PSのソフトのパッケージ版って売れてないの?詳しく解説!

この記事は約6分で読めます。

ゲームには
”パッケージ版”と”ダウンロード版”が存在しており、
以前はパッケージ版しか存在していませんでしたが
現在はダウンロード版も主な選択肢の一つになっています。

そんな2つの販売形態があるわけですが、
時々”プレイステーションでパッケージ版を買う人はほとんどいない”など、
ネット上では偏った考え方も時々見受けられます。

では、実際のところはどうなのか。
元ゲーム店店長の経験や、長年ゲームの売上推移を見てきた経験から
詳しくお話していきます。

スポンサーリンク

プレステのパッケージ版はまだ需要はそれなりに高い

結論を最初に言うと、
”プレイステーションでパッケージ版を買う人はほとんどいない”という
意見は間違いで、
普通にパッケージ版も現在でも売れています。

例えば、2023年発売の「ファイナルファンタジー16」は、
初週で33万本のパッケージ版が売れています。
33万人も購入している人がいるのに、
”プレステでパッケージ版を買う奴はいない”みたいな意見は
”いったい何を見ているのか”と、いうことになってしまいます。

もちろん、ダウンロード版を買うユーザーも大勢いますが
パッケージ版も、まだまだプレイステーションにおいても、
一定の需要がある、ということになります。

ファイナルファンタジーだからじゃないの?という人もいると思いますが
2024年1月発売の「龍が如く8」は2機種(PS4とPS5)合計で約17万本、
2023年3月発売の「バイオハザードRE4」も同じ2機種で約17万本など、
どのゲームでも売上が元々高いシリーズは
パッケージ版の売上もそれなりに高いのです。

売上が低いソフトももちろんありますが、
それはダウンロード版が出て来る前から売上の低いソフトはありましたし、
”パッケージ版が売れていない”のではなく、
そもそも”そのソフト自体が売れていない”だけなので、
パッケージ版の売上云々とは関係がありません。

このように大作シリーズの新作が出れば数万~数十万本の売上がある以上、
”プレステのパッケージ版を買う人なんていない”というのは間違いであり、
普通に”そこら中にいる”というのが数字からも見て取れる”事実”となります。

ダウンロード版の売上がほとんど言うのは本当?

これも残念ながら間違いで、
ネット上では8割、9割はダウンロード版だ!みたいな意見も
ありますが、ダウンロード版の売上比率は
プレイステーションにおいてもそこまで高くありません。

ソフトにもよると思いますが、
4割~6割程度が限度になるでしょう。

↑のような”誤解”はいくつか原因がありますが、
(ダウンロード版が売れてるんだ!とただ思い込んでいる人は
 まぁ置いておいて…)
一つは、メーカーが発表する決算資料等の
パッケージ売上とデジタル売上を”そのまま”比較して
勘違いしている人が、多いです。

メーカーの決算資料等で出て来る
パッケージ売上とダウンロード売上の比率は、
”パッケージ版とダウンロード版が両方出ているソフトの売上比率”ではありません。

これをそのまま見てしまうと、確かに
1:9とか2:8とかそういう数字になることもありますが
実際にそういった資料の売上は、
”ダウンロード版しか出ていないソフト”や、
”追加コンテンツ(これはダウンロードの売上の方に加算されます)”などが
含まれた数字になっているため、
そうなれば、パッケージ版との売上比率に大きな差が出るのは当然なのです。

純粋に”パッケージ版とダウンロード版が出ているソフトの売上”に
これをそのまま当てはめてしまうと、
”今はほとんどダウンロード版しか売れてないんだ”という誤解に繋がりますが
実際にはダウンロード売上には前述したような売上も含まれているために
数字が大きく出るようになっています。

そのため、決算資料などのパッケージ・デジタルの売上額から
各ソフトのパッケージ版・ダウンロード版の売上比率を出すことはできません。

資料などでデジタル売上が8割なら、
そこにはダウンロード専用ソフトや追加コンテンツの売上も入っているわけですから
”パッケージとダウンロードの両方が出ているソフトの売上比率は
 実際にはもう少しダウンロードの比率は低い”という考え方をする必要があります。

また、メーカー発表のソフト売上とファミ通などの売上を比較して
”ほら、ダウンロード版はこんなに売れている”という誤解を
する人もいますが、
メーカー発表の売上は”出荷本数”だったりする場合、
”世界での売上”だったりする場合があるので、
ここを見落として勘違いしている人もいます。

実際、ダウンロードとパッケージの両方で発売されているソフトの
売上比率が1:9だったり、2:8だったりすることは
ありませんので注意して下さい。

スポンサーリンク

FF16から考えると…

パッケージ版の売上比率の具体的な数字は分かりませんが、
FF16のケースで見てみると、
ファミ通ランキング(日本国内のパッケージ版の売上)は
約33万本となっていました。
これは、22日~25日の売上となっています。

その一方、メーカーから発表された世界売上は
「300万本」です。
これは日本だけではなく全世界、そしてダウンロード版も含まれた数字で、
約1週間(28日まで)での数字となります。

この数字から考えると
日本国内のパッケージ版の売上が33万本なわけですから、
仮にダウンロード版が8割・9割も売れていると
それだけで”世界売上のほとんどが日本での売上”になってしまいますから
”ダウンロード版は8割も9割も売れていない”ということが
数字からハッキリと分かるかと思います。

海外での売上と、集計期間が世界売上の方が数日長いことを
考えると、やはりダウンロード版の売上は半々程度か、
あるいはそれをちょっと上回る程度と考えるのが
妥当と言えます。

8割~9割も国内売上の比率がダウンロードだとすると、
そもそも先ほど挙げたバイオハザードRE4や龍が如く8も
初週で国内100万本クラスの売上になってしまうため、
”あり得ない”ことです。

これらのことから
プレイステーションにおけるパッケージ版の売上は
”まだまだ高い”ということが言えるのです。

他の機種と比べると?

競合他社のハードと比べると、
任天堂ハードは、よりパッケージ版の需要が根強く、
ファミリー層なども多く取り込めているために
(例えばプレゼントなどもパッケージの方が向いていますよね)
パッケージの売上比率はプレステより高めです。
(スプラトゥーン3やゼルダなどの売上で考えても、
 パッケージ版の比率はかなり高いです)

一方、XBOXに関しては
国内での需要はそれほど高くないことから
パッケージ版が発売されるソフトは非常に少なく、
このことから、ダウンロード版の売上がほとんどになっています。
選択肢がダウンロード版しかなければ
当然その売上比率が高くなるので、
国内においてはXBOXが一番ダウンロードに傾いている
ゲーム機と言うことになります。

まとめ

プレイステーションに限って言えば、
まだまだパッケージ版の売上比率も高く、
ネット上でごく一部言われているような
”プレステのパッケージを買うやつはいない”みたいなことや、
”ダウンロード版の売上比率が8割!”とか、
そういったことはありません。
これらについては間違いですので、注意しましょう。

最終的にはパッケージ版でも、
ダウンロード版でも、自分が欲しいと思うほうを
入手すれば良いので、
自分の好きなように選んでいきましょう。

ゲーム関連記事トップに戻る
他のゲーム関連の話題は↑からご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました