離婚するぐらいなら結婚するな!は正しい?徹底解説!

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「離婚するぐらいなら最初から結婚するな!」と言う人や
そう思っている人は世の中に一定数存在します。

当然、そう思うこと自体は自由ですし、
確かにそう思ってしまうようなことはあるでしょう。

ただし、
”離婚するぐらいなら最初から結婚しないほうがいい”というのは
時に正しく、時に間違いである場合もあります。

「離婚するぐらいなら結婚するな」は
正しいのか、それとも間違いなのか、
トラブルにならないためにも、色々な角度から
この点を、考えていきましょう。

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多くの人は離婚しようと思って結婚するわけではない

「離婚するぐらいなら結婚するな」とは、
私も「一部」に対してはそう思います。
ただし、「一部」に対して、です。

まず、世の中の結婚する人たちの大半は
結婚するときに「後で離婚しよう」だとか
「飽きたら離婚しよう」だとか「何かあったら離婚すればいいや」と
軽い気持ちで結婚をしているわけではありません。

大抵の人は、結婚するときには、
一生一緒にいるような覚悟を持って
結婚している人がほとんどでしょう。

ただし、現実は、理想通りにいかないのも事実で、
後から相手のイヤな部分が見えて来たり、
自分や相手、どちらかが相手を裏切ってしまったり、
金銭的な事情、病気、仕事などからのすれ違い、などなど
「後から」理由が出てきて、離婚に至ってしまう、ということは
実際に世の中では、日常茶飯事的に起きています。

しかしながら、これに関しては
あくまでも「後から」原因が出て来たことによるものであり、
少なくとも、結婚当時は、そのようなことになるとは
思わずに結婚したわけです。

後から事情が出てきてしまった場合に関しては
これは私は「仕方ない」と思いますし、
こういう人たちに「最初から結婚するな!」とは言わない方が良いでしょう。

「後から離婚に至る理由が生まれて離婚した」場合、
これは、結婚する時点では、分からなかったことであり、
「誰にでも」あり得ることです。

そういった人たちに「離婚するなら最初からするな!」と言って
しまった場合、
”誰にでもそのリスク”はあるわけですから
誰も結婚できなくなってしまいます。

”絶対に離婚しない”なんてことは、ありえないわけですからね…。

ですので、結婚時点では何も問題なかったのに、
後から理由が生じて離婚した人たちに対しては
「最初から結婚するな」と言うべきではないかと思います。

軽い気持ちで結婚するのは控えるべき

ただし、軽い気持ちで結婚するような人に対しては
「離婚するぐらいなら最初からするな」と、思いますし
最初から離婚を視野に入れて結婚するようなら、
少し立ち止まって考えた方が良いです。

例えば、結婚したら金銭的にやっていけないことが
分かっていたり、
とりあえず結婚してみよう、だったり、
そういう先のことまで見通さずに、短絡的に
結婚することは、必ずあとでトラブルが起きますから、
気をつけましょう。

「結婚は勢い」などと言う人もいますが、
勢いは大事でも、スピード違反レベルの勢いを
つけてしまってはダメです。

最初から「ダメだったら離婚すればいいや」ぐらいの考えなら
最初から結婚しないほうが、
自分にとっても、相手にとっても、良いことだと思います。

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不安があるまま結婚するべきではない

”相手に対して何らかの不安”があるのであれば
それを払拭してから結婚するべきです。

性格の不一致や、
既に喧嘩や暴力・暴言があったり、
相手の親に不安があったり、
金銭的な不安、相手に借金、相手の病気…
などなど、色々とあると思います。

もし、そういう不安があるのであれば
「結婚する前に」
それらを払拭するか、
あるいはそれらを受け入れる覚悟をするべきです。

そうでないのに、結婚して、
やっぱ離婚します…
みたくなるのであれば、
それは「想像力が足りない」ということになりますし、
そういう場合は
「離婚するなら最初からするな」ということになってしまいます。

重大な不安要素があるのであれば
それをまずは払しょくすることです。
焦って結婚しても、良いことはありません。

一緒に居たいと感じないのに結婚する

これは、やめた方が良いです。
こういう結婚に対しては
「離婚するなら最初からするな」と言われてしまっても
仕方がないでしょう。

結婚は”一緒にいたい”と感じる相手と
するものであり、
「世間体」のためや、「子供のため」に結婚すれば
必ずいずれ耐えきれなくなり、トラブルを起こします。

世間体のためだとか、
子供が欲しいから、だとかそういう目的だけで、
「結婚」という概念と「結婚」したがっているような人は
今一度考え直すべきです。

その結果、離婚したり、
子供はできたけど、離婚して子供に辛い人生を強いたり
するようなことがあれば、
やはりこれも「離婚するなら最初からするな」と
言われてしまう原因になるでしょう。

何度も繰り返している人

結婚⇒離婚を何度も何度も繰り返しているような人。

残念ながら、これは自分自身が「結婚に不向き」で
あることを意味します。
それ以上、結婚に固執するべきではないでしょう。

こういう人は「これ以上離婚するなら
最初から結婚するな」と、言われてしまっても仕方がないでしょう。

何度も何度も繰り返すようであれば
自分自身に何か問題がある可能性も高いですし、
たまたま相手が悪い人続きの場合は
「見る目がない」「運が悪い」ということです。

結婚は人生で必ずしなくてはいけないものでは
ありませんから「何度も何度も同じことを繰り返している」のであれば
もう、それ以上は考え直した方が良いでしょう。

相手にとっても、自分のためにも、です。

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慎重に考えて決断することは大事

「離婚するぐらいなら最初からするな」と、
離婚した人すべてに言ってしまうのは、
間違いです。

結婚した時点で、ちゃんと考えた上で結婚していても、
何らかの事情により離婚に至ってしまう人は大勢います。
ここまで責めてしまったら
誰一人として結婚できなくなってしまいます。
人間、失敗することもあるので、
ちゃんと考えた上で結婚したのにうまく行かなかった場合に
関しては仕方がないでしょう。

しかし、
短絡的に結婚したり、不安要素を残したまま結婚したり、
結婚というステータスと結婚したりしているような場合、
離婚に至れば「だったら最初から結婚なんてするな」と
言われてしまっても仕方がありません。

結婚は、安易にするものではなく
相手と自分の人生を大きく左右するものです。

結婚する時点で既に「離婚」が視野に入ってしまっているような人は
最初からしない方が良いのは、
厳しいようですが、確かでしょう。

他人にわざわざ言うのは控えたほうが良い

相手が「短絡的」に結婚して、その末に離婚したような人で
あったとしても、本人に対して、直接
「そんな風になるんだったら最初から結婚なんてするな」とは
言わない方が良いです。

心の中でそう思ったとしても、です。

思ったことを何でもバンバンと言ってしまったのであれば
人間関係上のトラブルが生まれてしまうかもしれませんし、
よほど親しい間柄で、思ったことを何でも言い合えるような
関係性の相手以外には”余計なこと”は言わないことです。

”余計なコト”を言わずに飲み込む。
これも、トラブルなく生きていくためには、
大事なことの一つです。

まとめ

「離婚するぐらいなら最初から結婚するな」と
言われてしまっても仕方ないような
短絡的な結婚はしないように、注意しましょう。

結婚時には、何も問題がなかったのに
後からトラブルやすれちがいが起きてしまって
離婚に至ってしまった…
と、いうケースに関しては、私は仕方ないと思います。

そこまで「最初からするな!」と言ってしまったら
先程も書いたように、誰も結婚できなくなってしまいますからね…。

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