PS5の抽選販売はいつまで続くの?普通にお店に並ぶのはいつ?

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プレイステーション5は発売以降、
1年以上が経過しても、
未だに「抽選販売」が中心になっており、
通常販売がどこのお店でも行われているような
状況には、2021年末現在も一度もなっていません。

中には”いつまで抽選販売が続くのか”と
既にうんざりされているような方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

では、プレイステーション5の抽選販売は
いつまで続くのか、その点を
お話していきたいと思います。

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今のままなら「ずっと」抽選販売

厳しいことを言うようですが
「今のようなやり方」では、
”ずっと”抽選販売でしょう。

抽選販売が終わるのは「PS5が寿命を迎えたとき」
つまり、プレイステーション6などの後継機が
発売されるとき、ということになってしまいます。

発売から1年以上が経過して
ずっとこの状況なわけですから、
少なくとも「何かを変えないと」
ずっとこのままなわけです。


PlayStation 5 (CFI-1100A01)

メーカーが生産数を増やすなり、
生産を妨げている要素(半導体不足など)なりが
変わらないと、今のペースで生産を続けても
転売屋と呼ばれる人たちに買い占められる状況が続き、
大きく、状況が改善することは難しいかと思います。

発売から1年、毎週の販売台数を仕事の関係もあり、
常に見守ってきましたが
残念ながら生産台数に改善やテコ入れといったものは
全く見られず、
今のペースのまま(週間1~2万台程度の販売)では、
永遠に抽選販売は終わらない、というのが現実です。

私は当初、PS5の品薄は長続きしないと考えていました。
と、いうのも、通常、ハードは品薄が続けばメーカーは増産などの
ある程度の対策を取るものですし、
まさか週間1~2万台しか売れないレベルの生産数でずっと1年以上も
改善しない、などとは思いもしなかったためです。

これはある意味、非常に珍しいケースで、
”異常事態”とも言える状態です。
人気ハードが、1~2万程度の売上にしかならないような数しか
生産しない状態を”ずっと続ける”というのは異常事態ですし、
この状況が続けば「PS5は永遠に抽選販売」にしかなりません。

半導体不足など、タイミングが悪かったのは事実ですが、
結果論を言えば「生産数を改善しなければ、ずっと抽選販売」という
状況のハードになってしまった、というのが”現実”です。

生産台数を改善しない限り、抽選販売は終わらない

今のPS5の生産ペースでは、
厳しいようですが「ずっと抽選販売」です。
抽選販売は終わらないでしょう。

逆に、生産台数を増やしていくことができれば、
次第に、ある程度の改善は見込めるかと思います。

競合のニンテンドースイッチも品薄が続き、
抽選販売中心の時期もありましたが、
2021年後半は、改善されており、普通に購入できる時期が
続いていますし、
これまでにも定期的に品薄になったり、
普通に買えるようになったりを繰り返しています。

スイッチの場合は増産を発表したり、
実際に週間売上台数を見ていると、かなりの台数生産(10万台以上
売れている週もあるので、売上=生産数ではないですが
品薄な商品の場合、売上から、ある程度生産台数の傾向も分かります)の
週も多いのですが、PS5が毎週1~2万ばかりです。

5万台作っても売れない、というのであれば、当然
そのゲーム機の人気はそれまで、ということですが、
PS5の場合、少なくとも現在は

”5万台出荷したけど1~2万しか売れない”のではなく
”流通していないから1~2万以上売れるのは不可能”という状態です。

つまり、生産さえすれば売れますし、
生産すれば、品薄は徐々に解消され、次第に抽選販売は終わっていくことになります。

しかし、生産が一向に増える兆候が見られない。
これは、大問題です。

その理由として挙げられているのが「半導体不足」で、
これはPS5自体に非がある要素ではありませんし、
他の多くの業界も影響を受けており、事実として
PS5の生産に打撃を与えています。

