でカットしてくれるような
シュレッダーもたくさん存在しています。

「より復元しにくい方法」でカットしてくれるような
シュレッダーを使えば、
↑のように、いちいちゴミ袋を分けたりしなくても、
かなり安心できますし、
それでも心配!ということであれば、ゴミ袋を分ければ
より強力な対策にすることもできます。

シュレッダーにはそれぞれカット形式の記載なども
ある商品が多いので、
”マイクロカット”
(マイクロクロスカットやマイクロスパイラルカットなど)の
シュレッダーを探してみると良いと思います。

さらに徹底したい場合は…?

大抵の場合は、普通のシュレッダーで全然問題がない場合が
ほとんどですし、ごみ袋を分けたり、
マイクロカットなどを利用していれば
「ほぼ確実」に安心です。

ですが、それでも不安である、という場合は、
下記のような対処も共に試してみて下さい。

・ゴミ置き場の防犯対策
防犯カメラの設置など、ごみの持ち帰りができないような
環境を作ることです。
共用のごみ置き場の場合は、管理者に相談してみて下さい

・収集時間の直前に出す
ごみ収集の直前に出せば、それだけ
「ごみ置き場に放置されている時間」は短くなります。
不安であれば、ごみ収集の直前にごみ出しするように
するのも良いでしょう。

・塗りつぶしておく
本当に大事な記述などが行われている部分は
万が一復元された場合でも解読できないように
塗りつぶしておく、というのも一つの対処法ですね。

このようなところでしょうか。
ここまでしても復元される…なんてことは
ほぼありえない話ですが、
それでも完全に「0」にすることは難しいので、
常に注しながら、大事な情報は管理していきましょう!

まとめ

シュレッダーで裁断すれば
ほとんどの場合、安全なのですが
それでも「不可能」ではないのも事実です。
執念を持って復元しようとすれば、そのままでは
できてしまう可能性も、ある程度はあるでしょう。

過剰に心配する必要はないですし、
大抵の場合、普通にシュレッダーするだけで問題
ないのですが、
どうしても心配な場合や、
念には念を入れておきたい、という場合は
上記のような対処方法もしっかりと実践しておくと、
より安心できるかと思います。

タイトルとURLをコピーしました