PS5はどっちが売れている?通常版とデジタルエディションの売上は?

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プレイステーション5には
発売当初から大きく分けて2つのモデルが
展開されており
「通常版」と「デジタルエディション」が
存在しています。

今後、噂されている薄型だとかPROだとか
そういったものが出て来ることはあると思いますが
”通常版”と”デジタルエディション”の2つに限って
お話した場合、どちらの方が売れているのか。
この点について解説していきます。

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そもそも何が違うの?

そもそも通常版とデジタルエディションでは
何が違うのか。

これは、大きな違いとしては
”価格”と”ディスクドライブの有無”となり、
デジタルエディションにはディスクドライブが
存在しないために、
パッケージ版のソフトを遊ぶことが出来ず、
全部、ダウンロード版を購入して遊ぶことになります。

また、PS4のディスクを持っている場合
デジタルエディションを購入してしまうと、
PS4のソフトを遊んだり、PS5版へのアップグレードが
出来なくなってしまいますので、その点は注意が必要です。
もちろん、ブルーレイなどのディスクも再生できません。

その代わりに、価格としては約1万円の差があり、
デジタルエディションの方が定価自体は安価になっている、
というものになります。

では、この2つはどちらの方が売れているのでしょうか。

売り上げを見れば圧倒的に「通常」モデルが売れている

売上という現実のデータでお話をするのであれば
圧倒的に「通常モデル」の方が売れており、
その差は歴然です。

2023年7月中旬時点での国内累計売上は
通常モデルのほうが、340万5586台
デジタルエディションのほうは、54万1208台となっており
(※データはファミ通調べ)
5倍以上の差がついていることになります。

そのため”PS5の所有者の大多数は通常モデル”ということになります。

現在でも、毎週の週間販売台数では
10倍以上の差がついているケースもあり
”デジタルエディション”が”通常版”の売上を超える週は
基本的にはありません。

そのため、新しいモデルが出ない限り、
この先も通常モデルとデジタルエディションの売上の差は
さらに広がっていくものと考えられます。

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ディスクドライブなしは不便

ここまで差がついている理由の最大の要因は
やはり”ディスクドライブがないと不便”ということになるでしょう。

パッケージ版が遊べない、と言う点に関しては
最近はダウンロード版しか買わない人もいるとは言え、
やはりパッケージ版を買う人もいますし
”全く遊ばないのか?”と言われると”そう”と断言できる人は
あまり多くはないでしょう。

加えて、PS4ソフトをディスクで持っている場合、
デジタルエディションを買ってしまうと、PS5でそれを遊ぶことは出来ず、
PS5版へのアップグレードも当然できなくなりますし、
ブルーレイなどで映画を見ようとしても、
やはり、デジタルエディションでは再生できません。

そのため、単に”この先ダウンロード版しか買わないから
デジタルエディションでいい”と言うことにはならず、
”ディスクが常に使えない状態”というのは
なかなか不便である、ということは一つの事実と言えるでしょう。

そもそも生産が通常モデルより少ない

そもそもの話、デジタルエディションの方が
通常モデルよりも生産・出荷数は少なく、
出荷が少なければ当然売上が低いのも、当たり前の話です。

ただ、これに関しては
”需要があれば出荷を増やす”のが当然なので、
メーカー側としても
現状では「通常版」>「デジタルエディション」の需要であると、
そういう風に認識していると考えられ、
”生産を増やしたから通常版を越える売上になる”ということではありません

メーカーも市場の需要をある程度予測して
生産しているはずですから、
やはり”デジタルエディションの方が需要がない”と判断しているからこそ
通常版の方が多く出荷されているのでしょう。

ディスクドライブが無くても”高い”

デジタルエディションが普及しにくい理由の一つが
ディスクドライブがないのに”高い”ということでしょう。

通常モデルは約6万円、デジタルエディションは約5万円と、
確かに1万円の価格差はありますが
ゲーム機としては”それでも高い”というのは紛れもない事実であり、
競合機のニンテンドースイッチはもちろん、
XBOXSeries相手でも、XBOXSeriesの低価格モデル「Series S」と
比較しても高額な本体になっています。

スペックを見たり、ゲーミングPCと比較すればそう驚く価格では
ないとは言え
一般的に”ゲーム機で5万は高すぎ”と感じる人は多いのです。

そういった意味では”価格が高くて買えない・買わない”人の需要を
取り込むことが出来ておらず、
廉価モデルとしては価格的に”中途半端”になってしまっている、
ということも要因の一つと言えます。

3万~4万程度であればもう少し展開も違った可能性は高いです。

まとめ

プレイステーション5の通常版とデジタルエディションでは
通常版の方が大差をつけて売れています。

時折、デジタルエディションがあるからパッケージ版の需要は
他機種と比べても低い!というような話も見かけますが
実際、デジタルエディションと通常版の比率は5:5などではなく
圧倒的な差がついているので、
まだまだパッケージにも一定の需要はあるということでしょう。

もう少し価格差をつけることができていれば、
デジタルエディションと通常版の比率も、もう少し
違っていたかもしれませんね。

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