この半導体不足は2021年末時点ではまだ続くとされており、
半導体不足が最大の理由であれば、これが解消されない限りは
PS5の生産台数は増えない、と考えられます。
そうなれば、仮に”半導体不足が終わればたくさん生産できる”のだとしても
それまでは抽選販売が続くことが予想されます。

ただし、これは”本当に半導体不足だけが原因なら!”の話です。

例えば半導体不足解消後も
メーカーが毎週1~2万の売上しか出ないレベルにしか
生産しないのであれば「ずっと抽選販売のまま」です。

”半導体不足が解消されれば生産台数を増やす気があるのか”
”それとも別の要因もあって、生産台数は変わらないのか”
この点が、非常に大きな問題で、
もし前者であれば「半導体不足の解消と共に抽選販売も終わっていく」と
考えられますが、
後者の場合は「ずっと抽選販売」という、PS5が欲しい人から
すると、最悪の展開になっていくのです。

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半導体不足解消後に生産台数が増えるかで運命が決まる

生産台数が少ない状況が
半導体不足が大きな原因であれば、
半導体不足の改善と共に、PS5の生産台数も
伸びていくことが予想されます。

そうなれば、少し時間差は生じるとは思いますが
毎週のように生産台数が倍加、あるいはさらに増えれば、
品薄は改善されていくと考えられます。
(実際にニンテンドースイッチも生産数が増えて
時間差で品薄は改善されています)

そうなれば、抽選販売も次第に終わり、
店頭販売が行われるようになるでしょう。

2021年は週間1~2万台の販売が多かったため、
改善するためには最低でもこの2倍ぐらいの生産数は
欲しいところです。

ニンテンドースイッチやPS4など、現行のハードや
過去のゲーム機を見ても、決して週間3~4万台の売上が
出るレベルの生産数は、十分に可能なはずです。

それが半導体不足解消後にできるのであれば、
時間はかかると思いますが、抽選販売はなくなっていきます。

しかし…
”半導体不足解消後”も、ロクに生産数が増えなかった場合は、
「最後までPS5は抽選販売ばかり」の状況になってしまうでしょう。

今の生産台数の場合、2022年も2023年も2024年も、ずっと抽選販売です。
抽選販売が終わるのは「PS6」が出て来てPS5が役目を終える頃に
なってしまうでしょう。

半導体不足が最大の要因と言われていますが
メーカーからの情報発信(生産数云々に関して)が少なく、
また、2021年11月頃から、販売台数が大幅に減ってる
(これは、生産台数が減ってることを意味します)ため、
本当に半導体不足が原因で生産数が低水準な状況続きなのかは、不明です。
(2021年末11月~12月は週間1000台ちょっとの週もあり、
クリスマス前だというのに、異様に生産数が減っています)

このままの状況が続くとどうなる?

このままの状況がもしも続けば、
「PS5専用ソフト」は、少なくとも国内メーカーは
本腰を入れない状態が続き、
ずっと、PS4との同時発売や、スイッチでの発売が
続くことになるでしょう。

ソフトメーカーは慈善事業ではありませんから
”ソフトが売れないハード独占の新作”など作りません。

海外では状況が違うため
「海外メーカーのPS5専用ソフト」はある程度増えても
「国内メーカーのPS5専用ソフト」はいつまでも増えず、
PS5はそのまま、失敗に終わる…というのが、
厳しい現実になります。

ただ、生産数の改善が行われれば、まだ見込みはあります。

とにかく「生産数を改善できるか」
この1点が、PS5最大の課題です。

まとめ

PS5の抽選販売は、
半導体不足解消後に次第に解消されていくと
考えられます。
順調にいけば2023年あたりからはある程度改善するのではないでしょうか。

しかし、半導体不足が長引いたり、
別の要因で半導体不足解消後も
メーカーが生産台数を今の水準のまま続けるのであれば
残念ながら「ずっと抽選販売」のハードとなり、
PS5自体がゲーム史の中で厳しい結果に終わる
ハードになってしまいます。

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